感情タグBEST3
Posted by ブクログ
始まり方も、ストーリーも先を急がせる感じ。
結論にたどりつくまでが長いような気もするけど。でも読み終わったときはなんかすっきりした気持ちになった。
Posted by ブクログ
40歳を前に子供を生むと決心した主人公。その周りの人を巻き込みながらも子供が出来るまでを描いたストーリー。結構為になりました。特に子宮ガンについてリアルに書かれていたので読む価値ありです。
Posted by ブクログ
40歳前後の女性が、妊娠について向き合って考える、
とてもいい内容の小説でした。
エピソードの描かれ方がとても丁寧で、
ひとつひとつが印象的なので、
ずいぶんわかりやすくて親切だなと感じました。
前職がTVディレクターだったと知って納得しました。
薄っぺらい単純さではなくて、深い難しいテーマを
噛み砕いて、わかりやすくわかりやすく。
Posted by ブクログ
1つの物語として、よかったと思う。
新しい女の生き方、それが許される環境。
現実には難しいんだろうけど。
それを、子供に語らせているところがいいと思う◎
どんな環境でも、愛されていれば子供はちゃんと育つんだな、と思った。
めずらしく、電車以外で本を読んでしまった!ということを考えると面白かったんだね、きっと。
ただ、言葉遣いとか文章の流れとかが…。
ちょっとつっこみたくなる部分がありました。
(2006.01)
Posted by ブクログ
40歳を前にした女性二人、料理アシスタントの美園とカメラマンの今日子の恋愛と生活を描いた作品。二人とも不倫関係の恋愛を継続中で、それでいて結婚を望まない。
子供が欲しいと思って父親になってくれる人を探すが……。
恋愛や家族や出産は形じゃない……と思う。
と言っても、実際にはこの二人が一番形にこだわっているんじゃないかなぁとも感じました。
生まれてきた子供の目線で最初と最後に描かれていますが、これが実に良い感じ。今日子さんが撮った映像を見ているこの子が、自分自身を卑下することもなく背伸びすることもなく素敵な少年に描かれています。
この家族の「形」が未来の家族の形……なんて言葉は言いすぎ。やっぱり「形じゃない」ことを描いた良作だと思います。
Posted by ブクログ
はじめ登場人物たちと主人公の関係に『???』でした。でも読み進んでいくうちにあぁ!と思って最後には自分なりに理解できたと思います。でもわたしにはちょっと早かったかな…衝撃的でした。
Posted by ブクログ
女として、このまま出産を経験せずに人生を終えていいのだろうか? シングルマザーになることを決意した39歳の美園と友人今日子の生き方を15歳になった息子が描く。
Posted by ブクログ
可愛い表紙と『未婚39歳、子供を産みたい』がテーマなので興味深々で読みました。
結果はう〜ん…テーマの割に内容が軽い?父親探し、子供が出来るまでのプロセスに焦点があってるからかな。面白いとはいえないかも…
女ひとりでもちゃんとひとりで育てていけるだけの仕事(収入)がある人たちの話なので、収入がないとやっぱそんなことも考えられないってことでしょう?
結婚を維持していくのも大変、不倫だと子供を持つのが難題(そんな甲斐性のある男はなかなかいない)、ひとりで産んで支えてくれる人たちと子供を育てて行くのがベストだとしても、やはり経済力は必要なわけで。
ただ子供(僕)の視点から淡々と語られる複雑な家庭環境には納得。子供ってそんなものよね。まわりの大人がどんなに色眼鏡で見ようとも本人は生まれてからこの方ずっとそうなので本人にとってはこれが普通なんだもーん。
私もどんな状況下でも生まれてくる命は祝福されて欲しいと思う。なのにニュースでは毎週のようの虐待死の報道が…どうなの、日本