三笘薫のレビュー一覧

考えるサッカー。分析するサッカー。常に上を目指すサッカー。ピンチを失敗をチャンスに変えられるメンタル。恵まれた才能だけではない、三笘選手の強さの根幹が分かる本でした。

三苫選手の小学生代からの考え方、思考について書かれた本。今最も活躍する日本人サッカー選手の一人である同氏がどのようなことを考えてサッカーに取り組んでいたかが詳しく記載されている。将来の自分を見据えた逆算思考、プロになった際にどのように試合に使ってもらえるか、時には自分の得意なプレーではなく監督に必要...続きを読むとされるプレーを優先する割り切り等一般的なの社会人としても参考になる思考法であった。子供がサッカーをしているご家庭でも手に取ってもらいたい一冊。

まず単純に、分量がすごい。
これを書き切っていることが自己分析力が頭抜けている証左だと思う。
最終目標とそこに向かうプロセス、そして現在地。目標から逆算していまやるべきことを組み立てていくこと、それが出来れば無駄な時間は過ごせない。
子供に勧めたい。本は読まないから一緒に取り組もう。
復習大事。

他の方も書いているが、自己分析力の鬼。
アスリートの書籍は良く読むが、断突で分量が多かった。思考の量と試合中の観察力がすごいです。

ドリブルを武器にすることを小学校から考え、トライし続けた執念もすごい。

カテゴリー、試合毎の計画や修正を常に考えている

世界で活躍する選手にはそれだけの思考もある...続きを読むことが知れた。



以下、内容。
○3つのアドバイス
①自分にしかない武器を持つこと
②自分を分析する力
③毎日の努力を積み重ねる

○怪我をしたときは弱点をみつけて、課題を克服していく

○状況にもよるが、コーチに言われたことを100%取り入れなくても、自分の軸をズラさない範囲でアドバイスに耳を傾け、50〜60%でもいいから取り入れてみる

○子供の時からきちんとした体力トレーニングができていたら、中高でも変わっていたかもしれない

○178cm 75kg （BMI23.6）が目標

　わかりやすく、表現している。
　人間としての成長、夢実現へのビジョンなど、すばらしい。
　三苫において、人生の目標は、まだ道半ばである。これから、どのように成長していくか、目が離せない、楽しみである。

　社会人も、子供を育てている方も、ぜひ読んでもらいたい一冊である。

　戦い続けている三笘薫...続きを読むを

ワールドカップカタール大会での活躍で世界からより注目を浴びた三笘選手の幼少期〜現在までの人生について濃く描かれた一冊。
幼い頃からサッカーの為にストイックに考え、行動を繰り返してきたからこそ培われた、今の実力は納得感のいくものだった。
普段の食事や運動、メンタルコントロールをルーティン化させる事で、...続きを読む本番時に最大限のパフォーマンスを発揮できるのを知り、自分の生活においても取り入れていくようにする。

ひたむきに目標に向かい努力し続ける姿に私の魂も熱くなった。
幼少期は、どこにでもいる普通の男の子だったそうだが、現在、世界最高峰のリーグで大活躍するほどの選手になれてるのも納得できる。

現状維持は衰退

という言葉が心に残った。私自身もこの言葉を心に留めて成長し続けたい。

W杯でブレイクした三笘の本。

サッカー日本代表の人は、
何かと本を出しているようですが、
この本はホントに「本人が書いたの？」と
思ってしまうくらいのボリューム感。
もしかしたらゴーストライターが書いたのかもしれませんが、
それでもその元ネタを提供したのは本人で、
本人の言語化がとても優れているこ...続きを読むとを感じざるを得ません。
他の代表の人の本とはまず、文字の大きさが全然違う。。笑
この本を読みながら、
「あ～この人は頭がいいんだな」と
感じるような内容でした。

さて、本の内容も幼少期のころから
W杯やブライトンでの活躍まで半生に渡る物語は、
純粋にとても面白いですし、
プロになるため、世界で活躍するために、
栄養や休息など自分を律する重要性や
スポーツをサイエンスとして捉えて
自分のプレーに活かす姿はとても勉強になりました。
サッカー選手を目指す子供は必須の本でしょう。
（小学生はまだ読むのが難しいかもしれないけど。）

「三苫の1mm」が必然的に起きた理由が
この本には書かれています。

三笘選手のサッカーの考えや見えている景色を体験できる良質な本。
彼の頭を使った高度なプレーは彼の強みのドリブルを磨き続けた結果であると納得した。幼少期や大学時代の日記や目標の写真がどこか野球の大谷翔平さんを思わせた。
川崎フロンターレ時代の監督の言葉。「与えられた場所で花を咲かせなさい」この言葉は私...続きを読む達サッカー選手以外にも学びとなる。

あの「三笘の１ミリ」がどのように生まれたのか、彼の幼少期からのエピソードやそこにあった考え方から何となくイメージできました。
「成長」という目的のために、何度も自分に矢印を向け、深く思考し試行する。

プロのプロたる所以。

長年のマリノスファンである私は、当時彼が後半出てくるのが本当に怖かった。そしてプレイを見るのが楽しみでもあった。
早く欧州へ行ってくれという思いと、寂しくなるという両方の感情を抱いていた。
だからW杯での活躍も今の活躍も驚きはない。
一方で、ライバルチームから旅立った彼に、すっかりファンになった。
...続きを読むこの本を読んで、なおさら活躍に驚きはなくなった。
才能を持った者が、適切な環境で、正しく努力をし続ける…言葉にすると簡単だが、もちろん実際にすることは極めて難しい。
筆致も不自然なところがなく、静かに熱いものを感じる。
これからも活躍が楽しみだ。

がむしゃらに頑張るのではなく、科学的根拠に基づいた食事や、目的を明確にした筋力トレーニング等、1つ1つの判断・選択が合理的であり、幼少期から着実にキャリアをステップアップさせている理由がわかる1冊。
思考法は、ビジネスパーソン等のアスリート以外にも応用できると思料。

大谷と同様に子供の頃からプロサッカー選手になり海外に行くことを見据えて大学進学　フロンターレ　ベルギーと歩んでいる

素直さ、“受け止め方”、情報の取捨選択、継続力そして…“逆算思考”など、KEYWORDから自分の不得意に気付かせてもらった。

面白かった。

川崎フロンターレのレジェンド、中村憲剛氏が三笘選手のすごさを「自己分析力の鬼」とNHKサンデースポーツ内で語っていた。その所以を本書から存分に感じ取る事ができる内容であった。

現役のサッカー選手が書いた本にしては、
他選手と比較にならないほどの単純な文量と
思考のプロセスが明確に書...続きを読むかれており
ここまで自分の決断やプレーを言語化できる選手はあまりいないのではと思う。

時折、テーマと関係のない話がいくつか挟まってあることがあるがその辺りもご愛嬌ということで、読む際にあまり邪魔にはならなかった。

編集の方も文章の構成を大きく修正せずにそのまま出されたのかなと思うし、だからこそ本人が書いたであろう手触り感を感じることができる著作であった。

冒頭、三笘選手が未来のプロサッカー選手を目指す子供たちに送る言葉として三つのアドバイスを記している。
「自分にしかない武器を身につけること」
「自分を分析する力を持つこと」
「毎日の努力を積み重ねること」

本書は三笘選手のこれまでのキャリアを幼少期からそれぞれの所属チーム毎に時期を分けて書きながらも、冒頭の3点をその時々でどのように意識して日々の考えてサッカーをプレーしていたかを言語化して記している。

彼がここまで言語化し、自分を分析する能力を付けられるようになったのも川崎フロンターレジュニア時代から書くように言われていた、サッカーノートがその基礎を築いたと本書では言っている。

このあたりは翻って自分はサッカーノート、つけなかったな、と反省する。
これは社会人になって今思う事だが、
自分の一日を振り返って言語化し自己分析を行う事で
日々のパフォーマンスを改善する事ができるのであり
その点が重要な事に、自分は気が付くのが遅すぎたと思う。


自分自身改めて言語化をしていき、自己分析を行う事を意識して仕事に取り組もう。
そう思える一冊でした

三苫選手の活躍の理由を知れる一冊。
遠回りのようだが高校卒業後にそのままプロになるのではなく、大学の4年間で自分の武器(ドリブル)に磨きをかけ、大学卒業後にJリーグで即戦力、その後の海外移籍、その後の日本代表での活躍。目標を設定した後の逆算思考の精度がとても高い。ここまで計算されているとは思いません...続きを読むでした。ビジネスパーソンも必読の一冊だと思います。

三苫選手はフロンターレの時から注目し応援してきた。
今回この本を読んで感じた事は、三苫選手は自分を客観的に見ていて、何が足りないのか、どうすれば補えるのかと言うことを逆算思考として表現していた。
以前都並敏史選手の本でプロになったばかりの頃消えていった反面教師はいっぱいいると言う話やプロの意識につい...続きを読むて語っていたが、それから20年近く経ち、プロの意識はここまで進んだのかと外野の1人として感じた。
一言で言えば、驚きとともに答え合わせを聞いているような感覚で読める本だと思う。

頭がいい選手だなぁと思った。
単細胞にならずに、どうやったらサッカーでハイパフォーマンスを出せるか、結果を残せるかを考えて普段の生活、トレーニングに落とし込める選手。
科学的なエビデンスを大切にして、コントロールしながらトレーニングをしている几帳面さが印象に残る。
考える力が小さい頃から圧倒的だと思...続きを読むう。