北川知子のレビュー一覧
-
加藤陽子先生の本に引用してあったので気になって読んだ。
印象深い箇所は以下。(自分の会社ならではの問題かと思ってたけど、最も効率的な組織と言われる軍関係でもそうなのかと意外だった。)
p133-134
あらゆる大組織に顕著であるのは、その規模の大きさゆえに、すべての重要な決断を行うだけの時間や情...続きを読むPosted by ブクログ -
コスト強要戦略で旧ソ連を崩壊に導き、「ペンタゴンのヨーダ」と呼ばれた男、アンドリュー・マーシャル。1940年代以降のマーシャルの知の軌跡を辿り、国家安全保障と国防戦略に対する考え方の中核となる発想や構想に迫る。
ONA(Office of Net Assessment
軍事に限らず、より総合的な視点...続きを読むPosted by ブクログ -
本書は、アメリカ国防総省のネットアセスメント室長として長年アメリカの軍事戦略の根本を担い続け、そのキラ星が如くの弟子?を生み出してきたことから、「ペンタゴンのヨーダ」と呼ばれた男の生涯の実績を綴ったものである。
著者も長年「ヨーダ」とともに仕事をしてきた弟子?である。
原題は"THE LAST WA...続きを読むPosted by ブクログ -
今の統計とかはあてになりませんよ!こんなのあてにしたらバカを見ますよ!ってこと。
証券会社とかヘッジファンドは独自の指標を持ってるらしい。
教えてほしい。Posted by ブクログ -
長くアメリカの戦略分析を担ってきたアンドリュー・マーシャルの評伝。とはいえ具体的な分析レポートは機密文書なので、ちょっと凄さが分かりにくい。
冷戦時代から、ソ連とアメリカの軍事力の正確な比較、アメリカは何を目指していくべきなのかを訴え、ソ連崩壊と中国の台頭、テロ国家の出現などを誰よりも先に予見してい...続きを読むPosted by ブクログ -
米国がいかに戦争を勝ってきたか、その影の立役者の人物について語られる。戦争に勝つための多大な調査や分析、技術開発などを紹介している。人類というのは、生き残ることにかけては必死で、戦争を通じてさまざまな技術を産んできた。核技術だけではなく、組織の運営、オペレーション・リサーチ、統計学の発展など、昨今の...続きを読むPosted by ブクログ
-
大企業とスタートアップの2軸で、スケールとアジリティ、ともに大切である、というのが大きなテーマ。今の時代は、ランボルギーニのような完璧なデザインを求めるのではなく、レゴのようなオープンシステムのモジュールであることが重要。ただ、もっとコカコーラの事例を知りたかった。Posted by ブクログ
-
生徒の可能性を信じて力を尽くす熱心な教師がいれば、低所得層の子どもの多くが郊外の富裕層の子どもと同じように成果をあげられる。
正攻法であり王道。えらい。Posted by ブクログ