ガボール・マテのレビュー一覧
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抑圧の身体への影響について。とくに怒りの感情というか情動が起きるべき時に起きないことの害について。
「闘争か逃走か反応」は現代では不要な「反応」であるとの認識はよく言われるように正しい、そうした反応を「無視」したり「感じなくなる」点については問題があると考えられる。怒りは、そうした怒りや恐れの感情...続きを読むPosted by ブクログ -
慢性的なストレスは死神への道。
心と身体は別々にではなく、同時に存在している。
思っていることをちゃんと感じて、身体に語らせずにすむようにしたい。
行動の変化は生理的な変化をもたらす。
心臓病の患者は、感情の抑圧傾向が一般の人より低い。
ストレスや不安は意図するわけではないのに世代を超えて伝...続きを読むPosted by ブクログ -
この本では、がん、免疫疾患、その他難病がストレスによって引き起こされると言うことを様々な事例を通して実証している。ストレスというのは子供の時に親から虐待もしくは精神的苦痛をうけたというトラウマであったり、現時点での親や身近な人との人間関係によるものである。
ストレスによって重篤な病気を発症する人に...続きを読むPosted by ブクログ -
勝間和代氏のあとがきで読んでみた本。
帯に書かれている
──「いやだ!」「ノー!」と言わなければ、結局、私たちの身体が、わたしたちの代わりに「ノー」といい始めるだろう──
そのとおりののことが書いてあるんだけど……心が弱っている時に読む本じゃないなと思う。厳しい。耳が痛い。
しかしながら作者の優...続きを読むPosted by ブクログ -
「健康は、からだと心と魂のつながりという
3本の柱に支えられている」
病気とココロの関係について
いろんな人の事象が書いてある。
あ、そうだなと自分に当てはまるものや
周りの人と一致するなと思うものがあり
納得する。
怒りを感じていることは認識するが
外に出すことは抑えようと思う。
そのうち怒...続きを読むPosted by ブクログ -
『身体が「ノー」というとき』
副題は「抑圧された感情の代価」です。
この本を一言でいうならば
科学的仏教本であるとお思います。 ←わぁ乱暴なw
作者のガボール・マテ博士は
一般開業医および緩和ケア病棟の医師として
四半世紀に及ぶ経験がある
いわゆる臨床バリバリの専門家です。
博士はその経験の...続きを読むPosted by ブクログ -
ストレスの身体への大きな影響について警鐘を鳴らす本。ときどき「このひとは、ストレスを単なる気分の落ち込みやイライラに過ぎない思っているんじゃないだろうか」というひとを見かけるけれど、そういうひとには刺激的だと思う。
ストレス反応の生理学的な説明は復習になってよかった。けど、事例→ストレスの説明→研...続きを読むPosted by ブクログ -
カナダの医学博士によって、病気とストレスの関連性についてまとめられたものの翻訳本。
前半は、医師の言葉で専門的な内容・固い文体のせいか、あるいは訳者が文章に慣れていなかったせいか、難しかった。
しかし、だんだんと読むコツを身につける(40分で1章分を読んで休憩する)と、スラスラ読めるようにな...続きを読むPosted by ブクログ -
主にがん患者向けの内容が多い。
心理学的にも医学的にもはてなな部分はあったので、
本当に失礼なことを言わせて貰えば、前半は退屈だった。
でも最後半から始まる認容プロセスは面白かった。
あと、「怒り」に関するくだりも面白い。
著者によると、普段よく目にする泣いたり叫んだり叩いたりする
「怒り」は「怒り...続きを読むPosted by ブクログ -
心がノーと言えない対価として、身体がノーと病気になるの・・・。うーん、そうなのかな。抑圧された感情は、身体に悪影響を及ぼすものなのかな、と思うけど、極端な場合と思ってあまり気にしないようにしよう。自然に思うままに子育てをしよう。と思いました。Posted by ブクログ