【感想・ネタバレ】PMBOKはじめの一歩 スッキリわかるプロジェクトマネジメントの基本のレビュー

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Posted by ブクログ

タイトルの通りな書籍でした。
最初にケーススタディを用いながらPMBOKの大まかな内容を説明し、その後にPMBOKの概要を順に説明していきます。PMBOKの背景や第6版と第7版の違い、P2M等の説明もあり、これ一冊で網羅的に学べるのではないでしょうか。

ところどころに差し込まれる著者らのコメントがやけにしみじみとしているのもポイントです笑。色々ご経験されたんだなと思います。

プロジェクトマネジメントを学びたい人にもそうですが、PMBOKを知りたい人に向けて、最初の一歩になりうる本でした。ただ、他にPMBOK本を読んだことがあるなら、この本から新しく得られるものは少ないかもしれません。

学び
・PMBOKとP2Mの違いや、各体系の資格について

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2024年05月06日

Posted by ブクログ

PMBOKが分かりやすく紐解かれている。身近な事例を使って、プロジェクトマネジメントの要素を説明しているので、初めて勉強するのにとっつきやすく、改めて初心に戻って勉強になった。

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2022年12月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

プロマネ本
講釈から入らず,複数の事例と解説でプロマネとはなんぞやを理解させてくれる.いい本.

IPAのプロマネ試験対策本のつまらなさに挫折したことがある自分のような人に特にお勧めできる.
プロマネのとっつきにくさを緩和できた.


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PMBOK
10の知識エリア、5つのプロセス群

立ち上げ、計画、執行、監視・コントロール、終結

統合、スコープ、スケジュール、コスト、品質、資源、コミュニケーション、リスク、調達、ステークホルダー

→計画フェーズと監視・コントロールではほぼ全部の知識エリアで稼働が発生。
→提案と生産中のプロマネが肝要ということか



立ち上げ・計画
→自分であれこれ悩むくらいなら、ニーズや要求事項を知っている当事者に聞いてしまう。
→全部を細かく決めるのは無理。大枠から落としていく。


夢工学
汗と涙と血を流す
→努力し、失敗を乗り越え、リスクに挑む

ステークホルダーの洗い出しと思いやポジションを列挙


なぜ、何を(whyとwhat)が曖昧でどうやって(how )が先走るプロジェクトは目的との不整合が起きがち
→AIを使ってなんかするぞー!的なプロジェクト

チームの一人一人が自分のすべき役割を自覚して自発的に行動することが大切
→ステークホルダーの整理においては「期待する役割」もあったほうがいいな


コストの見積もり方法
・タスクを積み上げるボトルアップ方式
・過去事例から引用する類推見積もり
 (特性を抑えるやり方、数式に落とすやり方 )
・3点見積 (楽観、普通、悲観 )

PMBOKにおけるプロジェクトに遅れが生じたときに巻き取る方法。
クラッシング
→要因や工数の増加による巻き取り

ファスト・トラッキング 
→他タスクを先行・平行実施

品質→当たり前品質、魅力的品質

プロジェクトが終わったら振り返り会
QCDは満たせたか
次回への教訓は何か

バッファはタスクごとに持たせるか,PJ全体として持たせるか

対処と対策の違い
対処療法,根治療法

予防策と発生時対策

RACI
R 実行責任
A 説明責任=承認者
C 協業先(双方向)
I 報告先(一方向)

優れたプロマネは相手に応じてマネジメント方法を使い分ける
放任&フォロー or 細かく指示
動機付け・本人に考えさせる or ステップを説明

制約条件:プロマネではコントロールできない条件
(〜〜でないといけない)
前提条件:プロジェクトを進める上でプロマネやメンバーが事前決定した仮定条件
(〜〜だったらできる)

コミュニケーションチャネル数
n(n-1)/2
十人のプロジェクト= 45のチャネル

プロジェクトマネジメント計画書
PJの実行,監視・コントロール,終結方法を記述した文書
=PDCAの回し方と終了条件

プロジェクト憲章:
プロジェクトの開始を宣言する.この文書をもとにプロジェクト開始の認可を受ける.

WBSでは「何をやらないか」も書いておくことが重要

タックマンモデル
形成期,混乱期,安定期,昨日機,解散期

機能*情報のCRUD図


YWT法:
・やったこと
・わかったこと
・次にやること

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2022年12月18日

Posted by ブクログ

PMBOKブックと似たようなデザインだが、「公式」というわけではない。が、デザインもまとまっており、読みやすく入門書としては最適ではないかと感じた。内容はライトでリアリスティックさは皆無だが、プロジェクトマネジメントを特に資格取得を目指して勉強されたい方にはよい本なのではないかと感じた。

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2022年09月03日

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