米国国家情報会議のレビュー一覧

  • 2030年 世界はこう変わる アメリカ情報機関が分析した「17年後の未来」

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    予測では、寂しいことに日本は衰退の一途を辿り表舞台から消える。三流国にさせないのは、私たち一人一人でしかない。

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    2016年06月13日
  • 2030年 世界はこう変わる アメリカ情報機関が分析した「17年後の未来」

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    ・米国国家情報会議の作成した近未来のトレンド分析
    ・大統領選に合わせ、4年1回作成される。新大統領はこのレポートディープ版で、国家戦略を練るとこと。
    ・メガトレンドは、以下の4っつ
    (1)個人の力の増大
    貧困層の縮小 
    地域の政治・宗教・文化的伝統とグローバルスタンダードとしての西洋的価値観の対立

    (2)権力の拡散
    中国の地位は短命、インドが世界経済の牽引役
    米国が中国にトップを譲るのは2040年
    覇権国家セロの時代
    (3)人口構成の変化
    高齢化、都市化
    (4)食糧・水・エネルギー問題の連鎖
    気候変動
    天然ガスの生産量増加より再生可能エネルギーは不発
    ・ゲームチェンジャーの要素
    ①危機を頻発

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    2016年02月24日
  • 2030年 世界はこう変わる アメリカ情報機関が分析した「17年後の未来」

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    色々な情報が描かれている。
    特に4つのケースについては、興味深かった。
    また、インドのことがたくさん記述されている点に驚きを感じた。
    それに引き換え、日本の記述はとても少なかった。

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    2016年02月14日
  • 2030年 世界はこう変わる アメリカ情報機関が分析した「17年後の未来」

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    本著は米国大統領が就任する際に渡される中長期的に考慮すべき事項、シナリオをコンパクトに整理したもの。
    米国国家情報会議という公式な諮問機関が作成している。
    冒頭に立花隆が本著の読み方を紹介しているが、この部分が最も大切なところかもしれない。本著の意義を理解することも含めて。
    世の中の動きがある意味でここに整理されたことをベースに論じられ、決定されるている、と判断しても過言ではないかもしれない。

    本著は2012年に出版されているが、同じ時期に出された英エコノミストの『2050年の世界』と併せて読み比べると、より理解が深まる。
    2016年大統領選後に出版が予定される次版も待ち遠しい。

    以下は幾

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    2015年09月21日
  • 2030年 世界はこう変わる アメリカ情報機関が分析した「17年後の未来」

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    アメリカでは数年に一度、国家として世界のトレンドを調査してレポートを発表している。
    今後、世界の潮流はどのように変化していくのか。
    自分の今後の人生計画をたてる上で、頭にいれておくのには参考になる。
    内容としても細かいデータに走るのではなく、簡潔にポイントがかかれておりちょうどよい分量。

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    2014年11月24日
  • 2030年 世界はこう変わる アメリカ情報機関が分析した「17年後の未来」

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    米国国家情報会議による2030年へ向け た各国国勢の移行予測レポート。

    生産労働人口のレポートについてはインド 経済が中国を追い抜くのはそんなに遠い未 来ではないとしている。 意外だったのは、ロシアの高齢化。また、 既に「○○の春」や、それらに並ぶクーデ ターは一部本書の予測を裏付けているとい える。

    折しもオバマ大統領訪日の折、冒頭で立花 隆氏が寄稿されているように、手元に置い て政策の先読みに資したい一冊。

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    2014年04月24日
  • 2030年 世界はこう変わる アメリカ情報機関が分析した「17年後の未来」

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    ・人口動態から、中印の台頭と日本の没落は避けられない、EUとアメリカも没落
    ・特に日本とドイツは急激な少子高齢化に襲われる、中でも日本の債務レベルは深刻で大規模な政策変更が必要
    ・水、食糧、エネルギー不足の内、前の2つは深刻化する可能性が有るが、エネルギーについては需要と共に供給も増える為、シェールオイルや石油発掘等、不足となる可能性は限定的
    ・ITで重要な分野は、①情報技術、②機械化と生産技術、③資源管理技術、④医療技術
    ・2030年のシナリオは欧米没落型(主導者不在の混乱型)、米中協調型、格差支配型、非政府主導型の4シナリオ
    ・日本のプレゼンスが最も高まるのは格差支配型、世界的な景気低迷で

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    2021年06月10日
  • 2030年 世界はこう変わる アメリカ情報機関が分析した「17年後の未来」

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    前半の、人口に関する予想の部分が解像度が高くて良かったです。
    中盤〜後半は解像度が低くなっていってしまっている印象でした。
    短く纏まっていてとても読みやすかったです。

    本書内の予測
    ・極度の貧困が減り、世界人口の半数が中間所得層になる。
    ・先進国の多くは人口構成が成熟し、経済成長率が低くなる。医療費や年金に多額の資金が必要になる。
    ・覇権国家が1〜2個だった今までの時代と異なり、今後は複数国家が同程度の影響力をもつようになる。それに合わせて新たな協力・話し合いのためのモデルを探っていくことが必要。
    ・SNSなどの影響で、中小コミュニティや個人などが発言権を高める。国家間だけではなく利害関係者

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    2020年03月09日
  • 2030年 世界はこう変わる アメリカ情報機関が分析した「17年後の未来」

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    メガトレンド
    1.個人の力の拡大
    2.権力の拡散
    3.人口構成の変化
    4.食料・水・エネルギー問題の連鎖

    ゴールドマンサックスが呼ぶ今後成長が期待できる国家11はバングラデシュ、エジプト、インドネシア、イラン、メキシコ、ナイジェリア、パキスタン、フィリピン、韓国、トルコ、ベトナム。
    2030年までに一国で国際社会をリードするような覇権国は消滅する。
    国家ではない団体やネットワークが国際社会で発言力を増す。

    国際社会の傾向。
    1.危機を頻発する世界経済
    2.変化に乗り遅れる国家の統治力
    3.高まる大国の衝突可能性
    4.広がる地域紛争
    5.最新技術の影響力
    6.変わる米国の役割

    飢饉、津波な

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    2018年11月23日
  • 2030年 世界はこう変わる アメリカ情報機関が分析した「17年後の未来」

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    "2030年ごろの世界がどうなっているかを予測している。
    この本に記載していることが、本当に実現のものとなるかどうかはわからない。
    でも、ここに記載されている予測から、我が身に置き換えてどんな行動をするのか?しないのか?
    漠然と斜め読みした私は論外ですが、仕事や生活設計に活かせる人がこれからの社会を動かしていく人なのだろう。
    斜め読みでも、同様の書籍を3冊斜め読みしたら、それなりに頭に残るものが出てくるはず。
    そんな読書をたくらんで、今回は深追いしないでおく。"

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    2018年10月28日
  • 2030年 世界はこう変わる アメリカ情報機関が分析した「17年後の未来」

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    中国の台頭と高齢化、インドの台頭を意識した今後の対応を考える視点を持っている。
    中国の若者は減少しており、それは大学出願者の減少に現れている。
    水資源、食料不足になる。

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    2018年10月28日
  • 2030年 世界はこう変わる アメリカ情報機関が分析した「17年後の未来」

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    ネタバレ

    米国国家情報会議がまとめた近未来(15~20年後)の世界のトレンドが書かれている。1500年以前はアジアの帝国が覇権を握っていたが500年を経て再びリードすることになる。中間所得層、都市部集中、テクノロジーの変化、により、①個人の力の拡大②権力の拡散③人口構成の変化④食料・水・エネルギー問題の連鎖、が2030年のメガトレンドとなる。また国際社会が見せ始めている傾向として、①危機を頻発する世界経済②変化に乗り遅れる国家の統治力③高まる大国衝突の可能性④広がる地域紛争⑤最新技術の影響力⑥変わる米国の役割、という6つのゲームチェンジャー的要素が絡み影響しながら2030年の世界が形成される。最後に4つ

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    2017年01月10日
  • 2030年 世界はこう変わる アメリカ情報機関が分析した「17年後の未来」

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    4つのメガトレンドと4つのシナリオ。
    どれも現状のトレンドを将来へ引っ張っただけだが、一つ一つの背後にはおそらく相当の分析が実行されているということがうかがい知れる。何よりカバーの端っこに書かれている訳者?の言葉が良い。

    -本書を一読すれば明らかですが(略)1995年に国家としての繁栄期を終えた日本は「世界一の高齢者大国」として、経済は縮小の一途をたどることになります。つまり、日本は国家としてのグランドデザインを大きく変える必要があります。にもかかわらず、2012年の衆院選で、その点についてきちんと主張を行い、国民に議論を呼びかけた政党は皆無でした。(略)この国で生きていく私たちの子供や孫が

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    2015年01月13日
  • 2030年 世界はこう変わる アメリカ情報機関が分析した「17年後の未来」

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    メガトレンド 個人の力の拡大・権力の拡散・人口構成の変化・食料水エネルギー問題の連鎖。ゲームチェンジャー 国家統治力の減退・大国衝突・地域紛争・最新技術・米国の役割の変化。
    シナリオ 欧米没落・米中協調・格差支配・非政府主導。

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    2014年04月24日
  • 2030年 世界はこう変わる アメリカ情報機関が分析した「17年後の未来」

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    ネタバレ

    1.メガトレンド(2030年の世界の構造を決定付ける4つの構造変化)
    ①個人の力の拡大…貧困層が激減し、アジアを中心に10億~20億人もの新たな中間所得層が誕生
    -中間所得者層の拡大➜自動車や日用品の需要は急激に伸び、深刻な資源不足を引き起こす可能性
    -世界的に中間層が増えることで、先進国の中間層の存在感は薄まる(米国や日本お中間層の購買力は、将来的にはとても小さなものに)
    ―「イデオロギーの衝突」が不安材料➜長期的には、欧米型の価値観と新興国側の考え方を混成させた「ハイブリッド型」のイデオロギーが生まれるのではないか

    ②権力の拡散…アメリカを始め欧米各国の力が衰え、世界は「覇権国家ゼロ」状

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    2014年02月06日
  • 2030年 世界はこう変わる アメリカ情報機関が分析した「17年後の未来」

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    久々に日本悲観本を読みました、日本はもはや復活しない、アメリカも中国もすぐにピークを過ぎて、その後は、インドと中国以外のアジアが世界経済を牽引していくという内容です。

    その根拠は、中間所得者層の購買力が、その地域では飛躍的に増えるからというものです。この本の著者である立花氏によれば、中間所得者層の比率は、日本の場合、2000年には世界人口の10%もいたのに、2020年には5%,2050年には2%に落ち込むそうです。

    最近は、日本の実力を多くのデータを用いて証明した本も出てきているの
    で、それと読み比べてみましたが、中間所得者層以外のデータも示してほしかったです。

    この本で得た私にとっての

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    2019年04月29日
  • 2030年 世界はこう変わる アメリカ情報機関が分析した「17年後の未来」

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    内容にそこまで目新しさはないが、論理的で整理された文章構造で読みやすい。
    頭を整理するのにはとても良い。
    世界の構図が変わる未来がすぐそこまで来ている危機感を改めて感じる一冊。

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    2021年02月13日
  • 2030年 世界はこう変わる アメリカ情報機関が分析した「17年後の未来」

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    2030年に世界はどう変わっていくのか?
    人口構成の変化等4つのメガトレンド、最新技術等6つのゲームチェンジャー。
    このそれぞれを詳しく説明し、その組み合わせでどういう世界が予測されるのか綴った内容。

    悲観的なものも楽観的なものもあるが、大変興味深く読むことができた。

    大事なことは、こうした将来があり得ることを認識し、今から準備をしておくこと。
    とは言え、個人で具体的にできることは限られており、
    いつ何時どうなってもよいように自己研鑽する必要性を感じた1冊。

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    2020年05月02日
  • 2030年 世界はこう変わる アメリカ情報機関が分析した「17年後の未来」

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    大袈裟なタイトルだが、人口の予測に基づく17年後の分析。インドの人口が中国を抜くらしい。アメリカの覇権は弱まるものの、まだまだ世界をリードする国であることには変わらない。今後ヨーロッパは弱まり、ブラジル、インドネシア、エジプト、パキスタンあたりが伸びてくるようだ。

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    2019年08月12日
  • 2030年 世界はこう変わる アメリカ情報機関が分析した「17年後の未来」

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    米国国家情報会議によるレポート。
    最良、最悪シナリオまであるが、どれも発生確率が低いとは一概には言えない内容。先進国と新興国と呼んでいる現状のパワーバランスとは変わった世界が待ち受ける可能性は高い。それが世界安定化が進んでいるともいえないのが辛いが。

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    2019年06月12日