あらすじ
情報が溢れる現在、それを捨てるノウハウの必要性がますます高まっている。本書は、この難問に対して、「バッファー」という斬新な解決策を提案する。これは「とりあえず捨てる」仕組みだ。溜まった書類を徐々に捨ててゆくための具体的な方法を提案する。好評「超」整理法シリーズ第二弾。
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Posted by ブクログ
なかなか僕、捨てられないんですよ。いつか使うんじゃないか、と思ってしまって。捨てるべきもの、捨てないもの、を分けるテクニックが書いてあります。
Posted by ブクログ
時代は古く、3.5インチのフロッピーディスク全盛期の話だが、内容については面白かった。
情報をフローとしてとらえ、入力した情報を入力バッファに一時的に入れておく、捨てる情報も廃棄バッファに一時的に入れておく。
あー、確かに入力情報は最初から綺麗に分類しようとすると手間がかかるので、INBOXみたいな何でもBOXに入れているな、と、普段意識せずにやっていることを明示的に説明してもらった意味で、納得感がある本だった。
Posted by ブクログ
情報を捨てる方法を考える。「捨てよう」というのではなく、どう捨てるかの方法を考えているのが楽しい。やってみようと思う。ただ、バッファを用いる方法は下手をするとそこで腐っていく本や雑誌が出てきそう…
Posted by ブクログ
著者は、マニュアル遵守的な仕事と、本書で「マゼラン的な仕事」と呼ばれる否定形的な仕事を区別し、知的活動の中心はマゼラン的な仕事だといいます。その上で、マゼラン的な仕事においては、つねに新しいものが現われたり、当初はそれほど重要ではないと思われた情報が、後になって重要だと判明したりといった特徴があるため、捨てることが難しいと主張します。
こうした、知的活動に関わる書類などを捨てようとするとき、また必要になるのではないか、という不安につきまとわれることになります。「目の前からは消したい。しかし、万一必要になった場合には復活させたい」という相矛盾する要求を満たすための方法として、Windowsの「ごみ箱」のような「バッファー・ボックス」を用意するという方法が提唱されています。