あらすじ
技術の無駄遣い!?
日常の些細な出来事を
データサイエンスを駆使して
「まじめに」分析
【本書の概要】
ITmedia NEWS で大人気の連載記事
『データサイエンスな日常』をもとにした書籍です。
「飲み会での孤立」「LINEの既読スルー」「満員電車での立ち振る舞い」。
日常生活で気になるテーマを著者の持つ独特の視点で分析。
読み物としてもデータ分析の学習本としても楽しめます。
【本書の対象読者】
・データやテクノロジー、デバイスを用いたテック系の読み物に興味のある方
・データ分析、アプリケーション開発に興味のある方
【本書の目次】
PROLOGUE それはコミュニケーションの問題ではなくデータサイエンスの問題
PART 1 家の孤独に立ち向かう
CHAPTER1 LINEの既読スルーにランダムフォレストで立ち向かう
CHAPTER2 多面的な自分と向き合うためのチャットボット
CHAPTER3 電子デバイスを駆使して強制的に感情移入できる漫画を作る
CHAPTER4 在宅ワークの孤独に対抗してプロジェクションマッピングで“バーチャル職場”を作り出す
PARTT 2 街の孤独に立ち向かう
CHAPTER5 「休日に会社の同僚と遭遇しないための動き方」を物理シミュレーションとゲーマーの英知で解き明かす
CHAPTER6 飲み会で孤立しないためのセル・オートマトン
CHAPTER7 飲み会の帰り道での孤立に、ARシミュレーションで立ち向かう
CHAPTER8 「満員電車で快適に過ごすための動き方」を物理シミュレーションで解き明かす
CHAPTER9 すべての孤独に悟りとデータサイエンスで立ち向かう
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感情タグBEST3
Posted by ブクログ
開始: 2022/7/11
終了: 2022/7/19
感想
どのページをめくっても笑える。そのくせ簡易的ながら学術的な作法を踏襲している。作者のユーモアと真面目さ、データサイエンスの深淵さを感じる。
Posted by ブクログ
なぜこの本を読もうと思ったか。今熱を入れているデータサイエンスの勉強の応用方法を、身近な例で知りたかったから。読んでみて、確かに知ることが出来たが、筆者のデータサイエンススキルが高度すぎてついていけなかった。
とは言いつつも、LINEの既読スルーされる/されないを予測するAIモデルを作ったり、休日に街で同僚と遭遇しないルート、歩き方、時間をシミュレーションするゲームプログラムを作るなど、とても独創的なことを実際にやっているその姿勢が面白い。コミュ障自虐が過ぎるくらいの筆者の文章も、Twitterみたいで読みやすい。
最後の章、お遍路巡りの”悟り”度合いを目的変数、その他人手や疲労などを説明変数にしていて、データサイエンティストは何でもかんでも説明変数にしたがるんだなと思った。
自分でやろうとは思わないけど、データサイエンティストのものの見方に対する理解は少し深まった。