【感想・ネタバレ】お前以外なら誰でものレビュー

あらすじ

「っ……、最悪……」

「え? どうしました?」

「いや、なんでもないです。着いたら教えてください」

午前二時。タクシーの後部座席で、高梨一哉は頭を抱えていた。



二十年来の親友・伊神久志に、友人として持つべきものではない感覚を覚えたからだ。

いつもどおりに飲みに行って、たわいもない話をして、またなと言って帰るはずだった。

それなのに、ピタリと身体をくっつけてくる伊神に、妙な感覚を感じた。



「あいつ以外なら誰でも……」

伊神以外だったら、本当に誰でも良かった。

たとえ男が好きでも関係ないと思っていた。

それなのに……。



※前半は高梨一哉視点。後半は伊神久志視点。同じ物語を含めたお話を両方の視点で楽しむことが出来ます。

攻め視点と受け視点の両方をお楽しみください。



以前販売していたものを、加筆修正いたしました。


※本作は東紗鋳樹の個人誌作品の電子書籍版となります。

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購入済み

王道の親友物

個人的には受け攻めが逆な方が好みでした。
それ以外は、王道の親友両片思いですが、攻めが自分の片思いに気がつくところから始まるというのが珍しくて良かった。
あと、両方視点がある作品も珍しいけど、個人的にはすごい好き。

1
2025年09月23日

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