工藤真由美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
桜の花が散っている。
ーこの文を見て、あなたの頭にはどちらの絵が先に浮かんだだろうか。
(1)桜の花びらが既に地面に到着して地表にある状態
(2)桜の花びらが枝から地面に向かってはらはらと動いている状態
以上は、第2章からの引用です。
(1):結果も(2):進行も、「~している」といいう表現になることからくる現象ですね。
普段何気なく使っている日本語ですが、こんな不自由さが潜んでいたことに目から鱗でした。
(1)と(2)とを言い分けたいときは、それこそ(1)や(2)のように語を増やして言い換えればいいわけですから、母語文法の窮屈さは外国語のそれよりも気づきにくいかもしれません。
ただし、本書の面白いところはここからです。
窮屈なのは標準語の方であって、宇和島方言では(1)と(2)とを簡単に言い分ける、ということを紹介が続きます。
(1)道路に木が倒れとる(結果)
(2)道路に木が倒れよる(進行)
同じ日本語なのに、一部文法が違うものがあるというのは楽しいです。
方言というと単語の違いやアクセントの違いが目立ちますが、文法の違いというのは読んだことがありませんでした。
標準語で驚いて、方言でまた驚く。1冊で2つの味が楽しめます。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ<本から得た学び気づき>
・部下の育成で大事なことは、最後まで諦めないこと
・自分でなければと思っている仕事も、いつかは自分の手を離れ、誰かに引き継ぐもの。自分の目が行き届いているうちに、仕事を任せ自身は後方支援にまわる。
・組織として望ましいのは1人の華々しい成果ではなく
チームの力を合わせた安定した成果
・チーム全員が苦手な分野と得意分野を知っている状態にして、フォローし合うことでチームは活性化する
・部下との密なコミュニケーションを図るには、まず誉めることでモチベーションをあげて、心を開かせる
・自分の考えを前面に出しすぎず、誰かの発言に乗っていったように装うこともリーダーのスキルのひとつ。
もし誰からも自分と同じ考えの発言がなく会議が思うように進まない場合は、普段からしっかり自分の考えを伝えていないからと反省材料にする
・会議の場で自分が一番気のきいた発言をして実力差を見せつけるのではなく、みんの意見を集約した形で終了することも、やる気をアップさせるチームマネジメントのコツ。
・本人の目標と会社への貢献の接点を自覚させ、主体性を持って目標に向かわせるのが上司の面談の在り方。
・厳しさの中にもわくわくするような期待感を持たせることが最も意欲は高まり、目標達成する確率もあがる。
仕事を任せる→成功する→1つ上のレベルの仕事を任せる→成功するのサイクル
・人は自分が誉めてほしいと思うところに気づいてほしい。そこを見つけて誉めてあげることが効果的。
誉めてばかりいたらつけあがるのではという点に関しては、その分難易度の高い仕事を増やして活躍してもらうだけのこと。
・誉めてチーム内を明るくし、部下を気分よく仕事に向かわせることが先決。ほめるというのは財源に入らない
報酬のようなもの。
・前に進んでいることがわかれば、社員のやり方を尊重して自分のやり方を押し付けないようにする。頂上に辿りつく目的が同じであればルートは違っていてよい。