マシュー正木のレビュー一覧

ヒメ・コイ

マシュー正木

「怖くない百合入門」
　上記の謳い文句の通り、ただの女子高ギャグものに見える、ほんのり百合漫画。ただしぱんつはよく出ます。
　デフォルメされたような絵柄のキャラがコミカルに顔芸しながら動き回るのがかわいい。キャラの描き分けもしっかりされている。

　短編連作になっており、基本的には終始、女の子同士の恋を成就させようとする腐れ縁コンビが奔走し空回りまくるギャグで通されている。七話のみ、女の子が女の子に恋をすることの本来の切なさを描いており、しっとりしている。しかしギャグも冴えており個人的に一番好きだった。

　百合ものに興味はあるががっつり百合描写はちょっと……という方、女の子女の子した百合は苦手という方、この漫画は怖くないです。
　もちろんただのギャグ漫画好きさんにもおすすめできるくらいに笑える。

ヒメ・コイ

マシュー正木

「怖くない百合」。ギャグです。
ほんとにこわくなかった！（笑）

百合ならではの苦さや悲しさをちょっと横に置いておいて、でもウソじゃない、「女の子」の恋を描いてるのが好き。

ヒメ・コイ

マシュー正木

雑誌「コミック百合姫」に連載されていたマシュー正木の「ヒメ・コイ」です。自他共に認める女子好きなのに性格がアレで失恋女王になってしまった桜は、恋を勉強するため、幼馴染のみどりと一緒に百合っ子たちの恋を応援することになったけど…。色々な百合作品がありますが、本作はギャグに振り切った作品です。当時は珍しかった。ギャグの方が優先されるので正統派百合作品を求める人にとっては鬼門になってしまった感があります。多種多様な作品が認められている現在だったら、もっと多くの人に届いたのではないだろうかと思いました。

ヒメ・コイ

マシュー正木

自分の恋に100連敗した主人公が恋の修行のために立ち上げた恋愛相談をする部活「ヒメコイ部」での活動を描いた百合ラブコメ作品。

帯の「怖くない百合入門。」という文字もなんとなく納得できてしまうような、
とにかく明るい感じな百合エピソードが満載。
ギャグテイストも強いしドタバタ感もかなりなものだし。
そしてそんな中しっかり百合描写、お互いの切ない気持がうまく描かれている所は良い点。
まぁ、百合エンドしないお話もチョコチョコあったけどね・・・・。

相談を受けるだけじゃなくて最後の最後でしっかりと締めた所も良かった点。
個人的にはもうちょっと直接的な描写が欲しかったけど、
この作品の世界観を考えるとこういう終わり方も合ってるな、とｗ

ヒメ・コイ

マシュー正木

絵が可愛い。デフォルメがうまい。
頭身がうまい。読みやすい。体の動きがきれい。
話は普通…　　
すごく笑えるでもなく、滅茶苦茶つまらないわけでもなく。
明るい百合です。