八田達夫のレビュー一覧

  • ミクロ経済学II<プログレッシブ経済学シリーズ>―効率化と格差是正
    必要あって再読したが、途中からは熱中してしまうほど著者の論理的鋭さには頭が下がるばかりである。第2巻ということもあって、基礎より応用中心であり、所得の再分配などについて論じられていた。多少イシューセレクションと論理の展開には既視感があったり著者の色が出ていたりした。しかしながら、最近の時事の反映すべ...続きを読む
  • ミクロ経済学II<プログレッシブ経済学シリーズ>―効率化と格差是正
    日本のジャーナリストや一部専門家が本書に書いてあるような政策を
    「市場原理主義」と批判するのは完全なる誤りであり
    むしろ現代の経済学は効率化政策と平等化政策は
    両立しうる政策であることを明確に教えてくれる。

    現政権が掲げる政策のほとんどが本書に書いてるような政策を
    実現できていない。
    これは日本人...続きを読む
  • ミクロ経済学I<プログレッシブ経済学シリーズ>―市場の失敗と政府の失敗への対策
    ピグー税やコースの定理、市場の失敗と言われる4つの意味など
    聞いたことはあるが意味を知らないことをおおまかではあるが
    理解することができた。

    さぁ、次は2巻だ。
  • ミクロ経済学I<プログレッシブ経済学シリーズ>―市場の失敗と政府の失敗への対策
    ひさしぶりに読み返してみたが、改めて八田先生のありがたみを実感した本である。数学を学ばぬ初学者が直観的に理解できるように、極力言葉とグラフで説明しようとする粘り強い姿勢には、脱帽である。また、これから経済学的思考をもって社会を考えていくための指針として使えるよう、より多くの事例を載せ、現実感覚を養う...続きを読む
  • ミクロ経済学I<プログレッシブ経済学シリーズ>―市場の失敗と政府の失敗への対策
    藤沢数奇のおすすめでよんでみた。

    市場と政府の係わり合いについて実例をもとに批判をしているところがとてもよい。入門書としては読みにくいかもしれないけど一通りわかってから読むとかなりの良書。
  • ミクロ経済学II<プログレッシブ経済学シリーズ>―効率化と格差是正
     ミクロ経済学の入門書。経済学者にも評価が高い(「経済セミナー」2010年12月号他)。
     加減乗除以外の数式を用いず、厳密な証明はされていないが、グラフで説明されており、理解しやすい。
     また、日本の現実の経済政策問題を数多く分析しており、学生だけでなく、もしろ社会人に興味が持てるものとなっている...続きを読む
  • ミクロ経済学I<プログレッシブ経済学シリーズ>―市場の失敗と政府の失敗への対策
     ミクロ経済学の入門書。経済学者にも評価が高い(「経済セミナー」2010年12月号他)。
     加減乗除以外の数式を用いず、厳密な証明はされていないが、グラフで説明されており、理解しやすい。
     また、日本の現実の経済政策問題を数多く分析しており、学生だけでなく、もしろ社会人に興味が持てるものとなっている...続きを読む
  • ミクロ経済学I<プログレッシブ経済学シリーズ>―市場の失敗と政府の失敗への対策
    大学時代にお世話になった八田達夫先生による、ミクロ経済学の学部向け教科書。
    ミクロ経済学の復習をしたい&執筆のお手伝いまでさせて頂いたのに未だちゃんと読んでいない事に対する申し訳無さからちゃんと読んでみる事に。
    練習問題も豊富で、現代日本経済の抱える問題等についての言及も多く、初学者でも十分楽しめる...続きを読む
  • ミクロ経済学I<プログレッシブ経済学シリーズ>―市場の失敗と政府の失敗への対策
    ミクロ経済の入門書であるが、特に政策の応用に主眼が置かれている。具体例も豊富で読みやすく、知的好奇心をそそる。
  • ミクロ経済学II<プログレッシブ経済学シリーズ>―効率化と格差是正
    この本は通読することはないだろうが、ぜひ欲しい一冊ではあった。
    「本書で説明する市場価格を活用した政策分析は、近視眼的な世論―すなわちジャーナリズムーに惑わされたいために不可欠です。残念なことに、このような政策分析の考え方は、日本の知識人、特にジャーナリズムに最も欠けている教養です。日本において、今...続きを読む
  • ミクロ経済学II<プログレッシブ経済学シリーズ>―効率化と格差是正
    基本的には上巻と同じで、数学を使わずに、ミクロ経済の概念を説明していル。特に政策の応用にどのように活かしていくかを解説。上巻よりも難易度はあがっているかも。上巻の内容を理解してから読み進める方が良いと思われる。かなり拾い読みになってしまった。