三井秀樹のレビュー一覧

  • 美の構成学 バウハウスからフラクタルまで
    構成学と聞くと、物怖じをしてしまった。三井さんは自分がなぜ構成学を学んだか、なにが構成学の正しい理解なのかをわかりやすく、楽しそうに書いてくれる。日常に溢れている比率や色の構成を実例をもって教えてくれる。この本を読めばセンスがよくなるわけではないけど、ものをいつもより少し深く見る。そのきっかけをくれ...続きを読む
  • 美の構成学 バウハウスからフラクタルまで
    バウハウスへの著者の思いが冗長に語られてしまっているのが難点かもしれませんが、「構成の調和」を学ぶに当たり入って行くには良い本だと思います。学生諸君にも勧めたりします。
  • 美の構成学 バウハウスからフラクタルまで
    デザインの事はずぶの素人ですが、商業デザイン、工業デザインの体系だった動きがドイツで生まれ、ロシア人も関わっていという事実に驚いた。また、日本の絵画が世界の美術に影響を与えていたようであるが、紋様もまた影響を与えている事実があることに感銘をうけた。しかしながら著者が嘆いているようにそれらの美意識とい...続きを読む
  • 美の構成学 バウハウスからフラクタルまで
    2022.05.13 分かったようで、わからない。構成学という学問との疎遠さからか、なかなか難しいという印象。周りを固めないとよく理解できない。
  • 美の構成学 バウハウスからフラクタルまで
    筑波構成

    DWB→Bauhaus→IIT,MIT

    『テクノロジーアート 20世紀芸術論』

    モホリ・ナギ
    ギオルギー・ケペッシュ『視覚言語』
    『芸術と科学の新しい風景』

    フラクタル
  • 美の構成学 バウハウスからフラクタルまで
    難しい印象で読み始めたが、知識がないためにやっぱり難しい。
    歴史や人物については理解しにくかったが、色彩感覚や構成の仕方などのセンスは良くなるように感じた。
  • 美の構成学 バウハウスからフラクタルまで
    バウハウス歴史的価値やそれかの構成学の発展などがよくわかる。日常にも生かせる構成学についても記載されている。
  • 美の構成学 バウハウスからフラクタルまで
    この本を読んでいるときにある疑問がずっと頭の片隅に引っ掛かっていた。

    例えば色彩調和(カラーハーモニー)理論によれば、同一色相、近似色相、コントラストの三つが最も「調和」しているわけだ。しかしこの場合の「調和」というのは一体何のことを指しているのかが一向に分からないのだ。これは形態に関しても同じ事...続きを読む