【感想・ネタバレ】男読み 源氏物語のレビュー

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Posted by ブクログ

視点が新鮮なせいだろう、とてもおもしろかった。

「一見恋愛物語の形を取りながら、……じっと目を凝らしてみると……騙し絵のようなたくさんのストーリーが透けて見えてくる」と、独特の切り口から源氏物語を分析している。

まず、こういうふうにも読めるのかという驚きがあり、なるほどなあと納得できる。さまざまな刺激を受けた。雑誌掲載がきっかけで生まれた本らしく、読みやすい。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

「男読み」という言葉に引っ張られて途中まで著者が男性かと思っていた。本書も、当時の時代背景を踏まえた上での読み取り。字が小さめなせいか、ちょっと読むのに疲れたな。「恋は想いをたくさん傾けた側が分が悪い」って現代でも通じる考え方。まんま、「かぐや様は告らせたい」じゃないか。

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2019年05月04日

Posted by ブクログ

『源氏物語』に登場する人びとの人物像を、親しみやすい文章で紹介した入門書です。

本書は、「できる男の処世術」と題された第一部と、「幸せを掴むための女の心得」と題された第二部で構成されています。第一部では、光源氏という稀代の「色好み」の生き様が語られ、第二部では、その源氏と恋の駆け引きを演じた女性たちの姿が生き生きと描き出されています。

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2015年06月25日

Posted by ブクログ

繰り返し用いられるモチーフ。
人を変えて続いて行くエピソード。
その人の上で起こったであろう可能性を別の人物でさらに展開する。
密通する女の描かれ方の変化は確かに面白い。

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2012年05月06日

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