吉崎エイジーニョのレビュー一覧

  • 学級崩壊立て直し請負人 菊池省三、最後の教室

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    ネタバレ

    これぞ菊池先生と感じた。

    子どもをよく見る目。
    待つ心構え。

    やっぱり自分たちは見てるようで見てないのだと思う。
    菊池先生が待てるのは子どもをよく見ているからだと思う。
    今、この子にこれを言っても素直に受け取らない、
    反発をくらうだけだというのは
    普段からよく見てる証拠だ。

    もちろん褒められるのも見てる証拠。
    観察力と洞察力の高さが流石と思った。

    「見る」は「学ぶ」とも言える。

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    2022年01月23日
  • 甦る教室―学級崩壊立て直し請負人―

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    「公に通じる自分を作っていく」
    など社会で人と上手く対応していける方向に子供を導いていく教師の話。

    こういう指導を受けられた子供は幸せだと思う

    現在も、多くの人がこのような指導がなく、公での身の処し方が身に付かないまま大きくなり、損をしていることもよくある。
    お偉方達の中にも、こういうことを学び直したほうがいいんじゃないかと思う人も多い。

    この本の中に出てくる小学5、6年で指導を受けた子供達が、その後、中、高、大、社会人となっていく過程で
    この先生から受けたものが、活かされる場面があったのか、子供達のその後の影響を知りたいと思う。

    とても良い授業なのに、小学時代の記憶というものは、思春

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    2018年04月29日
  • 学級崩壊立て直し請負人 菊池省三、最後の教室

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    かなり好きな一冊。今まで読んだ菊池先生の書籍の中で、一番好きだと感じた。子どもたち一人一人と向き合うことを、自身も忘れないようにしたい。
    上手くいったストーリーとして、というよりも、ただ自分にできることを必死に教員として行う、そのために学び続ける重要性がよくわかった。

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    2024年08月29日
  • 学級崩壊立て直し請負人 菊池省三、最後の教室

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    学級に在籍するひとりの男の子の成長を軸に、子どもたちの2年間の変化にふれることのできるノンフィクション。

    菊池省三先生の存在感、余裕のあるさじ加減、子どもたちから見た先生の姿、戸惑い、そして成長。

    集団の中で子どもが成長していくことの素晴らしさ、学校だからこそなし得る実践に、何度も息をのみました。

    公教育の可能性を感じることのできる一冊でした。

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    2016年02月27日
  • 学級崩壊立て直し請負人 菊池省三、最後の教室

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    菊池先生の教職最後の2年間、その教室で変わっていく子供たちの姿を追ったドキュメンタリー。
    菊池実践の具体像が見えて大変興味深かった。

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    2016年01月05日
  • 甦る教室―学級崩壊立て直し請負人―

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    人を褒めるということを意識して実践しようと本を読んで感じたが、実践は難しい。
    組織や人の変革にあたってのヒントをもらったように思う。

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    2015年12月17日
  • メッシと滅私 「個」か「組織」か?

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    夏休み20冊の1冊目。




    W杯の途中から読み始めた本ですが、日本代表がまさにこの本で書かれていた

    心配事が的中して惨敗したので、もう1度最初から読み返してしまいました。




    吉崎さんの本は「オトン、サッカー場へ行こう」など

    サッカーの実体験をもとにしたものが多くて

    自身もドイツの10部のチームでサッカーをした経験もすっごく活かされていると思います。




    常に他のサッカージャーナリストとは違った立ち位置を模索して

    自分の存在価値をあげている方だと思います。




    この本での大きなテーマは、日本代表の「日本化」。




    オシムが掲げた「日本化」。

    これが結局は自分たちの

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    2014年07月17日
  • 甦る教室―学級崩壊立て直し請負人―

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    スーパーな小学校の先生。大人が公を教えられないとか基本的な考えのベースはうなずけるんだけど、なぜか子どもたちへの向かい方については共感しにくかった。
    要は手の内を語ってくれているわけで、それを知った上だとなんだかなーと思ってしまうからだろうか。自分が菊池先生の教え子だったら、先生の戦術にのれずにわけもわからず拒否感、違和感をもってしまいそうな気がした。うーん、それって公を教えられない大人にありがちな一面であろう、リベラル至上主義が邪魔しているのかも。

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    2019年03月03日
  • メッシと滅私 「個」か「組織」か?

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    「メッシと滅私」
    個か組織か。


    サッカーで勝つ為には、個を重視すべきか組織を高めるべきか。それは、国によって違うだろうが、勝つ為には、2つとも必要だと思います。しかし、どちらか1つしか選べないなら、個。なぜなら組織は個の集まりなのだから、個を考えなければ、組織を構築出来ないし、個を活かせば、強い組織を作る事が出来ると思うからです。


    例えば、アルゼンチンはメッシと言う個をディマリアとマスケラーノを中心とする組織が活かす事を徹底したチーム構成になっていたけど、その組織は、個の力が無ければ、成立しなかったと思います。本大会のメッシは、敵のマークを外す動きの少なさや守備へのアクションの弱さ、等

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    2014年07月21日
  • メッシと滅私 「個」か「組織」か?

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    キリスト教文化圏以外の国でワールドカップを制したのは、なでしこジャパンだけらしい。サッカーにおける「個」と「組織」の違いをキリスト教文化か否かという視点で捉えている。

    キリスト教文化圏では、個人の尊厳が大切であり、個人が社会を作る。一方日本では、個人の尊厳に対する考え方が比較的希薄であり、社会が個人を作る。この様な考え方の違いがサッカーに現れているという論点が面白い。

    十分な検証がされた内容とは言い難いが、ワールドカップの時に湧き出てくるにわかサッカーファンに対して十分使える蘊蓄であると思う。

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    2014年06月14日