あらすじ
私は福岡でクリニックを開業している眼科医ですが、ここ数年、目の痛みや視力低下を訴える患者さんが急増していると実感しています。
目の不調を訴えて来院される患者さんに体の症状をお聞きすると、目の症状だけでなく頭痛や倦怠感など様々な症状がある事に気づかされました。そして、皆さんに共通していたのが、「目の長時間の酷使」でした。
これを読まれているあなたも毎日毎日、スマホやパソコンなどで目を酷使していませんか? いたるところに視覚情報があふれている現代は、目にとって非常にきびしい環境であるといえます。
さて、ここからが大切なところです。
目の不調を解消するために、目をぐるぐる動かすトレーニングをしてみたり、眼鏡をあえて使わずに裸眼で過ごしてみたり、あの手この手を試していませんか? 一生懸命手を尽くしてもなかなか症状が治まらないという方も多いと思います。
実は、それらは逆効果なのです。目に良いと思って一生懸命していることが、逆に目に負荷をかけることになっています。
目にとって一番いいのは、「何もしないこと」です。とにかく目を休めればそれだけで充分です。
私がおすすめしたいのが、ふとした瞬間に「5秒、目を閉じる」こと。
ずぼらに目を休めることで、目と体と心の3つが整って快適な日々を送ることにもつながりますよ。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「完璧にやらなきゃ」を手放させてくれた、最高の“何もしない”ケア本
概要・あらすじ
眼科専門医の大原千佳先生が提案する、「頑張らない」目のケア本。
「目をよくする」「眼精疲労を防ぐ」と聞くと、特別なトレーニングや毎日のマッサージを思い浮かべがちですが、本書が推奨するのは驚くほどシンプルな方法です。
あえて目を使わない時間を作ること(=目を閉じる)
1日のうち数秒〜1分でもまぶたを閉じるだけで、ピントを合わせ続けて疲弊した目の筋肉が休まる
目だけでなく、自律神経や脳の疲労まで和らぐ
「ずぼら」であることこそが、現代人の目にとって一番の薬になるという新しい視点を教えてくれる一冊です。
読書メモ・レビュー
こういった「行動を促すタイプ」の本を読むと、どうしても完璧主義が出てしまい、「毎日ちゃんと実践しなきゃ……」と自分でハードルを上げてしまいがちでした。
ですが、この『ずぼら』というタイトルに惹かれて手に取ってみたところ、良い意味で肩の力がフッと抜けました。
実際に試してみて、自分の生活にはこんな素敵な変化が生まれています。
お風呂での読書を「目を閉じる時間」に変更
以前はお風呂でも本を読んでいましたが、「目を癒やす時間」として目を閉じて過ごすようにしました。
マッサージやツボ押しのような努力ではなく、ただ目を閉じるだけ。瞑想をしているときのような静けさがあり、とても自然に続けられています。
サブスク動画の「CM中」を休憩タイムに
CMが流れている数秒〜数十秒間を「目を閉じるチャンス」に設定。
画面を見つめ続けず、サッと目を閉じる習慣ができました。
おすすめポイント(こんな人におすすめ!)
「何もしない」ということは、実はとても贅沢で効果的なケアなんだと実感できます。
頑張るケアやトレーニングが長続きしない人
ケア方法を覚えること自体がストレスになってしまう人
ついつい真面目に考えすぎて疲れやすい人
「何もしなくていいんだ」「ただ目を閉じればいいんだ」と思わせてくれる本書のメッセージは、毎日忙しく頑張る私たちの心まで軽やかにしてくれます。
目の疲れを感じているけれど、面倒なケアは続かないという方に、ぜひ読んでみてほしいおすすめの本です!