中山茂のレビュー一覧

  • パラダイムでたどる科学の歴史
    読んで本当に勉強になりました。何というか科学も階段型で発展しているんだな〜、人の成長も似ているのかな〜、これからは量子なのかな〜(よく理解していませんが)。
  • パラダイムでたどる科学の歴史
    「今、まさにパラダイムの変革期」などという言葉を、よく耳にする。しかし、この台詞、いつの時代にも言われてきたような気もする。実際に、いつの時代にも変革は起きているのだろう。問題は、それがどの程度の規模のものなのか、どういった意味を持つのか、その全容を変化の最中に把握しずらいことにある。

    これを見据...続きを読む
  • 西洋占星術史 科学と魔術のあいだ
    占星術を科学として捉えてその歴史を描く、という方向性が面白い。特別な才能がなくても、法則性に則り占うことができる。つまり、科学の再現性である、と。体系化した占いは科学?
  • 西洋占星術史 科学と魔術のあいだ
    今ではもうすっかりスピリチュアルの領域になってしまっているが、かつてら占星術もれっきとした学問だったことがよくわかった。歴史が体系的に書かれており面白い。
  • パラダイムでたどる科学の歴史
    パラダイム;一定の期間、科学の問い方と答え方のお手本を与えるような古典的な業績
    パラダイムとは、大発見、大発明、大証明。

    科学の発展とは、パラダイムシフトとそれに続く通常科学の進歩・進化により実現される仕組み。

    アリストテレス
    「フィジカ(自然論)」、「デカエロ(天体論)」

    科学とは何か?
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  • パラダイムと科学革命の歴史
    本書の原典である『歴史としての学問』のその後を知りたく、手に取った。あとがきでは著者自身が「自分の仕事について論じる最後の機会」と述べている。学問のデジタル化により、議論が双方向的に促進されることを推定し、学問がさらに市民社会に広がるとした。最後に「学問論も科学革命」を受けると指摘している。このこと...続きを読む
  • パラダイムと科学革命の歴史
    30年ほど前に出した「歴史としての学問」というタイトルの復刊本。トマス・クーンの「パラダイム論」を中心に科学史について論じている。「パラダイムシフト」に代表されるように言葉だけが本来の意味を見失い、暴走している感があったが、源流はここにあったようです。
  • パラダイムと科学革命の歴史
    提唱者クーン以上にパラダイム分析をされた著者による科学史。東洋「記録的学問」と西洋「論争的学問」の比較。紙の有無もこの分かれ方に大きく影響。雑誌の発展によってグーテンベルク以降の西欧では雑誌による論争が栄えるなど。面白い話盛りだくさん。再読予定。
  • 西洋占星術史 科学と魔術のあいだ
    友人からいただいた一冊。
    幼いころ、あれは学研だつただらうか。子ども向けに書かれた星座と神話の本を何度も読んだ。そこには、黄道12宮の各星座のギリシア神話、各天体の神話的性質、ケプラーの伝記、キョクアジサシの星座をもとに渡る鳥の性質が書かれていたことを今でも覚えてゐる。ギリシア神話に興味をもつたのも...続きを読む