ランドル・コリンズのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
物事を少し違った見方で見てみよう。
位置づけとしては社会学の入門書になる。私たちが日ごろ目にする社会現象には、それを生み出すメカニズムがある、もしくは見い出すことが可能である。
仕組みと結果の因果関係については、取り敢えず疑ってみて良い、と私は思う。身の回りの物事をよく見てみると、なんでそうなっているのかわからないもの達であふれている。一応は、それなりの説明がついているものもある。しかし、私たちは常に真実を知っているわけでもないし、知る必要もまた、ないだろう。
であれば、日常からより多くのアイデアを取り出せる態度、捉え方で世の中を眺めてみることを、私は支持したい。特に考えもしなかった当たり前のこと、「○○とはそういうものだ」を離れて、「実は」を想像してみることは、時として生活を鮮やかにすることがある。
そういう訓練のために、先人たちのアイデア、思いつき(もちろん、練り上げられたものだ)をサラッと眺めてみることは、とても役に立つと思う。