宮本直美のレビュー一覧
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私は、観劇してキャトルでちょこちょこ買い物する程度のファンなので、会の皆さんの頑張りには感心します。頑張り過ぎて本末転倒になっている人もいるような…。しかし、熱心なファンの気持ちを利用している劇団はどうかと思う。Posted by ブクログ
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会の働きやチケット配分の仕組みが良く分かった。
カレンダーの売上が成績に影響するんやとビックリ。
ファンがスターの序列を内在化しているのは宝塚ならでは。Posted by ブクログ -
ロックンロール→ロックの台頭
音響技術の進化
市民オペラと市民ミュージカルの違いについて
ハンズフリーでもマイクロフォンを使っていれば既にオペラではないような。
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オペラ、オペレッタ、ミュージカルの歴史が概観できる。なぜ突然歌い出すのか、という問いかけが最後まで効いていて、面白く読めた。
大西洋を挟んだヨーロッパとアメリカの演劇・音楽のトレンドの変化、発信・受容の歴史はもっと深く知りたいと感じた。ロックが生まれてからのミュージカルの変容・復活あたりは読み応え...続きを読むPosted by ブクログ -
私自身、あるスターさんのファンクラブに入ったばかりでしたが、チケット確保の仕組みや貢献の仕組みなど、不可解な点が多く、ファンクラブについて聞いてみたいことが山積みでした。
本書を読んで、今までの疑問が解決したとともに、ファンクラブのスタッフの方々の努力や苦労が少しわかったような気がします。 -
宝塚が好きになって数週間だったので、よくわかっていなかったファンについて知ろうと思って読んだのですが、本当に分かりやすく体系的に書いてあって、驚きました。
内容にも、すごく驚きや発見があって、衝撃の一冊でした。Posted by ブクログ -
社会がどのように形成されるか、のモデル実験のレポートを読んだような気がしました。特権とか奉仕とか競争とか優越感とかによって、憧れが制度になっていくのが面白かったです。Posted by ブクログ
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そう、ミュージカルって突然歌い出すんですよね!
でも私はそれが大好きです。
Sound of musicなんて大好きだし。
歌が良いと、全てがよく思える。
レ・ミゼラブルは映画でしか観たことないけれど。あの歌が聴こえてくると、心躍りますね。
今度、舞台観に行きたいなー。Posted by ブクログ -
宝塚歌劇団から自殺者が出た。
とはいえ、宝塚にはまったく詳しくないので、参考程度に本書を手に取った。宝塚そのものというより、そのファンたちに焦点を当てているので目的とはすこしずれていたが、それとはまたべつにおもしろいところもあった。「社会学」と銘打ってはいるものの、分析というよりファンの実態、仕組み...続きを読むPosted by ブクログ -
ミュージカル好きにはたまらない本。特に音楽に着目し、ミュージカルの形態の変遷の歴史を辿っていく。
ひとえに「音楽」といっても、その目的や形態によって、全く違う印象を観客に与えることがわかる。「フレーム内の音、フレーム外の音、オフの音」、「独唱、重唱、合唱」、「裏声か地声か」etc…
「ショー」的...続きを読むPosted by ブクログ -
比較・普遍化がなされていないので、社会学と銘打てるかどうかは微妙だが、劇団・ファンクラブ・ファンの相互依存的な構造が描かれていて面白い。Posted by ブクログ