藤沢道郎のレビュー一覧

  • 物語 イタリアの歴史 解体から統一まで
    まるでイタリアの各都市を歴史散歩しているような錯覚になる筆致。コロナが収まったら、是非行ってみたくなる。
  • 物語 イタリアの歴史 解体から統一まで
    買った当時は難しそうだと思っていたけど、いざ読み始めてみると面白い。というよりも、読みやすく書かれていて良かった本です。
  • 物語 イタリアの歴史II 皇帝ハドリアヌスから画家カラヴァッジョまで
    古代ローマから17世紀まで前作と同様時代ごとに人物をピックアップして語られるイタリアの歴史物語です。
    今回の舞台はローマの聖天使城(カステル・サンタンジェロ)です。超イタリア行きたい。

    前作『物語 イタリアの歴史(1)』も良作でしたが、これも凄く良い本でした。
    読みやすい文章と程よい情報量で歴史が...続きを読む
  • 物語 イタリアの歴史 解体から統一まで
    史実の羅列ではなく時代ごとに1人物に焦点をあてイタリア史の一側面を見ようとしているので読みやすく面白い!
  • 物語 イタリアの歴史 解体から統一まで
    ☆☆☆2020年1月☆☆☆


    1、皇女ガラ・プラキディアの物語
    2、女伯マティルデの物語
    3、聖者フランチェスコの物語
    4、皇帝フェデリーコの物語
    5、作家ボッカチオの物語
    6、銀行家コジモ・デ・メディチの物語
    7、彫刻家ミケランジェロの物語
    8、国王ヴィットリオ・アメデーオの物語
    9、司書カサノ...続きを読む
  • 物語 イタリアの歴史 解体から統一まで
    ・現在のカノッサは古城の廃墟に風が吹くばかり、たまに訪れる観光客のほかは住む人とてない
    ・1453年、東ローマ帝国の首都を完全に包囲した14万のトルコ軍団は、皇帝メフメト2世の号令下、総攻撃を開始。防戦二カ月余、ついにコンスタンティノープルは陥落
    ・フィレンツェでメディチ家ゆかりの場所を訪ね歩けばき...続きを読む
  • 物語 イタリアの歴史 解体から統一まで
    著者本人は列伝ではないと断言しているが、一章に一人の人物を割いて、その人物にまつわるエピソードと絡めて語るイタリアの歴史=物語。読む順序が逆になってしまったが、第一巻のほうは10章で10人の人物を取り上げ、古代からイタリアの国家としての統一(19世紀末〜20世紀初頭)までを物語風に綴っている。一話か...続きを読む
  • 物語 イタリアの歴史II 皇帝ハドリアヌスから画家カラヴァッジョまで
    まさに「物語」。現在の歴史的理解とは異なる部分もあるが、読み物として面白い。サンタンジェロの歴史を知らず、ただ観光して景色の良さを楽しんでいたが、今後は違う。古代ローマより、この永遠の都の歴史を見続けてきたのだと思うと、その歴史的重みが違う。
  • 物語 イタリアの歴史 解体から統一まで
    [ 内容 ]
    皇女ガラ・プラキディア、女伯マティルデ、聖者フランチェスコ、皇帝フェデリーコ、作家ボッカチオ、銀行家コジモ・デ・メディチ、彫刻家ミケランジェロ、国王ヴィットリオ・アメデーオ、司書カサノーヴァ、作曲家ヴェルディの10人を通して、ローマ帝国の軍隊が武装した西ゴート族の難民に圧倒される4世紀...続きを読む
  • 物語 イタリアの歴史II 皇帝ハドリアヌスから画家カラヴァッジョまで
    1991年の『物語イタリアの歴史』に比べ、単純化・図式化してるような気がしたが、元々第2弾として書かれたものではなく、別媒体に連載していたエッセイを著者没後『Ⅱ』として出したものだとか。きっと本人が健在なら、本にまとめる時点でいろいろ練り直したことだろう。
    また、前作に比べローマに偏っていると思った...続きを読む
  • 物語 イタリアの歴史II 皇帝ハドリアヌスから画家カラヴァッジョまで
    [ 内容 ]
    ローマ、テーヴェレ河畔に威容を誇るカステル・サンタンジェロ(聖天使城)は、紀元二世紀に皇帝ハドリアヌス自らの陵墓として築かれて以来、数々の歴史的事件に立ち会ってきた。
    本書はハドリアヌス帝、大教皇グレゴリウス、ロレンツオ・デ・メディチ、画家カラヴァッジョら八人をとおして、古代ローマ帝国...続きを読む