瀧晴巳のレビュー一覧

  • 物語ること、生きること
    著者の自伝的なお話。子供の頃から今に至るまでを物語る。勇気が出た。もっと自由に考えて、一歩踏み出してもいいんじゃないかと思えた。まだ遅くないかな。どうすれば開けるのかわからないけど、できることを考える。できないできないと諦めて、勝手に落ち込んで、周りに八つ当たりするのをやめたい。自分の環境を再確認し...続きを読む
  • 物語ること、生きること
    2015年2月22日
    私も物語を書いてみたい。
    そして書き始めている。
    岡田淳さん曰く低空飛行でも飛び続けること。離陸はパワーがいるから。
    上橋菜穂子さんのようななフィールドワークも古武術もしてない私は物語に遠いかなぁ。
    でも今書いている物語を終わりまで書き続けてみようかな。この本に後押しされたから...続きを読む
  • 物語ること、生きること
    上橋菜穂子さんが作家になるまでの歩みをまとめた1冊。
    「おばあちゃんとわたし」という子供の頃の上橋さん(めっさ可愛い)が登場するお話から始まるこの本は、上橋さんがとてもたくさんのものへの憧れを持っている人であること、臆病な自分を何とか奮い立たせて世界を広げてきたことを教えてくれる。
    どのエピソードも...続きを読む
  • 物語ること、生きること
    正義もいろいろあるってマイノリティのフィールドワークの中で学んだと、だから、守り人のなかのああいう価値観が生まれるんだなあと納得。
  • 物語ること、生きること
    大好きな上橋さん自身の物語。
    「どうやったら作家になれますか」という問いには、具体的な書き方の技術でなく、どんな人がどんな風に思って、どのようにして作家になったかという物語が一番の答えになる。

    上橋さんの生き方を丁寧に紐解いていますが、ふいにエリンやバルサの欠片を見つけて嬉しくなりました。
    私の好...続きを読む
  • 物語ること、生きること
    上橋さんの作品から滲み出る上橋さんの人柄が伝わってくる本でした。
    自分を大事に育んでいる、コツコツと育てられて、同じことを作品にもしている、そんな印象でした。

    2023.12.29
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  • かぶきがわかるねこづくし絵本2 義経千本桜
    有名な歌舞伎を猫がやっていて楽しく親しみやすくなっています。ただし元の歌舞伎を知らないと名場面の役柄がわかりにくいと思えてしまいます。
  • かぶきがわかるねこづくし絵本3 菅原伝授手習鑑
    歌舞伎の演目も知らずに読んでみたが、
    かわいい猫とカラフルな絵で入りやすかった。
    ただ、やはり文字量は多めで、
    古典的な内容から、何度か読んでようやく理解。

    絵本がどうというよりは、内容との相性。
  • 物語ること、生きること
    上橋菜穂子さんがどうやって作家になったのか語った本です。上橋菜穂子さんの書いた物語を読んでみたくなりました。
  • 物語ること、生きること
    作者の「守り人」シリーズが大好きでこの本を手に取ってみました。

    作者の生き方を通して、物語の舞台裏を垣間見ることができた。そんな本でした。
  • かぶきがわかるねこづくし絵本2 義経千本桜
    仮名手本忠臣蔵はわかりやすくはないかも…と思ったんだけど、こちらはテンポ感も良くわかりやすかった!
    お話との相性かな?情緒ある絵もよかった。
    …とはいえ、やはり大人向けだと思います。
    表情豊かなねこたちかわいい。
  • かぶきがわかるねこづくし絵本1 仮名手本忠臣蔵
    登場人物が多い…もともとややこしい話なんだろうな。
    絵本といいつつ、文章が多くて歌舞伎の台詞なども使われているので大人向けという感じ。
    とっつきやすさはある。
    解説がよかった。
    ねこかわいい。
  • かぶきがわかるねこづくし絵本3 菅原伝授手習鑑
    話を別で読んで知っていたのでわかったけど、やっぱりこれだけで理解するのは難しい感じがする…。
    小太郎のくだりが泣ける。
    隈の入れ方が本物に忠実!
  • かぶきがわかるねこづくし絵本2 義経千本桜
    ふむふむなるほど
    三つ子の話しがこんがらがってたんです
    梅王丸、松王丸、桜丸のこと
    よく分かりました。
    猫のイラストもかわいかった。
    お子さんにはどうかなあ
    婆さんは楽しく読みました

    ≪ いろは書く 手習う命 是非もなや ≫
  • 物語ること、生きること
    「精霊の守り人」シリーズなどで有名な上橋菜穂子さんの、自伝的なエッセイ集。インタビューをベースにまとめたこともあり、とても読みやすく、そしてとても生き生きと女史が語っている姿を感じられる構成になっているので、とても好感を持てた。
    作家になる、という事を超えて、夢を持ちつつも踏み出すのを躊躇してしまう...続きを読む
  • どこじゃ? かぶきねこさがし かぶきがわかるさがしもの絵本
    単に探しものの絵本かと思ったら、歌舞伎の5演目が細かく解説されていて、楽しい。
    勧進帳の見得
    義経千本桜の名台詞
    青砥稿花紅彩画のがんどう返し
    菅原伝授手習鑑の隈取
    仮名手本忠臣蔵

    猫の表情も豊かでいいんだけど、解説は子ども向きじゃないかも。興味がなかったらすぐに飽きそう。
    読み進めるうちに、解説...続きを読む
  • 物語ること、生きること
    小中学生児童が読むべきですね。振り返って伝えたい言葉。伝わらない言葉。この歳だから激しく共鳴出来るんだけどね。。児童の1人でも刺激になれば。。
  • 青い鳥文庫版 物語ること、生きること
    なんてこと!
    最後のブックリストをみていて、萩原規子さんとごっちゃにしていたことにようやく気付いた。
    私、この人の本、読んだことないんじゃあ。

    話題の上橋さんの「夢見る夢子ちゃん」になった背景と作家までの驚きの道のりが語られる。
    おばあちゃんの語ってくれる昔話。
    歴史、考古学への興味と文化人類学の...続きを読む
  • 物語ること、生きること
    上橋菜穂子さんが作家になるまでを綴ったもの。
    小学生でも読めなくはないので、上橋さん作品にハマった子に紹介するといいかもしれません。
    最後に今まで読んできた本のリストがあり、ファンには嬉しいと思います。
  • 物語ること、生きること
    作家の人のエッセイを読むと、
    昔のことを感じたことを含めて、すっごく覚えているなぁということ。
    すぐに忘れてしまう私にはムリだ…。
    上橋菜穂子さんの小説は、骨格がしっかりしていて、物語に厚みがあるなぁと思っていたんだけど、体験したことや感じたこと、考えたことをしっかり組み込んでいるからなんだと思った...続きを読む