内藤怜のレビュー一覧

ソファは部屋の真ん中に

内藤怜

文体は微妙な気がしたけど、著者さんのインテリアと人への思いは伝わってくる。
家は本来、モノを置く場所じゃなくて、人が住むための場所なのに、たしかにモノの収納に追われてしまっているなぁ、モノが主役になっているなぁと思った。
その改善方法として、人のための家具を部屋の真ん中に置くというのは納得。
住まいが人間関係や気持ちに影響するというのも、毎日暮らす場所だし、納得。
オシャレなお部屋を目指すというより、自分にとって暮らしやすい部屋を目指すという点にも好感を持った。
家具を移動するだけで部屋の見え方がよくなるのだから、自分の部屋も見直してみようかな？
インテリアを替えると言うと、大がかりなイメージがあったけど、これなら気軽にできそうなので、少しいじってみよう。

残念だったのは、他の方も書いているけど、本文中の小さな白黒の写真。
どこがどう変わったのかもわからなければ、ステキなお部屋にも見えない。
これではせっかく本文がいい内容でも、説得力に欠けてしまう。

ソファは部屋の真ん中に

内藤怜

タイトルがすべてを表しています。
なぜにこのタイトルなのか、を本の中で何度も説明され、読み終わると「模様替えしようかな」という気分に。
ただ、写真が小さかったりモノクロだったり、カラーなのに画質悪いのか印刷方法の問題なのかAfter画像もあまり魅力的に見えないのが残念。