Jay Leeのレビュー一覧
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欲しかったものも手に入れてしまえば日常の一部となってしまう。そこには人間というものの愚かさと哀れさが存在している。古代の賢人は、足るを知るという言葉を残しているが、それはそれだけ実行されていないということであろう。匿名
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その時は信じていたことが、後から振り返ってみると馬鹿馬鹿しいなんてことはよくあるように思える。それは仕方ないことだったのか、あるいは他の可能性もあったのか、益のないにもかかわらず延々と考えてしまう。
匿名 -
いきなり視点が変わり、それだけでまったく雰囲気の異なる物語が展開されるのがとても興味深く面白いです。羅生門や藪の中を想起しますが、本作のストーリーがそのように描かれることには嬉しい驚きがありました。匿名
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人の感情というものは移ろいやすいものであり、それには悪い面があるがいい面もあるようだ。苦しみや悲しみ、執着というものもやがて吹っ切れる時が来る。この世の中で、多くの人がそうやって生きているのだろう。匿名
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愛というものの素晴らしさが、それと反対のものが描かれることによって、逆説的に浮き彫りになっているように思いまする。彼女の惰性的な日常に最も必要なもの。求めても容易には得られないもの。それはどうしたら手に入れられるのだろうか。匿名
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ここは弱肉強食の巷。陋巷とはこのことか。しかしながら彼女はあくまでも希望を抱いて生きている。それは愚かしいことだろうか?否、それが現実に向き合うということなのだ。前を向き、上を見上げてこそ真の人生を歩むことが出来るのである。匿名
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嫌なことがあっても、後悔に苛まれても人生は続いていく。そんな現実に対してどのように向き合っていくかは普遍的な問題だ。彼女の生き方はそっと私の背中を押してくれるような、そんな温かくて勇気づけられる印象を抱いた。匿名
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彼女の行動の底には絶対に幸せになろうという力強い意思が感じられる。私はそこに強く惹かれるのです。己の人生に対して真剣に向き合っている彼女の姿は、読む者の心をも熱くさせる力があると思います。匿名
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幸せというのはいつかは刺激のない当たり前となってしまう。定職についていて恋人のいる彼女は客観的には幸福に見えるが、主観的にはそうではないのだ。生きるということの意味を考えさせられる。匿名
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上司から友達になってと言われたら、、ちょっと引くだろうな。でもこの上司、不器用だけど善人。こう言う人が中々報われないのは現実の世界でもあるな、と思った。
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前巻は素晴らしい課長の話。そしてこの巻は課長にプラスして、嫌な同僚との絡みが出てくる。色々な人柄の登場人物を組み合わせて飽きのこない作品だ。
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最低な男でも、女は忘れられないものなのか?早く忘れて次に進んだ方が良いのでは、、と漫画内の人物にアドバイスを送りたくなる。
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令和になったとは言え、会社の懇親会、プライベートに踏み込む会社の同僚と昭和時代から変わらぬ悪き風習はまだあるのかと思った。
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やっと男の良い面の話になったかな。頑固、堅物に見えるが、男の優しさを見せた父親と課長。問題は彼女に思いが伝わるかだな。
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課長さんの人柄が良い事が出てほっこりしていたら、元彼登場と、気持ちを抑揚させる見事な演出だ。ついつい読み進めてしまう。
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新しい彼女が出来ても、元カノを引きずってしまうのは良くある話かも知れないが、、それ以前にこの新カノはかなり?だ。
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前巻は良い上司と良い父親が登場したが、この巻では嫌なヤツが続々登場。モヤモヤするが、読み応えがある。
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一話がたった数ページのマンガにもかかわらず、まるで一作の恋愛小説を読んでいるかの様です。 映画俳優が台詞を言わなくても 「目」 や 「仕草」で演技しているような…。 登場人物の微妙な心の揺れや動きの表現が秀逸だと思います。 是非、どの話でも良いので一読をお薦めします。
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女の子は色々頑張っている様だけど、報われない。所詮、男はこんなもの、、と思ってしまう。妙にリアリティを感じてしまった。