【感想・ネタバレ】大人はわかってくれない～カウンセリングに通う少女たち～のレビュー

梶原千遠

「摂食障害」「リストカット」「パニック障害」……、十代の少女たちが悩みを行動で訴えるとき、誰かにわかってほしいと願う心の叫びが隠されている。本書は、臨床心理士の著者のもとへカウンセリングに訪れる少女たちの不安定な心が、触れ合いを通して次第に解きほぐされていく過程を追った、大人への旅立ちまでの記録である。

[ブクログ · ★★★★☆]

若者の心のリアルなんだろうなと思う。
こういう子達どんどん増えている気がする。

外に答えを求めてしまうけど、家族関係、生育歴がとても大切だと思う。
そこらへんはカウンセラーも介入できなくてもどかしいんだろうと思う。

その子だけ（＋カウンセラー）で解決するってめちゃくちゃ難しいと思う。