あらすじ
すぐ「海外では~」と言い出す人に使えるインテリ悪口「鹿鳴館精神を身につけてる」、憶えた言葉をすぐ使いたがる人用のインテリ悪口「ボキャブラリーをスタックで管理してるのかよ」・・・・・・等々、知性とユーモアが宿れば悪口は断然面白くなる。イラッときたときやモヤモヤしたときに使って、ディスりたい気持ちを教養に変える!
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Posted by ブクログ
悪口の切り口が面白い。
いつかは使ってみたいフレーズも、肝心なのとき出てこなさそうなので、私はまだまだ教養が足りていない。
何回も読み返して、とっさにインテリ悪口のフレーズが出てくるように、練習しておこうと思う。
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すぐ使いたくなる面白い悪口がたくさんあって、ボキャブラリーをスタックで管理している私からすると素晴らしい本だった!という感想しか出てこない!!!
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教養ある人にしか理解出来ないワードを散りばめた高度な悪口を収録。表紙にある言葉の意味を初見で分かる人はまずいないだろう。知的なユーモアを得たい人はぜひ。ラフレシアの生態をもとにした「世界で1番大きな花だね!」という悪口が1番気に入りました。
Posted by ブクログ
常々,インターネットの単純な悪口に辟易していた。例えば,野球に関するツイート(ポストか?)では「無能」だの「監督は辞任しろ」だの,政治家の不祥事に「国賊」だの「コイツに投票した奴は恥をしれ」だの……こんな投稿で溢れ返っている。
このような投稿は,自分に向けられているモノでなくても目に入るだけで不快になるものだ。私なぞは,「これを言われている人にも親がいて,家族がいて,友人がいるんだよな……。言い過ぎじゃね?」と思いを馳せてしまう。(決して「道徳貯金が赤字」→本著P.129 な訳ではない。)
直接的な悪口は,言われた人間だけでなく聞いている方も不快なものだと思う。しかし,もしその悪口がウィットに富んでいればどうだろう。しかも,それが分かる人には分かるモノであったなら。
なんだか,許せてしまう気がする。
というわけで,世のインターネット民,とりわけ常に何かに怒っているX民は,ぜひこの本を読んで悪口の語彙を豊富にしてもらいたい。それだけで,インターネットの世界は少し平和になると思うから(笑)
Posted by ブクログ
表紙から分かるようにおふざけ本である。が、内容に関しては毎回唸らされる見知らぬ言葉や概念が出てきて蘊蓄本として読んでも面白いのではなかろうか。勧めてしまうと性格の悪さが露見してしまうことが唯一の欠点だが、抵抗がなければ是非一読してみてほしい。ただし伝わらずに場が白けた場合は自己責任で。
Posted by ブクログ
ゆる言語学ラジオの薀蓄回も大好きなのでドはまり。読み終わるのが勿体なくてしばらく放置していたが、月末最終日を乗り切ったご褒美に読み切った。
悪口や愚痴を言うそのエネルギーを、普通に勉強しても覚えられない歴史上の出来事を覚えることに使えて、マイナスの感情もプラスの気持ちに移行できて、なんて建設的なんだ。(ゆる言語学ラジオに毒されている?)
▼自虐ネタ含め職場で使いたい
植物だったらゲノム解析されてる
オーストラリアでイノベーション特許が取れる
パリティビットが意味をなさない品質
ボキャブラリーをスタックで管理している
コーカサスバイソン
弥子瑕と霊公
▼雑談で使いたい
レディ・マクベス効果でそろそろ手を洗いたくなってくる
アリストテレスの講義の冒頭
プロールの餌
mp3が定着したのは君のお陰
世界で一番大きな花
オイフォーリオンが飛んだ
マダラヒタキのオス
あとは内容をちゃんと覚えて堀本氏のように流暢に話せるようになるだけだ…がそれが一番難しい。
Posted by ブクログ
好きなYouTuberの著書です。
彼の話の切り口が面白いと思っているので、この本も良かったです。彼の声で聴いているように読めました。
個人的に1番良かったのは悪口のタイトルではなく「暴君ハバネロ」の元ネタがローマ皇帝のネロであったことを本書で気付かされたこと。 全く考えた事もなかった自分を恥じました…
Posted by ブクログ
理系の知識も文学や歴史の知識も付けながら
悪口の言い方がわかる本!
ちょっと長すぎて覚えられないし
職場や友人との会話の中で使ったら
「は?」って思われること間違いないので
学んだ知識を披露することはないだろうが
心の中で唱えておくことにする。(笑)
Posted by ブクログ
3.8点
下ネタも知性感じる方がいいよね
簡単な悪口で切り捨てられるほどの(構う必要のない)ことに対して、ウィットに富んだ知性の切り口で面白がるというもの。
こういったセンスのある捉え方ができる人は面白いよね。
内容的には面白く読めたが正直日常で使えるほどまでには全然なっていない笑
ただ、こういった視点を持つことが出来ると、今後の生活の厚みが多少なりとも増す気がする。
以下気になった内容のメモ。
論駁
相手の論理が間違っていると攻撃する
論理療法で論駁される考え方、イラショナルビリーフ不合理な信念
全ての人に好かれなければならない
あなたも嫌いな人いるでしょ?
酒が強い
汚いところに先祖がいた
狩猟民族は移動し続けるため、糞尿で川が汚れない
農耕民族は定住するため、衛生環境が悪化し水が汚染される。その結果安全な酒を飲むようになる。
掠れ文字モード
人は脊髄反射で即答したがる。それにより簡単なことでも間違って捉える。
掠れた文字で書かれた文章にすれば注意深く読むことになり、正しく内容を理解することができる。
ただ、掠れに慣れたら同じことにならないか?
Posted by ブクログ
普通に笑った。やっぱユーモアよな。ユーモアあれば戦争起きないもん。だって。
ジョージおーうウェルの1984、忌野清志郎の瀕死の双六問屋、ゲーテのファウスト(人類最高傑作)はすぐ読みたくなった。
Posted by ブクログ
家族への誕生日プレゼントとして買ったが渡す前に、念の為読んだ。
著者さんは、とても幅広い分野から、多くの知識を得て「教養悪口」を誕生させたのだ。恥ずかしながら知っていたエピソードは一つもなかった。彼の読書量は、凡人の私には想像がつかない。
「悪口」と聞くと、強い意味に感じるが、こちらに書かれているディスり方は
もはや、悪口ではない。しかも、言った本人は本書にもある通り、溜飲を下げることもできる。実は自分、己の誕生日が来た時に、「もう悪口は言わない」と自分に約束した。(今まで言ってたのかよ)しかし、こういう手法なら・・と思える。
著者さんにはかなわないが、私なりに「教養悪口」のネタを探してみようかと思った。
この本を渡される本人は楽しんでくれるかどうかはわからないが、私が面白かったからまあいっか。
Posted by ブクログ
こちらも「さらばのこの本ダレが書いとんねん!」で紹介されていたので拝読。反知性主義者に焚書されそうなシニカルさ満載の内容で滅茶苦茶面白い。会社でネルソン提督ですね、な上司が結構いるので結構使えるが、全般的にフレーズ自体が長いものが多かったのが残念。一言で切って捨てるような教養漂うキラーワーズが溢れていると評価:5にしたと思う。
Posted by ブクログ
著者の知性とユーモアとブラックさ(笑)を感じた。実際に使うのは難易度が高いが、様々なジャンルの雑学を横断的に学べると思う。「シャーデンフロイデ」が印象に残った。
Posted by ブクログ
悪口をおもしろいものに変換して楽しむユーモア本。巷にあふれるバカだのシネなどと言った、触れるだけで不快になる悪口が、知性とユーモアを混ぜ込むことで、笑い飛ばせるし、会話が楽しくなると言うもの。
何かをバカしたくなったら、本書のインテリ悪口を活用くださいという触れ込みなので、こんなんどうやって使うねんってツッコミを入れたくなる。使いこなせるほど理解できないうんちくや、覚えられない難解な文言ばかり!
がしかし!私は結構楽しめました♪なんでしょう、感心しながら読む感じ。うまいこと言うなっとか。確かに、こんな会話が成立するのであれば、世界は平和になる!
この本は悪口に振り切っているけれど、要は教養や表現力を磨くことの重要性を、別視点で実感することができた。
1冊を一気に読むと言うよりは、何かの合間の息抜きに、少しずつ楽しみたい本かも。
Posted by ブクログ
面白かった。ゆる言語学ラジオの堀元さんが著者だと思って読むとより一層イメージが湧いて面白く感じた。
•ペリクレス戦略ですね!
•アナニアとサッピラかよ
•コーカサスバイソンじゃん
•ネルソン提督のようですね
•アリストテレスの講義の冒頭みたいだ
•ボキャブラリーをスタックで管理してるのかよ
•ナポレオンっぽいね〜
がお気に入り。
Posted by ブクログ
この本を読んで「よし、ここに書かれてる悪口を今度使ってみよう」とは決してならない。ならない方がいい。確実に友人を失くす。
例えば、会話してていきなり「最終的に石になる感じですね」って言われてもポカーンってされるだろうし、その背景を説明したりすれば「何こいつキモ」とウザがられるのがオチだ。そんな実用性皆無な悪口ばかり。(勿論著者は確信的にやっている)
でもそれを承知で使ってみたいウィットに富んだ悪口ばかりだったなぁ。
お気に入りは幾つもあるけど、特に印象に残ったのは『コーカサスバイソン』(特定の上司のお陰で生き残ってる人のたとえ)で、自分自身がそうだという自覚があるから。自戒の念を込めてこれは覚えておこう。ちなみに戦国武将の宇喜多秀家は大した実績もないのに秀吉に気に入られて重役に就けられて周りから反感を買ったらしいので、この悪口の類義語として『宇喜多秀家みたい』が成り立つと思う。「何こいつキモ」と思われようが一度使ってみたい。
あと「マダラヒタキのオスみたい」これは妻の妊娠中に浮気する不届き者な夫を指して言う悪口。つい先日知人からそういう男の話を聞いたので、もしこの本を先に読めてたら使ってみたかったなと思った。
Posted by ブクログ
ゆる言語学ラジオ好き故読んでみました。
「言い得て妙〜」ってなる悪口は案外多くなかったけど、堀元さんが本をたくさん読んでいて、いろんなことを考えている人だということを再認識しました。
多くない中でも、気に入って使っていこうと思っている(というか密かに使っている)のが「ペリクレス戦略」。これは日本の職場では掃いて捨てるほど見かけると思うので、皆さまもぜひ!と言いたい。
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単純な悪口は好きではないけれど毒吐くのは見てて面白いと思うタイプなので楽しめた。じぶんだったらどういう時に使うかな〜と考えながら読むのが良さそう。
個人的にはかすれた文字モードの実装が待たれますねと、植物だったらゲノム解析されてそうですねは使う機会が多そう&使いたい笑
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2025年3月12日、渋谷 スクランブル交差点近くの大盛堂書店にあった。こんなのリアルに口にしたら返って人でなしになる。けど、切り込み方は面白い。大盛堂書店START
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ゆる言語ラジオの堀元さんによる、ウィットに富み、蘊蓄満載の悪口例文集。
面白かったが、使いこなすのはなかなか難しいかも。まだまだ勉強が足りないことを実感
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読むの途中でやめちゃいました!
面白くないとかではなくて、こういう言葉使ったら、知的な印象を与えるかもしれないけれど、不快感を与えそうかなと…
こういう会話を楽しめる人となら良さそうです!
Posted by ブクログ
ゆる言語ラジオで紹介があったので読んでみた。
ゆる言語ラジオで水野さんが言うように、悪口としての面白さだけではなく、歴史や科学の雑学、小ネタとしても非常に面白い。
まぁ実際に使えるかどうかは別として、サイレント悪口だったり、冒頭にあるように、うちわで明るく盛り上がる分にはすごく楽しそう。
Posted by ブクログ
ものは言い様、ユーモアは大事。ってことよね。とりあえず筆者がかなり小難しい本をたくさん読んでいるのだなというところに脱帽した。例えに出てくる論理学や君主論などのちょっとしたエピソードがむしろ面白くてそっちを読んでみたくなった。
Posted by ブクログ
悪口はともかく、著者が色んな本を読んでるなあ、と思った。ジャンルも結構多岐わたるので、どうやって読む本を選んでいるのかが気になった。
自分は日頃からなんとなく本を読むことが多いのだが、こういったお気に入りのフレーズを探しながら読む、というのも楽しいかもしれない。
Posted by ブクログ
前回読んだ堀元見さん著「ビジネス書ベストセラー100冊読んで分かった成功の黄金律」がまーまー面白かったのでよんでみたのですが、う~ん、使えない。。。この本に掲載されている返し(悪口)をされた人は1,000人中、999人は「ポカーン( ゚д゚)」とする筈。表紙に3文載っていますが、何の事だか見当付きませんよね?終始こんな感じです。