内永ゆか子のレビュー一覧
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グローバルに活躍するためのコミュニケーション技術をまとめた本。
日本人だけとのコミュニケーションの違いを、マインドから実践的な注意まで、コンパクトにまとめている良本だと思う。
そして、最も価値のある部分は、巻末にまとめてあるビジネス用語のフレーズ集であろうと思う。これらを習得すれば、ビジネスへの一助になる。
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こういう本を、私は非常に嫌いで、今でも読んだことに対して不快感が俄かに胸中に残っている。然しながら、私のような凡人は、斯かるテクニックを覚えでもしないと、まともに人と話せないのかと思うと、止むを得ない。 -
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ネタバレチェック項目11箇所。働く女性は、二つのタイプに分けられます、一つは、謙遜や遠慮をしてばかりで、チャンスを逃してしまう女性、もう一つは、がんばりすぎて空回りしてしまう女性です。仕事は、高いところから眺めたほうが、断然楽しい、つまり、自分が主導権を持ったほうが、あなた自身が輝けるということです。「楽しい」「おもしろい」は、裏を返せば「ラク」ということ、つまり、「自分の能力」より「仕事のレベル」が下にある状態です、そうなると、残念ながら、これ以上の成長は望めません。女性社員は「失敗したくない」「仕事を完璧にこなしたい」という思いから、チャレンジをためらいがちです。まわりが敵ばかりでも、仕事だけは何
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ネタバレ国際化、グローバル化が進むなかで、社外だけでなく、社内でも国籍・価値観・文化を乗り越える普遍的コミニケーション・ツールが必要とされている。著者(元IBM==> ベルリッツ社長)はツールの土台となる6つの条件を提唱しています。
①論理力
②ゼロベース・コミニケーション(母国語、文化の違い集団に育った人間は言葉で全てを表現するしかない)
③「違い」を理解する力 (異なる文化に対して、その価値観を理解する)
④「そこそこの英語力」
➄自分を語る力 (外国人に対して自国文化等に訊かれた場合、それに対して回答する。)
⑥名刺なしでつきあえる人脈
しかし、著者の提唱の中で、最も印象深か -
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ネタバレ読んだの2回め。
以下、メモメモ。
仕事のオファーは絶対に断らない
出世した先にあるのは秘密の花園。やりたいことがやりたいようにできる。
上司の役割は決断すること。
決められない上司にはプロコン(選択肢のメリット、デメリット)で選んでもらう。
プロコン→自分の提案→具体的な方法とリスク、対応策→上司の決断を促す
自分で考える部下を育てる仕事の任せ方のポイントは、
全体における位置づけ、意味、ゴール(目標)を最初にはっきり説明すること
どんなときも揺らがない軸を持つ。
どんなふうに生きていきたいか。
人生を通してなにを手に入れたいか。 -
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女性の視点で書かれた本であるが、興味があり読んでみた。男にも通じる部分がある。
プロジェクト参画当初にやるべきこと。
●最初が勝負
●わからないことがあれば迷わず訊く
完璧にわかるまで返事はしない。少しでも不透明な部分があれば「こんなこと聞いたら恥ずかしいかな?」と考えずに訊く。決して手を緩めてはいけない。
●「わかったふり」をしない。ほころびがで出て、真価を見抜く。
●周りと張り合わない。「無能と思われないようにしないと」と考えると攻撃的になる。
上司との決めごとに関するアプローチ
1プロコン
2自分の意見を言う
3方法、リスクを言う
4決断を促す
一人で背負いこむケース
「自分でなにと -
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やりたくない仕事、担当を外される、頻繁な異動、上司と合わない、同僚に妬まれる、足を引っ張られる…等々、ほとんど縁のない話だった。責任は伴うけど、裁量の幅も広がるので、昇格のチャンスがあれば上がった方が良い、ということだが、自分の場合は、管理職でもないが「裁量の幅はかなり広いが、責任はそんなにない」感じ。「上司とあなたは仕事だけの付き合いです。であれば、お互いに好きであろうが、嫌いであろうが関係ないのです。」(145頁)とあるが、関係なくはないのでは。私は出社時に上司に会えるのがうれしく楽しみで、「上司はあなたの前からいずれいなくなる。」のところで泣きそうになってダメだった。自分はとても恵まれて