的川泰宣のレビュー一覧

  • 月をめざした二人の科学者 アポロとスプートニクの軌跡

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    2022年4月から放映が開始されたNHK「映像の世紀 バタフライエフェクト」の第5回は「宇宙への挑戦 夢と悪夢 天才たちの頭脳戦」と題して,アメリカのフォン・ブラウンとソ連のコロリョフの宇宙開発競争を描いた.
    思い起こしてみると,自分が小学校に入学した昭和50年には,スターウォーズはまだ公開されておらず(宇宙戦艦ヤマトは放映されていたが,それはご承知のようにアニメであった),当時の少年は,子供向け百科事典や学研の書籍を通じて宇宙と出会った.
    冷戦を理解していない少年は,月に最初に到達したのはアメリカのアポロ11号とサターンV型ロケットであったことは知っていたが,人工衛星の打ち上げ,動物の宇宙到

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    2022年08月29日
  • ニッポン宇宙開発秘史 元祖鳥人間から民間ロケットへ

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    日本の宇宙開発の何がすごいのかがわかる。
    糸川先生のペンシルロケットから受け継がれたバトンを、たやさず育ててこられた人々に敬意を払わなければならない。

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    2021年06月08日
  • はじめてのうちゅうえほん

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    わかりやすい/読みやすい/見やすい

    とっても好きな科学の絵本。
    自分の手元に1冊ほしいなって思える。

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    2018年09月22日
  • 月をめざした二人の科学者 アポロとスプートニクの軌跡

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    ナチスのスポンサードでV2ロケットを開発したウェルナー・フォン・ブラウンと、流刑にあいながらも不屈の精神でソ連の宇宙開発をリードしたコロリョフ。ふたりのオッサンの夢競争。

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    2014年12月02日
  • はじめてのうちゅうえほん

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    ネタバレ

    宇宙について、子供が興味を持てるよう、わかりやすく説明されています。絵もかわいくて親しみやすい。
    いつも見ている空につながる宇宙。太陽系にある惑星と衛星の特徴。流れ星、隕石、天の川、そして地球について。
    図鑑の前に、この本をおすすめしたい。
    (読んだ時期:5歳9ヶ月)

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    2012年07月24日
  • はじめてのうちゅうえほん

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    ネタバレ

    宇宙に興味を持ちだしたRくんにぴったりの絵本。
    子供にもとてもわかりやすく書かれているし、大人が読んでも勉強になる。
    購入してもいいかも!と思える本。

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    2012年05月19日
  • 月をめざした二人の科学者 アポロとスプートニクの軌跡

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    50年代から60年代にかけて行われたアメリカとロシアのロケット開発競争.その競争を引っ張ったのは,アメリカのフォン・ブラウンと,ロシアのコロリョフの2人の技術者.熱い.僕はコロリョフ派です.

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    2012年04月08日
  • 月をめざした二人の科学者 アポロとスプートニクの軌跡

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    宇宙に魅せられ、紆余曲折を経ながらもロケット開発への情熱を貫徹した2人の科学者の物語。
    1人は、ウクライナで生まれ、「スプートニク」を打上げ、「ヴォストーク」でガガーリンを宇宙に送り出したソ連の科学者コロリョフ。もう1人はドイツで生まれ、大戦終結の中でアメリカに渡り、「アポロ計画」に携わり「サターンV」ロケットを生み出したフォン・ブラウン。
    この2人の生涯を、米ソの宇宙開発競争へという時代の流れの中で描いた一冊。
    2人の科学者の物語としても十分に読み応えがあったし、宇宙開発の歴史に詳しくない人が、歴史を知るのにも良い本だったと思う。
    宇宙に興味を持っている方は読む価値あり!

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    2011年03月28日
  • 月をめざした二人の科学者 アポロとスプートニクの軌跡

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    フォン・ブラウンとコロリョフ。恵まれた家庭と、かたや苦労人というドラマチックな対比に当てはめやすい二人を軸に、宇宙開発が回ってゆく。
    二人は交わる事なく、しかしまっすぐに宇宙へ向かう意識を持っていたようだ。
    時に政治に翻弄されつつも技術屋として生きた二人の生涯をかけた情熱の物語に感動。

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    2009年10月04日
  • はじめてのうちゅうえほん

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    同シリーズの「ちきゅうえほん」よりは易しい内容だが、総ひらがなであることを考えると、対象年齢として幼児を想定しているのだろうか。ルビ付きの漢字にして、小学生を対象にした方が内容としては適切なように思う。内容は程よく、イラストはかわいらしく親しみやすいので子どもが読みやすいと思うが、総ひらがなでは高学年の子どもには避けられそうで残念。

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    2023年07月20日
  • はじめてのうちゅうえほん

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    とてもわかりやすい!本当に宇宙の入門書。そして、地球を大切にしたくなる。

    本文と枝葉の文とがある。
    こういう構成のは、読み聞かせにくいけど、この本は、ギリいける。

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    2021年09月29日
  • ニッポン宇宙開発秘史 元祖鳥人間から民間ロケットへ

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    日本の宇宙関連予算がアメリカに比べて物凄く小さいことに驚きましたが、この低予算で高い技術をしめせるのはさすがと思いました。制約があると知恵を絞る必要があるのですが、その知恵を生み出す努力が素晴らしいと思いました。

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    2019年10月06日
  • 月をめざした二人の科学者 アポロとスプートニクの軌跡

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    第二次世界大戦後に宇宙開発でしのぎを削ったアメリカとソ連で、それぞれ開発を主導したフォン.ブラウンと、コロリョフの生涯をたどるノンフィクション。
    米ソ両国のロケット技術のルーツがどちらもドイツが主導していたロケット技術にあり、米ソ両国がドイツの技術を取り込もうと必死であったことが描かれています。
    ドイツで研究を続けていたフォン・ブラウンはアメリカに投降することを決心しますが、ほんの数日違いのタイミングで研究拠点がソ連の手に落ちていたことが本書で紹介されています。もしもフォン・ブラウンがソ連に身柄を拘束されていたら、月に人類を送り込んだのはソ連になっていたかもしれません。
    冷戦の期間中は米ソとも

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    2018年11月10日
  • はじめてのうちゅうえほん

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    書いてあることはけっこう本格的なのに、字が大きく、きれいな絵で、大事なポイントがしっかり書いてある。これなら子供も興味を持つだろうし、けっこう秀逸だよ。

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    2015年04月25日
  • はじめてのうちゅうえほん

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    けっこう難しい内容が、全部ひらがなで書かれている。とても良い本だと思うが、対象の子供の年令が、わかり辛い。

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    2013年08月31日
  • 月をめざした二人の科学者 アポロとスプートニクの軌跡

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    冷戦下のソ連とアメリカによる壮絶な宇宙開発競争。コロリョフとフォン・ブランのふたりは生涯顔を合わせることはなかったが、ふたりが同じプロジェクトにいたら人類はもっと早く宇宙に行っていたかも知れぬ。

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    2011年10月13日
  • 月をめざした二人の科学者 アポロとスプートニクの軌跡

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    洋の東西に分かれはしたが、同じ時期に同じ夢を追い求め、
    同じ高みへ駆け上ろうとした二人の科学者 
    - 戦後アメリカに渡ったドイツ人、フォン・ブラウンと、
    ソ連のセルゲイ・パヴロヴィッチ・コリョロフの物語。
    文章は平易で読みやすいが、丁寧に書き上げられた前半に比べ、
    きっと締め切りに追われて慌てたのだろう、
    やや書き飛ばしたような感のある後半が残念。

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    2010年06月02日
  • ニッポン宇宙開発秘史 元祖鳥人間から民間ロケットへ

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    日本って有人宇宙飛行をしていないので、有人宇宙飛行をしているロシアやアメリカに比べて技術力はそんなに高くないとなんとなく思っていた(宇宙船を送り出すのに必要な技術のどこか個々の部分では優れていて協力をしているくらいかと思っていた)
    が、無人観測機の分野では最前線にいると知り驚いた。
    予算がなくても工夫で工面するという心持ちは大切だと納得。

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    2021年10月23日
  • ニッポン宇宙開発秘史 元祖鳥人間から民間ロケットへ

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    JAXA名誉教授で、宇宙開発に関する著書を多数執筆されている的川氏による日本の宇宙開発の歴史をつづった本。
    的川氏は日本の戦後初のロケット打ち上げや人工衛星打ち上げなどのプロジェクトから宇宙開発に関わってきた、まさに生き字引のような方です。「初代はやぶさ」が到達した小惑星「イトカワ」の名前の由来となった日本のロケット開発の父とも呼べる糸川英夫氏(本書2章)、日本が世界に誇るX線天文学を確立した小田稔氏(本書3章)、低予算のプロジェクトながら大きな成果をもたらし世界を驚かせたハレー彗星観測プロジェクト(本書4章)、そして「初代はやぶさ」(本書5章)など、日本の宇宙開発で画期となった人やプロジェク

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    2019年06月07日
  • ニッポン宇宙開発秘史 元祖鳥人間から民間ロケットへ

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    ネタバレ

    適度の貧乏が原動力。
    想定外への対応。

    町工場の人の信条は
    科学書のように
    「極めたい」「挑みたい」ということではなく、
    「作りたい」という一心。

    「はやぶさ」の数十万個の部品は150社を超える日本の中小企業が作った。
    ターゲットマーカーは飲み屋で隣にいたおじさん=近所の町工場の社長、のアドバイスにより、お手玉をヒントにした。

    最初は「アトム」だったが、原子爆弾をイメージさせるのではと、日本語にした。
    「イトカワ」の名のもとになった糸川先生は隼の翼を設計していた。

    はやぶさ2のリュウグウからの帰還は2020年12月。

    JAXA予算3000億円。
    ERA5000億円。
    ロシア3000億

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    2018年07月29日