【感想・ネタバレ】真実はキスのまにまにのレビュー

七条楓華 / 伊藤モネ

第三王子ルドルフは剣の達人で、正義感が強く猪突猛進な性格。父王を支えるため、国内の不正や問題を調査して回っている。辺境伯マティアスが外国との秘密取引で不正に財産を築いている、という噂を聞きつけたルドルフは、調査のためマティアスの領土に乗り込む。マティアスは庶民の生まれだが、その美貌で先代の辺境伯をたらし込み養子に収まった男だ。噂通りの美しさとただならぬ色香を持つマティアスに、翻弄されるルドルフ。しかしそれはマティアスも同じことで、どんなに誘惑しても堕ちないルドルフに徐々に焦りを感じ始めていた。ルドルフの滞在は15日間。不埒な言動で覆い隠されたマティアスの真実を、ルドルフは暴くことができるのか……。

[Alex · ★★★★☆]

二人の駆け引きが面白かった！
誘惑して不正調査を阻止したい辺境伯受け×いかんいかん！そんなことは駄目だ！な王子攻め。
(モブとのキスはあるがそれ以上はマティアスが上手く相手を騙してるのでその点安心してください)
欲を言えばラストのえちがもっと欲しかったけど楽しめました！

＃胸キュン ＃萌え

[あい · ★★★☆☆]

前半は面白かった

前半、マティアスがいかにルドルフから不正を隠すかというやり取りが面白かった。
しかし、後半はルドルフが初心で真っ直ぐなため、不正摘発という文脈で期待してたほどドロドロした感じにならず肩透かし。
結局、マティアスは罪はなく綺麗なまま。
脇役もすごい面白いキャラだったのになー。
最後の落とし所は前半の攻防戦に比べると、残念な気持ちになりました。

＃ドキドキハラハラ