日本風景写真家協会のレビュー一覧

日本の美しい幻想風景

日本風景写真家協会

ページをめくる度に鳥肌がたち、感動の渦に投げ込まれてしまう。
肉眼でも味わうことが出来ない瞬間が表現され、流石プロの作品だけあると感じた。
時間のうつろいで、彩りが変化するのをうまく表現されているものが多いかな。

日本の美しい幻想風景

日本風景写真家協会

春夏秋冬、海、山、湖、都会、朝、昼、夕、夜。どの瞬間をとっても目の保養で、三巡くらい写真を眺め、しばし見惚れていた。印象的だったのは、自然現象が作り出した「肱川あらし」や、ダムの中に沈んだ木が儚い「湯西川湖の水没林」。また、静けさが伝わる雪原で夜明けの色に包まれたハルニレの木や、澄んだ藍色に染まって月明りに照らされた風景を見ていると、青色の鎮静効果なのか、心なし疲れも取れた気がする。