【感想・ネタバレ】東海道五十三次が超おもしろくなる本のレビュー

あらすじ

江戸時代の人々は現代人以上に旅行好きだった!最もポピュラーな東海道五十三次を取り上げ、往時の旅事情を明らかにする。江戸・日本橋から京・三条大橋まで約490キロ。当時の人々は12泊13日の行程で、給料1月分に相当する旅費を払って旅したという。ガイドブックも多数出版され、宿場には客引きや風俗嬢もいたというから現代の旅とさほど変わらない。東海道五十三次の超おもしろい様子を眺めてみよう!

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Posted by ブクログ

 旅は目的地だけでなく、その道のりにも物語がある。歌川広重の浮世絵に描かれた風景の向こう側へ読者を誘う。江戸と京を結ぶ東海道は、人や物、文化が行き交う日本最大の動脈だった。
 旅人たちは宿場町で休み、峠を越え、大河を渡った。そこには武士だけでなく、商人や庶民の笑いと苦労が息づいている。広重の絵は美しい風景画であると同時に、人々の暮らしの記録でもあった。
 現代の私たちは新幹線で数時間の距離を、当時の人々は何日もかけて歩いた。その時間の長さが旅を豊かにしていたともいえる。
 速さを求める時代だからこそ、東海道五十三次は問いかける。人生もまた、一歩一歩の積み重ねによって景色が変わる旅路ではないかと。

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2026年06月09日

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