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2050年の地球を予測する ─科学でわかる環境の未来。伊勢 武史先生の著書。伝染病の拡大や異常気象の発生は地球環境悪化の前触れかもしれない。このまま環境問題が解決されなかったら2050年の地球はどうなってしまうのでしょう。大気汚染に海洋汚染に森林破壊。大気汚染に海洋汚染に森林破壊が日々起きている現実から目を背けても事態は悪化するだけ。一人一人が地球環境問題に真剣に取り組む姿勢が求められている。私利私欲は捨てないと2050年の地球は悲劇しかないかもしれないから。
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生物学者の著者が中高生向けに環境問題を科学的視点で解説したもの。現状を概観するのによい。注目すべきなのは現実主義的な環境問題対策を説いているところ。糾弾するだけでは問題解決にはならず、価値観の異なる人々にも利益をもたらす活動であると考えさせなくてはならないという。若者には知らせておく考え方だろう。
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科学的な視点から環境問題について述べていたのがよかった。
環境問題は人間の利己的な感情で生じたものだが、改善していくと言う意味では、感情論では解決できない問題もあるよなぁと思った。
科学的な視点から環境問題を考えるということが今の世代には必要なのでは。
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生命は利己的。
人間も利己的。
自分のものであれば、先々のことを考えて使う。
共有地は、そうはいかない。
我先にと使わなければ損をしてしまう。
環境問題は、まさにこれ。
解決するためには、禁止するだけでなく、
メリットを与え、行動に移してもらうことが大事。
これがナッジ。
環境問題は、正義を振り翳しても解決しない。
落とし所をさぐっていくしかない。
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個人的には既知の内容だったので目新しい学びは少なかったが、言っていることは正しいと思う。
環境問題に対する若年層向けの入門書としては良書だと感じた。
しかしタイトルがキャッチー過ぎるな。
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本書は、学生の学びに役立つ内容や、大人の学び直しに対応した「ちくまプリマー新書」の393。そうしたシリーズであるだけに、現在地球が抱える諸問題を、これからの人生の生き方と合わせて説いていく構成となっている。環境問題、公害、生物、地球温暖化、未来予測の5つの章に加えて、最後の6章では「幻想を捨てて学ぼう」とまとめている。年齢を問わずわかりやすく近未来を俯瞰するのに適した手引書と言える。
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環境問題への取り組み方、考え方を提示していく。
とても分かりやすい。ただし正解があるわけではない。
これは、その通りなんだろうけど間に合うかな?
人間の根源的な罪深さが解消されることはないだろうから、変化した環境の下で、どうやって生存していくかが、鍵になるんだろうな。