【感想・ネタバレ】アリロイド・クレイ（4）のレビュー

田沼早和 / アンブル編集部

第4話（完結） 希望
近未来の地球。食物連鎖の大改変により、人口減少の一途をたどっていた人類。なんとかこれを食い止めようと一人の科学者が画期的な研究を進めていた。しかし、実現まであと一歩というところで悲劇に襲われてしまい、彼は絶望の淵へと落ちていった。人類は最後の希望を失ってしまったのだろうか。

気鋭の作家が描くSFサスペンス！ 震撼する衝撃のラスト！！

[こもの · ★★★★★]

先が楽しみ

イブニングの読み切りからのファンで、新作をとても楽しみにしていました！
田沼先生は、リアリティのあるファンタジーを描かれるので、今作も読んでいてまるで現実世界のニュースを見聞きしているかのように、胸が痛みます。
基本的には一話完結型のようですが、登場人物たち一人一人があまりにリアルな厚みを持っているので、各話が終わったあとの未来を想像してしまいます。
この先、どんな登場人物が出てくるのか、楽しみにしています。

＃切ない ＃エモい ＃深い

[極稀にレビューする · ★★★☆☆]

ありがちといえばありがちでも

まず、1話を読んである程度展開が読めました。ディストピア系漫画ではありがちな展開。
でも、この被植死という発想は良かったです。SFに詳しい人からすればこれもありがちとなるかもしれませんが、それを視覚化する画力、良かったと思います。結構グロくて。連載になったらもっとこう、絶望や人の種類によって侵食される植物の種類が変わる、みたいに色々と設定を広げられそうですけどね。人を選ぶ絵だから連載は難しいかな…
後、最初草木は男性に見えました。女性なんですね。わざと中性的に書いてんのかな？

＃切ない