あらすじ
ベストセラー第2弾、ついに登場!
仕事の人間関係は、その「ひと言」でがらっと変わる。
2万人にコミュニケーション指導をしてきたカウンセラーが伝える、
「言い方」で損をしないための本――
『よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑』。
大好評につき、ついに「第2弾」が発売となります。
今回のテーマは「仕事編」。
オフィスワーカー、接客業、アルバイト……など、
すべての「働く人」に贈る、待望の一冊です。
カウンセラーである著者がこれまでに受けた相談の中で
よく耳にしたという「よけいなひと言」を集めて、
「好かれるセリフ」に言いかえるケースを112例、
10章のシーンに分けて紹介します。
同じことを伝える場合でも、「使う言葉」次第で、
与える印象はがらっと変わるもの。
そのちょっとした違いを、具体的な理由や事例をあげながら解説します。
仕事のやりがいも、トラブルも、とっさの「ひと言」がきっかけ。
良好な人間関係を築くための「ひと言」が身につく本です。
【目次より】
第1章 初対面
第2章 自己紹介
第3章 上司・目上の人と話す
第4章 部下と話す
第5章 同僚と話す
第6章 テレワーク・チャット
第7章 お客様と話す
第8章 クレーム・苦情対応
第9章 取引先・接待
第10章 面接・キャリア相談・転職
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ひと言の積み重ねが人間関係をつくる。
印象に残った言いかえ。
×ご結婚されてるんですか
◯お1人ですか?それともどなたかとご一緒ですか?
×えっとー。それでー。あのー。
◯あえて間を空ける
×これって私が悪いってことですか?
◯意思疎通ができていませんでした。次から確認するようにします。
×誰かいるんですか?
◯ご家族のことで何かあれば遠慮なく言ってください。
×前職は〇〇会社の営業課長でした。△△の資格を持っています。
◯前職は営業でした。人と関わる仕事にやりがいを持っています。
Posted by ブクログ
場面ごとに余計なひと言と、好かれるセリフの対比で、それぞれどう言った理由で良い・悪いかを丁寧に説明してあり、納得感があった。
個人的には、一言が相手に与える印象について解像度があまり高くなかったが、この本を読んで少しイメージが出来るようになったかと思う。
ついノリで会話してしまう癖があるが、話す前に一呼吸置いて、精査のうえで発言することを心がけたい。
Posted by ブクログ
自分でも気付かないうちにこういう言い方をしているかもなぁ、と見直そうと思った。
プライベートというより、仕事関係にフォーカスしている。取引先や上司とのやり取りの部分が、特に参考になった。
丁寧な言い回しでも、内容で不快感を与えることもあることを心に留め、日頃から発言に気を付けていきたい。
Posted by ブクログ
全部が全部参考になるわけではないが、自分は結構為になった。
職場の人と話していて相手がいまイラッとしたなと思うことがよくあるので、話し方どうにかしないとなとは思っていた。
よけいなひと言の言い方していることが多いので気をつけて言い方変えてみようと思う。
ただ、好かれるひと言にも、これ言われたらイラッとする気が…というものもあるので、自分で選択して使う必要がありそう。
Posted by ブクログ
気遣っているつもりでも、相手にとっては反応に困るひと言が多いという自覚があるので、読んで良かった一冊だった。
具体的なシチュエーションを交えての紹介がわかりやすく、自分が言われたら側だったら?という視点に常に立ち返らせてくれるところが有難い。日常でもこの目線を忘れず、実践していきたい。
Posted by ブクログ
さらっと読める。
「あー、確かに。こういう言い方してるかも。」「こう言われると嫌だな。」と客観的に理解するのに役立った。
内容そのものは、簡単でイメージがしやすい。
ので、「働く人のため」とあるが、中高生でもOKだと思う。
1フレーズ引用
「常識的には」「一般的には」「普通は」「世間は」「みんなは」という言葉は、「一般化」と言われる言葉。押しつけに聞こえるので、「私は」で置き換える。
これが一番大きくうなずいた言葉だった。
役に立つ
仕事先で、日常で、家族や友人との会話の際に、リスク回避できる本。
普段なにげに発する言葉を、ただ言い換えるだけでお互いがハッピーになれる。
なるほど、そんな言い回し、言い換えがあるのかと為になる。
ボリュームがあるので、こういう時に電子書籍はとても嬉しい。
Posted by ブクログ
最初の方の、初対面・自己紹介編はすぐ役にたちそうだった。それ以降の社内の人間関係編は、そんなやつはおらんやろという感じだったが、言い換えというよりはマインドチェンジとして読むのがよさそう。
Posted by ブクログ
ちょっと自分が求めていた内容と違ったかな。
どちらかと言うと、女性ワーカー向けな気がします。
ただやっぱり、それはそれで参考になる部分も多い。
女性がどういった気持ちで仕事をしているのか、その点の理解が深まった。
本の構成としては、「あまり良くない言葉」「好印象を持たれる言葉」を比較しながら書かれている。
時間の無い人は、「あまり良くない言葉」の方はサラッと読んで、「好印象を持たれる言葉」の方だけを読んでも良いと思う。
言葉の使い方が乱れてきたら、また読み直そう。かな。
Posted by ブクログ
❌「読めばわかるよね」「何度言ったらわかるの」「いい加減にして」「つべこべ言わずにやって」「だから言ったのに」は一方的に圧をかけるように取られる。パワハラで訴えられる。
⭕️言い換えとして順に「この資料の◯ページを必ず確認してください」と行動を促す「これ以上同じミスが続くと困ります」率直な状況を伝える「まずはやってみてわからない事は聞いてください」「事前に進捗状況を確認させてください」だと圧をかけずに伝えられる。
❌「常識的には」「一般的には」「普通は」「世間は」「みんな」は一般化と呼ばれ、モラハラで使われがち。言いかけたら、そこを「私は」に置き換えると良い。
自分あなたたちとは違うと言う態度や気持ちを匂わせない。上から目線で威圧しない。調和や協調性を考えずに相手を無視しない。
リスクを避けるために悪口を言わない。経験したことや気持ちを伝える。なになにと言われたことで傷ついた。私とは合わないように感じる。
「そういう」「そんな」という指示語は少し馬鹿にしてるようなニュアンスにとられて、誤解を招く。
話が長い人には聞いた内容を要約して返す。要約は傾聴の技術のひとつ。
「ちょっと」「今日中に」は相手をモヤモヤさせるNGワード。何時以降など目安を具体的に伝える。
❌どちら様ですか?→「ご用件を承りました。お名前を伺ってもよろしいでしょうか?」
❌どういうことでしょうか?→お話しし易いところから状況を伺えますか?
言った言わないのトラブルを避けるために、重要事項は必ず書き残す。
相手に原因がありそうだと思っても、「今一度、ご一緒にご確認お願いします」と寄り添って相手を尊重すると良い。
相手が理解できていない時は、「順を追って使い方を説明します。」できたら「お役に立てて嬉しい」「原因がわかって何よりです」
言い辛いことを上手く伝えるには、事実をシンプルに穏やかに伝えると良い。
新しい職場での自己紹介。好例→「今までどんな性格と言われたことがあるか」「最近ハマっていることは何か」「ちょっとした失敗談や面白エピソード」前職での肩書きなどは仲良くなってからで充分。
Posted by ブクログ
「…でよかったです」は、何となく違和感がありましたが、よい言い換えが思いつきませんでした。本書では、言い換えとして、「…で何よりです」が紹介されており、今後はこちらを使用しようと思いました。
その他、本書で紹介されていたことは、普段から概ね意識できていました。
Posted by ブクログ
ビジネスシーンでの、トラブル回避術として使える一冊
知っているようで知らない敬語の違いや、シーン別に解説してくれているのは参考になりました
オープンクエスチョンとクローズドクエスチョン、会話を続けるテクニックも心に留めておきます
見開き右に例文、左に解説の形式を取っているのでわかりやすく読みやすかったです
Posted by ブクログ
見開きで「よけいな一言と好かれる一言」、事例や解説が書かれている。本末には「言いかえ一覧」で振り返りができる。
私も普段の口の悪さを何とかしたいと手に取ったが、頭では分かっていても、実践となるとその簡単な一言がけっこう難しい。
「日々の『一言』の積み重ねが、人との関係性を、つくっている」とあり、なんとかちょっとした一言で円滑な人間関係を築ければいいなー。
Posted by ブクログ
流し読み
さすがに10年以上
社会人してると、
そんな言い方せんやろ!
と思うようなフレーズばかり。
新人さん向けかな?
でも部下と上司の物言いの章は参考になった
Posted by ブクログ
電車の広告で気になっていた。仕事版を今回見つけ、読んでみた。
言い換えと解説を見開きで紹介していくスタイルは読みやすい。 また、言い換える上で意識することを冒頭で示しているからか、そこまで言う?という感じは少なかった。
ポイントの中で、個人的に仕事の関係と割り切る(深入りし過ぎない)は大事と思うので、意識しつつ本書の表現は使っていきたい。
Posted by ブクログ
さらーっと読める
自分を守るための方法が知りたかった。自分の中に嫌いな人を攻撃したいという気持ちがあることもわかった。
人は人、と割り切れる人、プロセスを重視する人はストレスを溜めにくい
なるほど、は目上の人には使わない。ーということですね、とまとめる。
デジタルネイティブはすぐ検索して情報を得てから行動するので、考えること、想定外のこと、電話が苦手。
言いづらいことは、事実をシンプルに穏やかに伝える。
ストレスの9割は身近な人間関係
批判、非難、否定、比較をしない。
過去と他人は変えられない。自分と未来は変えられる。
Posted by ブクログ
「言いかえ図鑑シリーズ」2冊目ですが、こちらはちょっと危険を感じました。
ここに出てくる「言いかえ言葉」は参考にはなりますが、「魔法の言葉」ではないとオイラは思いました。
すでに今年(2025年)から使い始めた一人称「オイラ」がNGワードかもしれませんが…苦笑(これもかな?)
人は一人一人、受け取り方が全く違うということです。
オイラはクレーム専門の夜間のコールセンターの責任者を10年やりました(これも場合によってはNGワードですね)。
そこで大切にしたのが、その夜50件の電話が入ったとすれば、その一つ一つが全部別物。マニュアルやカテゴリーに敢えて当てはめないということでした。
例えば集合住宅の騒音苦情。
これなどは典型的な案件で、「はい。来た来た騒音苦情ね。」と思って応対すると、いつか必ず痛い目にあいます(ここでは遭うとは書きません。なぜなら予期せぬ出来事に遭ったのではなく、自分で呼び込んでしまったので)。
騒音苦情といっても、毎日のようになのか?・どのような音なのか?・時間帯は?などなど、お一人お一人訴えたいことは違います。
だからまずは今流行りであまり使いたくはないですが「傾聴」そして「共感」をなにより大切に話を始めていました。
そして「今、この夜の時間帯では警察への通報くらいしか出来ることはないが、必ず私が責任を持って、電話を受けた時間・騒音の内容を含めた報告書を、日中のしかるべき部署に引き継ぎ対応させます」と約束し、安心感を持っていただくこと。
そのためにはオイラは完璧に近い敬語等、キレイな日本語をしゃべれることを前提として、実際の応対にはそれを求めませんでした。
場合によっては(場合によってはですよ。例えば電話の相手が完全に酔っ払っているとか。)「〜っスよね。」もありでオイラはやってきました。
大切なのはいかに早くそのお電話をくださった方独自の訴えを聴き取り、共感し、一緒に解決策を見つけていけるかだとオイラは常に考えていました。
勘違いしないでいただきたいのはこの本の著者、大野萌子さんの考えに反発しているわけではありません。
言葉は生き物です。
そして一度発した言葉は消えてなくなることはありません。
大野さんも書かれているまさに「言霊」だとオイラも思います。
熟読されれば、大野さんもこの点に触れていらっしゃいます。
ただそれぞれの小見出しのインパクトが強いので、くれぐれも取り扱い注意でお読みいただきたいと、オイラは思いました。
長文失礼しました。
Posted by ブクログ
見開き1P毎に、言い換え案が載ってて読みやすかった。
内容は基本的なことが多く、新しく得ることは少ないように感じた。基礎的事項の再確認に有用だと思われる。
Posted by ブクログ
人間関係のトラブルのほとんどは、ことばを介して発生します。
直接交わす話し言葉、SNSや社内チャット等文字ベースの書き言葉。
時にはたった一文字で人間関係を複雑にしてしまうことさえあります。
もちろん、トラブルを生むだけでなく、互いを理解し、信頼し、承認し合うことができるのもまた言葉。
それなのに私たちは、ことばでのコミュニケーションに苦手意識があります。
ことばは道具であると、私は考えています。
道具なので、使い方を学び、上手に使えるようになれば、とても便利です。
本書では私たちが普段つい使ってしまう言葉を、上手に言い換えることで、トラブルのタネからお互いを理解し合うための道具へと変える方法を多数紹介しています。
コミュニケーションや言葉づかいに自信のないビジネスパーソンには、お勧めします。
Posted by ブクログ
働き始めると気を遣う場面が出てくる以外にも、ちゃんと言葉を使えてないと恥をかく部分が多々あると思いました。
あとがきに書かれていました4つのH意識したいと思います
Posted by ブクログ
社会人としての言葉遣いについて書かれている本だが、それは本当に正しいのだろうかと思う部分もあった。個人の差かもしれないが、気にする人は気にするのではないだろうか。
Posted by ブクログ
まんがつき、シーンごとの説明のため分かりやすくサラッと読める。
ちょっとした言葉のチョイスで人を不快にさせることがあるのを客観的に理解できる。
普段使ってしまっているワードが結構あったので早速言い換えをしていこうと思う。
少し言葉を変えただけで「ガラッと」までは人間関係は変わらないが、チリ積もだと思う。
広く浅く言葉を見直したいビジネスワーカーにぴったりな本です。
Posted by ブクログ
NG表現の方はたしかに自分自身言われて嫌だなと感じた言葉がいくつか入っている。思った言葉をそのまま口にするのではなく、受け手はどう感じるのかに想像を巡らせてから言葉を発することで、NGな表現を避けることができる場面が増えるかもしれない。それにしても、前著でも思ったけれど、NG表現の方が「よけいなひと言」という表現なのがしっくりこない。
Posted by ブクログ
余計な一言が多いので、このママが推薦してくれた本を読むことによって、少し気の利いた言葉を発せるようになりそう。人に不快な思いをさせるのは良くないと思うので、これで学んだことをどんどん生かしていきたい
良い表現の言葉が多くあるので既に実践できて
読んだ甲斐がありました
ありがとうございます
Posted by ブクログ
表面上の言葉遣いだけでも上にも下にも
媚びなきゃなんないって仕事やりづらいな・・
今精神的にちょっと余裕がないので
ひねくれた考えになってしまう。
Posted by ブクログ
わかりやすい。
働く人のための、 とあるが、誰にでも使えると思う。
中学生にも。
応用しやすいと思う。
ファーストフードなどで聞く「〇〇でよろしかったですか?」は、そもそも日本語が間違っていて、なぜ過去形?といつも思う。「〇〇でよろしいでしょうか?」で充分丁寧だし、スッキリしていて良いのに。
そういう文法的ことではなく、
表現の言い換えが多く、具体的で参考になる。
よけいなひと言例と
好かれるひと言例が並んでいて
実践で使える内容だと思う。
誰とでも会話できる人はすごいなぁと思う。
人間関係がうまくいっていれば、人は幸せを感じられると書いてある。
語彙力や表現力があると人との会話に自信が持てるはず。
Posted by ブクログ
シチュエーション別で、どのように言い換えれば人間関係が良好になるかが書いてあるため、非常に読みやすかったです。
ただ、個人的には「そこまで丁寧にいう必要ある?」と感じたり、少し古い考え方なのかなと思う部分もあったので評価3としました。
合う合わないはあると思いますが、人に何かを伝える時には極力丁寧に、人の気持ちを考えながら発言することが円滑に仕事を進める上で大事なのだと改めて教えられる一冊でした。
Posted by ブクログ
ビジネスマンとして初歩的な話し方が書かれているので、社会人になりたての方には参考になる一冊だと思います。話し方がわからなかったり、相手を怒らせた経験があるなら特に。私自身は社会人となって大分経つので、新しい気付きはありませんでしたが、ああこれ昔言ってしまったなあと思い出して懐かしくなりました。
教えないとわからないこと??
古い考えかもしれないが、素敵な言い回しや所作というものは、先輩たちを見ながら良いところをマネしようと吸収するもの。
昨今、仕事はメールのやりとりが主流となり、初めましての挨拶はオンラインになることも多く、またテレワークのような新しいコミュニケーションのとり方が必要になり、接待などの飲み会も少ない……そんな現代において、若い方に「こういうときはこうするもんだよ」と伝える基本書としては好適な本。
逆にいえば、ある程度社会経験を積んだ人にとっては「こんなことも教えないとわからないの?」と思うレベルの内容にとどまる。
あっという間に読めるので、本を読む習慣を付けたい、あるいは部下に付けさせたいときにぜひ。