吉崎エイジーニョのレビュー一覧
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「公に通じる自分を作っていく」
など社会で人と上手く対応していける方向に子供を導いていく教師の話。
こういう指導を受けられた子供は幸せだと思う
現在も、多くの人がこのような指導がなく、公での身の処し方が身に付かないまま大きくなり、損をしていることもよくある。
お偉方達の中にも、こういうことを学び直したほうがいいんじゃないかと思う人も多い。
この本の中に出てくる小学5、6年で指導を受けた子供達が、その後、中、高、大、社会人となっていく過程で
この先生から受けたものが、活かされる場面があったのか、子供達のその後の影響を知りたいと思う。
とても良い授業なのに、小学時代の記憶というものは、思春 -
Posted by ブクログ
夏休み20冊の1冊目。
W杯の途中から読み始めた本ですが、日本代表がまさにこの本で書かれていた
心配事が的中して惨敗したので、もう1度最初から読み返してしまいました。
吉崎さんの本は「オトン、サッカー場へ行こう」など
サッカーの実体験をもとにしたものが多くて
自身もドイツの10部のチームでサッカーをした経験もすっごく活かされていると思います。
常に他のサッカージャーナリストとは違った立ち位置を模索して
自分の存在価値をあげている方だと思います。
この本での大きなテーマは、日本代表の「日本化」。
オシムが掲げた「日本化」。
これが結局は自分たちの -
Posted by ブクログ
「メッシと滅私」
個か組織か。
サッカーで勝つ為には、個を重視すべきか組織を高めるべきか。それは、国によって違うだろうが、勝つ為には、2つとも必要だと思います。しかし、どちらか1つしか選べないなら、個。なぜなら組織は個の集まりなのだから、個を考えなければ、組織を構築出来ないし、個を活かせば、強い組織を作る事が出来ると思うからです。
例えば、アルゼンチンはメッシと言う個をディマリアとマスケラーノを中心とする組織が活かす事を徹底したチーム構成になっていたけど、その組織は、個の力が無ければ、成立しなかったと思います。本大会のメッシは、敵のマークを外す動きの少なさや守備へのアクションの弱さ、等