石光勝のレビュー一覧

  • テレビ番外地―東京12チャンネルの奇跡―

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    関東圏以外の人はピンと来ないかもしれないけど、テレビ東京(12ch)はかなり独特な放送局だ。他の民放が華やかな番組で視聴率稼ぎにしのぎを削るゴールデンタイムに旅番組をしてるかと思いきや、どこの局もニュースをやっている夕方6時に呑気にアニメを放送したりしている。日経新聞色がかなり濃く、朝昼晩と株式ニュースをやり、夜9時以降は硬派な経済もののドキュメンタリーを放送。11時から放送されてい経済ニュース「ワールドビジネス・サテライト」はサラリーマン世代の支持を集めてる。深夜には今や伝説の「ギルガメッシュナイト」などのエロ番組もやってた(最近はかなりおとなしくなっていまったけれど)。まあ、早く言えばちょ

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    2009年10月04日
  • テレビ番外地―東京12チャンネルの奇跡―

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     2008年128冊目です。「金が無ければ、知恵を出せ」という言葉がしっくりくる、東京12チャンネル(現テレビ東京)の創生期を担ったディレクターの著作です。今のテレビ東京を見ると、なんだか隔世の感がありますね。

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    2009年10月04日
  • 生誕101年 「カミュ」に学ぶ本当の正義―名作映画でたどるノーベル賞作家46年の生涯―

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    カミュの生涯を、当時の映画を時代背景理解のための手がかりにしつつ、その著作とともに辿っていくという、なかなか興味深い著作である。
    今まで、カミュの評伝らしい評伝は読んだことがなかったので一気読み。
    『転落』を読んでみたくなったし、「アルジェの戦い」も見たくなった。

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    2014年12月25日
  • テレビ局削減論

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    自分用キーワード
    検索連動型広告 ビデオリサーチ 放送外収入(局による劇場映画の作製、テレビ通販など) テレポリティクス  ナベプロ王国 発掘あるある大事典(制作費と制作体制の問題が浮き彫りになった) 中川勇樹『テレビ局の裏側』 南ベトナム海兵大隊戦記(日本テレビが作ったドキュメンタリー) 闇の波濤からー北朝鮮発・対南工作(横田めぐみさん拉致事件の発掘に繫がったドキュメンタリー) サバイバルオブニューオリンズ(ハリケーンを取り扱ったドキュメンタリー) フラッシュモブ ひとりっ子(反自衛隊をテーマにしたという理由で放送中止へ。その後第一回テレビ記者会賞受賞) マスメディア集中排除原則 クロスオー

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    2014年10月30日
  • テレビ局削減論

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    かなり説得力があって面白い
    あとは総務省の出方ですねえ
    で、やっぱり系列の削減は無理でしょう
    4.2点

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    2012年11月14日
  • テレビ局削減論

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    昨夜(4/21)の「世界ふしぎ発見」にある映画出演者数名が、告知の為に出演していて愕然。そんな番組だったけ?

    通販だけでなく、最近はとにかく番宣・告知がらみが多すぎる。

    「見る側も作る側も不幸なこの構造を変えるには、もはや民放ネット局の削減しかない」と著者と言い切る。

    テレビの側の人間(しかも元常務)から見た構造上の問題点を指摘。

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    2012年04月22日
  • テレビ局削減論

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    テレビ局の歴史、特に、1970年代の関西ネットのねじれ現象があったことなど初めて知る事が多く、勉強になる。アメリカにおける現在のテレビ・新聞事情も詳しく書かれており、あらためて日本の問題がクローズアップされている。テレビ局を削減する、という著者の提言も理由が明確でわかりやすい。今後のマスメディアの行く末に興味がある方は、読んで損はない。

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    2012年01月25日
  • 通販―「不況知らず」の業界研究―

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    [ 内容 ]
    一八世紀、ベンジャミン・フランクリンが考案したビジネス「通信販売」。
    それは誕生以来、常に右肩上がりの成長を続けてきた稀有な産業である。
    不況知らずの秘密はどこにあるのか。
    「西部開拓時代には、銃も扱っていた」「千趣会はこけしから始まった」「テレビ通販の稼ぎ時は深夜0時」「健康器具にクレームが来ない理由」等々、トリビアを織り交ぜながら業界の歴史と未来を俯瞰。
    一億総通販時代、必読の一冊。

    [ 目次 ]
    第1章 始まりは西部劇の世界―通販の起源
    第2章 昔も今もベースは「紙」―カタログ通販の多様性
    第3章 セールスマンは「公共の電波」―テレビ通販の威力
    第4章 一人と世界をつなぐ

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    2011年05月23日
  • 通販―「不況知らず」の業界研究―

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    通販の歴史と現状についての本です。
    この会社はどういう層にどう働きかけてどれほどの利益を得ている、など通販の大手各社の特色が非常にわかりやすく書かれているので読みやすかったです。
    通販事業などを考えておられる方には、通販の成功例をダイジェストで読めるのでとても便利かと思います。特に売り手側としての通販事情を知りたい方でなければ退屈に思えるかもしれません。

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    2010年11月28日
  • 通販―「不況知らず」の業界研究―

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    業界の歴史が体系的に整理されていて、基礎知識として知っておきたい。通販は、メディアが広がっても前のメディアがすたれないのが特徴である。というのが気付きだった。

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    2011年07月27日
  • テレビ番外地―東京12チャンネルの奇跡―

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    今のテレビの定番の多くが、12チャンネルが金も物も人もないなか頭を絞って作ったものを、金のまかせてパクッたものであることがわかる。タモリ・さんま・たけしなども、海のものとも山のものとも知れないうちはまず小手調べ的に小局に使わせてから、金にあかせてさらっていったのだから、えげつない。

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    2009年10月04日
  • 通販―「不況知らず」の業界研究―

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    普段あまり知ることのない通販ビジネスの裏側を知る入門書。
    豆知識的な情報が多くあるのはとても興味深いが、若干冗長かな。アメリカは土地が広くてなかなか買いに行くことができなかったから通販が栄えた、という点は納得。日本は物流がきちんとしたことと業者が良質になったから、ということでしょう。楽天についてはあまり触れられてないけど、彼らが果たした役割はやはりそれなりにあるということですな。

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    2014年02月03日
  • テレビ番外地―東京12チャンネルの奇跡―

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    テレビはあまり見ません。テレビをくだらないと思っているわけではありません。単純に、テレビを見る習慣がないだけです。地元の駅ビルで購入する。期待通りの出来です。読みやすく、そして、著者の魅力が伝わってきます。テレビ東京と言えば、ナンシー関さんを思い出します。ナンシー関さんは、テレビ東京の番組を盛んに取り上げていました。フジ等のメジャーな放送局の番組には冷ややかでしたが、テレビ東京には好意的でした。僕も、テレビ東京が好きでした。特に、自粛報道を繰り返すメジャーな放送局に対して、アニメの再放送を繰り返すこの局が好きでした。制作費削減により、多くのメジャー局はテレビ東京に近づいています。ゴールデンタイ

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    2014年07月31日
  • テレビ局削減論

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    昔からそんなにテレビを見る方ではなかったのですが、
    ここ数年、ほんとに見なくなりました、、スポーツとニュース位ですかね。

    たまに見続けるドラマも、リアルタイムで見ることはまずありません。

    これはそんなテレビの現状に警鐘を鳴らした一冊、、になるのでしょうか。
    現状の「食ってばかり」「通販ばかり」「どこも同じ」とは、確かに言い得て妙です。

    - 公正・中立なジャーナリズムとしての立場を確立しなければならない

    そして、問題意識として持っているこの点も、理解できる内容です。
    物足りなかったのは、どうして現状がこうなっているのか、まで踏み込めていない点でしょうか。

    "権力機構&quo

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    2012年07月10日
  • テレビ局削減論

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    テレビ局、主に東京キー局の成り立ちや経営などについてよくわかりました。
    タイトルは、5系列ある民放地上波を3つに削減してはどうか というもの。
    まぁ確かに一理あります。

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    2012年04月09日
  • テレビ局削減論

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    #021 テレビ局削減論
    テレビ局を減らせ。最近自分が思っていることと同じ主張なので読んでみた。しかも、著者は元テレ東常務と言うではないか。広告収入の低下やクレームを恐れた当たり障りのない番組作りで、どんどんテレビがつまらなくなって、視聴者が減ってさらに広告収入が減る、という負のスパイラルはとめられないところに来ている。ならば一時期の都市銀行のように局を統合して数を減らさないと生き残れないところまで来ている、という趣旨。主張は同意だが、特にこの本だから読める独自論は特になく、せっかく局の統合を提案するなら、どことどこはこういう番組作りがうまいからこうやって統合すれば、などという内部事情を押さえ

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    2012年03月17日
  • テレビ局削減論

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    確かに著者のおっしゃるとうりなのかもしれないが、これだけコンプライアンスだとか視聴者のいいががりみたいなクレームだとかがうるさくなると制作者側も番組作りには苦労するのでは無いかと思う。結果無難な方向に行ってしまうのではないかと思う。
    あえて、無理に減局しなくとも経営が行き詰まれば自然と減っていくと思う。

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    2012年02月07日
  • テレビ番外地―東京12チャンネルの奇跡―

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    [2012.その10]東京12チャンネルの奮闘の記録。テレビ東京が他局と勝負するためにどうすればいいのかと知恵を絞っているのは、昔も今も変わらないように思える。個人的には、通販番組や今後のテレビ局の動きについての筆者の考えをもっと知りたかった。

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    2012年02月02日
  • テレビ局削減論

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    以前、「テレビ番外地」という現・テレビ東京(当時は東京12チャンネル)の開局当時を描いた本を読んだ。瀕死の状態を迎えた民放テレビ局の今後を憂い、大胆な提言をしている。
    確かに通販ばかりじゃつまらないですよね。

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    2011年12月18日
  • テレビ番外地―東京12チャンネルの奇跡―

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    [ 内容 ]
    カネもモノもヒトもない。
    一日四時間しか放送できない時もあった。
    視聴率の低さゆえについたあだ名は「番外地」―そんなどん底から、東京12チャンネル(現テレビ東京)が脱出した背景には、逆境を逆手にとった逞しいパイオニア精神があった。
    数々の名企画に関与、数々の猛抗議に対処、あるときは松本清張作品のネタ元に、あるときは深夜通販ブームの仕掛け人になった、元名物編成局長が綴る貴重な秘話の数々。

    [ 目次 ]
    1 “番外地”育ち
    2 番外地のパイオニア精神
    3 女子プロレスとワールドカップ
    4 経済ニュースがお宝になり
    5 今村監督とタブー
    6 金曜スペシャルと深夜の抗議
    7 清張さんの

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    2011年05月22日