鳥沢廣栄のレビュー一覧

感情に折り合いをつける仏教の言葉

鳥沢廣栄

仏教の教えの本をいくつか読んでいて、
以前に比べて生きやすくなったと感じています。
この本では、仏陀の教え(言葉)を右側に
解説を左側に記載されていて読みやすかったです
刺さった言葉はいくつもありますが…

P.28
『他人の悪口を言わず、損なわず、戒律を厳守し、食事の節度を知り、孤独に坐臥し、最高の思惟に専念すること、これが目ざめた者たちの教えである。』

P.76
『あなたはみずから自身の依り所をつくれ。あなたは速やかに努力せよ。あなたは賢くあれ。』

P.84
『愚かな者ほど、いい評判を望み、尊敬を望み、支配したがり、接待されることを望む』

P.94
『健康は最上の利益、満足は最上の財産、信頼は最上の縁者、心の安らぎは最上の幸福である。』

P.120
『過去・現在・未来において、非難されるだけ称賛されるだけの人はいない』

これらの教えを心に刻み
自分自身のやるべきことに没頭をしたいと思いました。
本当に私という人間は人からの称賛が欲しい人で、ここからは己の承認欲求との戦いだなと改めて自覚しました。

スッと心が軽くなる 仏教の言葉

鳥沢廣栄

あるがままを受け入れること。
平等に接すること。
それがどうやら覚りに近づくこと。

個人的に大好きだったのは、
唯摩居士（ゆいまこじ）。

俗人であり、俗世間の遊びをしていても、他人に対して分け隔てなく、何のこだわりもなく生きる。
心はいつも覚りの境地。

ソンナヒトニワタシハナリタイ