ブライアン・ボランドのレビュー一覧
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『ウォッチメン』の鬼才アラン・ムーアが描く、ジョーカー誕生譚!
全ページ再カラーリングによる完全版でついに復活!!大ヒット映画「ダークナイト」で故ヒース・レジャーが演じ再び脚光を浴びた狂気のキャラクター「ジョーカー」。彼はいかにして誕生したのか? 「バットマン」ファンならば必読の内容!!
アーカム精神病院から最凶の犯罪王ジョーカーが消えた。脱獄に成功したジョーカーは、ゴッサム市警本部長ゴードンを拉致し、さらにその娘バーバラを刃にかける。
フリークスの集まる遊園地で繰り広げられる悪夢の饗宴……はたしてジョーカーを狂気に駆り立てる過去とは何なのか? 最悪の一日が幕を開ける…。
「ウォッチメン」 -
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Posted by ブクログ
誕生日に妹の友人からプレゼントとして頂きました!バットマンシリーズが大好きな私が喜ぶの喜ばないの、まあ喜びましたよ!内容はご覧の通り、皆大好きジョーカーさん。アメコミってキャラありきの作家さんの解釈によるパラレルワールドですが、このジョーカーが行う精神的陵辱の仕方が倫理観としても非常に欧米的で、馴染みのない私達には一瞬分かりにくいかもしれませんが、考えれば考える程するめの様に凄く酷いコトをしてたと後から気付かされます。ソレがまた妙に凄い。酷い事は全てダイレクトとは限らないですね。ジョーカーそのものも、此方のジョーカーは何処かしら人間味があるので、同情を誘います。
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Posted by ブクログ
待望の復刊。ジョーカー誕生秘話にして、ジョーカー最期のエピソード。この世に起こるすべての出来事は悲劇も喜劇もみな、笑えないジョークなのだということをメッセージとして発信するためだけのエピソード。この話のジョーカーは悲哀に満ちている。映画『ダークナイト』や『ロング・ハロウィーン』の圧倒的純粋悪であり続けたジョーカー像に較べると、やや人間的に過ぎるきらいがあるかもしれないが、だからこそ、最後のジョークでバットマンと笑いあうシーンが感動的なのだろう。そしてお互いが同じ狂気の裏表であるということをバットマンとジョーカーは正しく認識している。ここら辺が『ダークナイト』に直接、与えた影響なのだろうな。
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Posted by ブクログ
宇多丸ムービーウォッチメン『JOKER』で、これを読まずに語るな的に出てきたアラン・ムーア御大によるジョーカー誕生譚。その瞬間は版元品切れでしたが増刷されたみたいす。普通に本屋にあった。アメコミとしては人生二冊目となる。1p をキチキチと 9 コマに割った淡々とした展開からのジョーカーのアップ。キモイコワイ。ジョーカーってこういう不気味なる者なんだよね。華やかに極悪非道をしていた、表紙も恐ろしい。構図で繋がっていく流麗な展開、バットマンのおためごかしを笑いのめすブラックさ。なかなか良い。けど、陰惨さで言えば現代本邦マンガに及ぶものではない(2019-11-23)
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