デジタル庁統括官を務めた村上氏による、人口増加期に作られた社会経済を人口減少に即した形で作り直す「地方創生」の課題と方向性を示した本。実際に各地の具体的な取り組みのほか、地方創生関連政策の変遷にも振られており、地方創生の導入本として非常に読みやすい。
地方の「よそ者」と強固な信頼関係が築ける数人の仲間で事業はじめ、「御利益」を感じたコミュニティーから資金を調達する仕組みを作くったうぇ、地方の事業者と金融市場を再接続する。地方創生の好事例に共通するこのパターンこそが、成長至上主義の中でジリ貧の撤退線を回避する術である。