ティチュー・ルコックのレビュー一覧

  • 絶望しかけた女子のための世界史

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    現代はまだ女性差別もなくなっていないけど、それでも男女は平等なはず!と声をあげることができるようになってきたのは先人たちのおかげなんだなあと改めて思った。人の心や世論を操作し、女性たちを政治や教育から遠ざけ、法で縛ってきた歴史はまだ終わっていない。女性たちという括りだけではなく、私たちみんなそうなのかも。

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    2026年07月29日
  • 絶望しかけた女子のための世界史

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    筆者と同じ様に世界史に女性の存在がないことに、何の違和感も持ってなかった。その背景にあるのは違和感を与えさせせない「男尊女卑の社会」だと気付かされた。参政権や中絶の権利…。今女性にある当たり前の権利は先人たちが声を上げ、諦めずにいてくれたおかげだ。個人的に西加奈子さんの「わたしに会いたい」と同じくらい女性全員に読んでほしい一冊だと感じた。いつか男女平等を実現させましょう。フランスの歴史をあまり知らなかったが、分かりやすく説明されておりすらすら読めた。

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    2026年04月05日
  • 絶望しかけた女子のための世界史

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    ネタバレ

    男女平等の話や女性の地位向上、少子化解消などの話になると「男が働き、女は専業主婦で家事子育てやってた時代は少子化なんて関係なかった。それでみんな幸せだった。その時代に価値観を戻せば良い」とか言ってくる年配の男性に対して(せっかくここまで女性が経済的に自立できるようになってきたのに、過去に戻ろうなんてバカ言うなー!昔の女の人たちでそれがいやで逃げ出しようもなくて我慢してた人がどれほどおるか想像も出来ないか?!)と腹立たしく思っていた。
    この本を読んで、案外、もっともっと昔、いっそ何千年〜何万年も前の人々を参考にしてみるのはアリかもしれないと思った。一族・集団総出で生き残りに取り組まねばならない中で、男女で役割分担するのではなく、適性ある者が適性あることをしてたんじゃないかな。資本主義極まる世の中で誰も彼も働いて食い扶持を稼いでいる現代、悠長に貴族の真似事みたいな男女差別やってる場合じゃない。

    遺物や史跡に研究者たちがその発掘・分析当時の性別役割分担を当てはめて歴史認識を歪めてしまってきたんじゃないかって視点にはハッとした。

    先史時代の話題を取り上げる前半について、自分の記憶では教科書の挿絵とかは、男女混合・集落総出で採集などして竪穴式住居で家族団らんみたいなイメージだったし、卑弥呼もいるし、女性戦士のことや障害者のことなども読んだことがあったから、いちいち驚愕とともに最近の研究結果を紹介する筆者に対して、むしろフランスでは一体どんな教育してるんだ…と不思議に思う面もあった。

    中盤以降は主にヨーロッパで社会の発達とともに女性差別・女性蔑視がどうやってスタンダードになっていくかが書かれているが、王家の話とか修道院の話とかで、馴染みが薄く、しばらく他人事みたいに読んでしまっていた。しかし、修道院の独房みたいなとこに自ら閉じこもった女性たちの話とか、魔女狩りの話とかから、どんどん引き込まれ、20世紀の話に入る頃には出てくる女性たちに敬服しっぱなしであった。
    それぞれの時代で行動するフランス女性たちの姿に、自分も嫌なおっさんに嫌なこと言われてイライラするだけじゃなく、行動を起こして実力でねじ伏せられるようになりたいなと思った。

    社会的な男女の差異・差別・女性蔑視は「男はマンモス狩り!女は樹の実拾いと子育て!」みたいな語り口で言われるような人間生来のものではなく、時代の節目節目でポッと現れ、為政者の都合や社会背景により苛烈になったり弱まったりする、ある種かなり人工的なものなのかもというところが見えてきた一冊だった。

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    2026年09月18日
  • 絶望しかけた女子のための世界史

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    “「私たちの権利を妨害しているものに、名前をつけなければならなかった。それは、私たちが妻や母親としてだけではなく、ひとりの人間として何かをやり遂げるたびに、罪悪感を感じさせる何か……」。”(p.284)


    “どんな類人猿の集団でも、その社会の中心で、一握りの個人が他を死ぬまで搾取する構造は生じていない。オス支配が見られる動物集団のあいだでさえ、暴力を使う強制は、きわめてまれである。
    男性の暴力は「自然」なのだろうか?
    なぜ、わたしたち人間は女性にもっとも暴力をふるうサル種なのだろう? ほかのどの霊長類が、自分の子どもたちの母親まで殺すだろう?”(p.303)

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    2026年08月02日
  • 絶望しかけた女子のための世界史

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    男女差別などの戦いの世界史については理解できたが、では家事労働が無意識のうちに女性に皺寄せになっているこの世界をどのように変えていくべき?には答えのない本だなとは思った…

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    2026年06月07日
  • 絶望しかけた女子のための世界史

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    面白かったし、初めて知ることが多かった。私が習った歴史は本当に一面からしか見ていない歴史。それは薄々感じていたけど、先史時代からか、と突っ込みたくなる。
    そして、日本よりも全然進んでいると思っていたフランスがそうでもないことも分かり、それにも驚いた。第二次世界大戦時のレイプの話は読んでいて、辛かった。だが、それも歴史であり、きちんと知らないといけないこと。
    勉強になった。訳も読みやすく、身近な人からのお話を読んでいるようで、読みやすかった。

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    2026年06月01日
  • 絶望しかけた女子のための世界史

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    とてもわかりやすく説明をしてくださいました。知らないことがたくさんあってびっくり、そして理解ができました。
    こちらの日本史版があれば、ぜひ読みたいと思います。

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    2026年05月29日
  • 絶望しかけた女子のための世界史

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    知識人こそ男尊女卑社会をつくってきたのではないか?という視点に驚いた。内容は興味深いけれど、事実を述べるに留まっている点は私が求めている内容とは少し違ったかも。あと他の方も言及されているけれど、訳文が読みづらい。私にはあまり合わないようでいちいち立ちどまらないと理解に至らないところがいくつかあり、少し辛かった。「フェミニスト」という言葉が最初は(女性たちを擁護する)男性を指して使われていたこと(ただし決して良い意味ではなく)を知れたのと、"なかったこと"にされてきた女性たちの歴史が書かれているところはとてもよかったのでなんとなく消化不良です。

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    2026年09月12日
  • 絶望しかけた女子のための世界史

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    世間にちょっと絶望しているので読んでみた。
    ちょっと訳で読み辛い。。
    まだ あのフランスでさえ 女性が虐げられてるとは…ショックです。
    日本は更に後進国だが、変わっていけると願いたい。

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    2026年08月07日
  • 絶望しかけた女子のための世界史

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    歴史から女性が消えているのはなぜか?そこに疑問を持たず生きてきた自分を反省。社会がその瞬間の支配者に都合よく歴史を改ざんするのだと、忘却の歴史を知るだけでも価値があると勇気づけられた。それは過去だけでなくいまこの瞬間も。

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    2026年07月24日
  • 絶望しかけた女子のための世界史

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    私にとってはちょっと訳文が読みにくかった。
    が、確かに、先史時代に女性が何をしていたか?とか壁画を描いたのは男性だけだったのか?とか考えたことなかったな。

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    2026年07月03日
  • 絶望しかけた女子のための世界史

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    読み方が難しい本。他の人の感想がこんなに気になる本は初めてかもしれません。内容はこれまでの歴史の中で、大きく活躍した女性について例を挙げ続けるといったもの。
    引っかかることはたくさんあるのですが、通して著者と相違を感じたのは、歴史上の出来事に対して、それを主導したのが男性か女性かを気にしたことが私は一度もないというところです(歴史について不勉強なだけかもしれませんが)。
    それはフィーチャーされてる男性側の発想だ!!と言われたらどうしようもないので、その批判は甘んじて受け入れますが、とはいえ、もしこの本が流行る現代社会であるとしたら、進む方向は合ってるのか?と少し疑問です。
    あまり真剣になりすぎずにライトに読んだ方が楽しめる本のような気がしました。
    本の中で出てくるうんちくには抜群に面白いものもあって、その点はとてもよかったです。
    おもしろい本ではあります!!

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    2026年03月29日