坪井賢一のレビュー一覧
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経済思想の変遷と、各経済思想と政治思想の関連性を体系的に分かりやすい言葉で説明されています。私含む経済学が初学者の方にとっても、すんなり理解できると思います。
説明形式は、作者(坪井賢一さん)が母校の慶大生の後輩達に講義する形で、時折学生の鋭い質問や感想も織り込まれていて、一緒に考えさせられる気分に...続きを読むPosted by ブクログ -
これもまた、”マネー本50選”から。そこでも分かり易さが強調されていたけど、確かにこれは分かり易い。類書もいくつか読んだけど、経済学を横断的に網羅していて、かつ理解した気になれるっていう点で、他よりも優れている。流派をばっさりと少ない数に絞ってしまっているのとか、各派代表を1人に絞っていることとか、...続きを読むPosted by ブクログ
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経済学について基本から例題、実際のニュースを交えてわかりやすく飽きずに読む事が出来る
さらにパート事に次の本の紹介をしているので次につながる初心者ようの良書
1、景気動向
2、年金と国債
3、グローバル化
4、お金の歴史
5、経済の歴史と人物Posted by ブクログ -
お金の流れが分かりやすいし、リーマンショックまでの世界の動きにも触れているので、さらっと読めるし、理解し易い。入門書に最適。Posted by ブクログ
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経済学に関する思想の変遷を解説している本です。
経済学の流派の誕生背景と歴史を学ぶことができます。経済学が何を研究していたのかというのを大掴みするには、良いのかなと思いました。Posted by ブクログ -
経済学の本って、世の中に山ほどあると思うんですが、主にマクロ経済学とかミクロ経済学を下敷きにしたもの。それも、かなり一面的な見方をしているものが多いと思うんですが、本当は経済学ってめちゃくちゃ多様なんですよね。
それは歴史的経緯があって、政治体制や価値観にも影響されながら様々に発展してきたもので、...続きを読むPosted by ブクログ -
経済思想史といいつつ、ほかの関連する歴史や政治そのものにも触れていて読みごたえがある。
最初に大きく経済思想を3つに分類していて、その理解に基づいて話が進むので、頭の中にフレームワークのようなものができてとてもいい。Posted by ブクログ -
早稲田大学交響楽団で学び,余暇を経済学科で過ごした後,ダイヤモンド社に入社したが,著名な経済学者数名にいじめられ,現在ダイヤモンド社取締役~三つの経済思想:①古典派経済学(18c後~19c後)→新古典派経済学(19c後~)-右派自由主義(18世紀のリベラリズム:政府からの自由)・新自由主義・保守主義...続きを読むPosted by ブクログ
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「新古典派経済学」「ケインズ経済学」「マルクス経済学」の歴史的背景、相互関係がわかりやすくまとまっている。 経済は均衡点ではなく、流動的であり変化していく過程なので、結局、ひとつの状態を説明できる経済学はないことがよくわかる。Posted by ブクログ
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経済学の歴史をざっとおさらいするのに有用。政府支出の割合に寄って社会主義から資本主義へと分類する方法を初めて見たPosted by ブクログ
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【借り入れ】
■カード会社の収入の半分以上はキャッシング。加盟店手数料はたった4分の1。
カード会社の収入は、利用者の金利と銀行からの借り入れ金利の差額。
■ノンバンク=カード会社
【ポイント制度】
■家電量販店などのポイント制度は、店側が消費者側から無利子で借り入れをするためのシステム。一人10...続きを読むPosted by ブクログ -
アダムスミス ピンの工場の説明 分業の利益
リカード 英国とポルトガルの毛織物と葡萄酒。
サミュエルソンの弁護士と秘書。
マルサスとリカードの保護貿易と自由貿易。
スターリンの5か年計画に対抗するため、日本は企画院をつくって、国家総動員体制を整備した。
満州国は完全な計画経済体制の国。日産コンツェ...続きを読むPosted by ブクログ