【感想・ネタバレ】日本経済読本（第２２版）のレビュー

大守隆

テレワーク、SDGsなどの最新動向もわかりやすく解説！
歴史・制度・事実・理論を組み合わせて経済を理解できるロングセラーテキスト
待望の改訂版 累計39万部！

日本経済の歩み、経済政策、財政政策、金融政策、地方経済、日本企業、労働市場、家計、社会保障、国際収支、資源エネルギー、環境問題、世界経済など幅広く解説

[ブクログ · ★★★☆☆]

1950年から3年に一回のペースで改訂されてきているという、なかなかに読み応えのある本。今回の第２２版は2021年9月初めまでの情報が盛り込まれており、新型コロナに関する記述も含まれる。

経済ニュースの教科書といった感じで、この一冊をしっかり読み込めば大抵のニュースの背景が理解できそうだ。それにしても、はしがきで述べられている通り、3年の間、どころか半年の間でも社会は大きく変化しており、ベースとなる知識(特に過去から繋がる事柄)を押さえつつも、常に新しいニュースに頭を更新していかなければならないほど、変化のスピードは速い。