【感想・ネタバレ】法廷のファンタズマ 2巻のレビュー

あらすじ

浦口徹裁判官は寝込みを襲われ、命を落としかけるが記憶喪失の少女・アカリに救われる。自身を襲った殺人未遂犯・茂田井を釈放したことが検察によって地元住民に知れ渡り、浦口は町の嫌われ裁判官に!?

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Posted by ブクログ

シリーズ、第二弾。
問題だらけの判事補と幽霊少女アカリのタッグ。
2人の次の難事件とは?
死を実感していない女性。
そして、蘇る残酷な記憶。
幽霊が子供の誘拐を出来るのか?
死んでも、なお自分を支えようとする彼女。
今を生きている、そしてこれからも生きていく人間として、全ての罪を受けます。
判決が出た夕刻、2人のそして息子との永遠の別れ。
最後は、ウルウルです。

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2022年09月19日

Posted by ブクログ

 2巻でもアオリ分では伏せられているが、本編で詳しい説明抜きでヒロインの素性を扱っているので、こういうレヴューで前提としていいのかダメなのか判断がつかない。
 帯などには徹底して「記憶喪失少女」と表現されているのよね。
 裁判官の本来あるべき姿と解釈など、純粋に法廷物として面白い要素が詰まっているのだが、都合よく配置されるオカルト描写がいろいろぶち壊してしまっている印象。
 ミステリに於いてオカルトは、足かせに使用されても便利に使用すべきではないと思うんだな。
 オカルト抜きで、これらの話を読みたかった。

0
2023年02月05日

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