市川沙央のレビュー一覧

  • ハンチバック

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    おいおい、刃がこっちを向いてるぞ。

    真の平等とは何かを考えさせられた。同じ人間である以上、特別扱いも腫れもの扱いも違うんだよなあ。「個人を尊重しよう」と言えば簡単だが、この尊重という言葉も難しい。

    何をもって尊重と言えるのか。個々人のバックグラウンドを考慮せずに均一的な接し方をするのも多分違う。

    多様な価値観を理解する必要がある。いや、価値観を理解し受け入れる土壌を持つべきであるというのが正しい気がする。

    読書そのものも、あるいは特権的な行為と言えるだろうが、それでもなお、多くの物語に触れて自身を耕していきたい。

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    2026年01月25日
  • ハンチバック

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    ネタバレ

    なかなか内容が難しめと感じました。

    表現も普段関わりが内容医療の分野、そして生活の様子のためイメージがしにくいところですが、それでも情景が浮かんでくるところに著者の表現のうまさを感じました。

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    2026年01月11日
  • ハンチバック

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    今まで読んだ作品の中でも群を抜いて衝撃的な作品。

    内容そのものも素晴らしかったが、特に本編終了後の往復書簡がなりよりも面白かった。

    健常者至上主義や、特権性に気づけない話は無意識下での偏見や差別を認知できる体験になった。

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    2026年01月06日
  • ハンチバック

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    作者と井沢釈華が終始重なって見え、エッセイを読んでいるような感覚にもなる作品だった。文庫版後半の往復書簡を拝読すると、作者は主人公である井沢釈華をしっかり別人格として生を与えており、作者と主人公の重なる部分と非なる部分が明確になってそれも面白かった。
    強者と弱者が多角的に、かつ相対的に表現されている作品だなと思う。絶対的な強者、弱者は存在し得ないからこそ、人間は自己や他者に対して複雑な感情を持ち、苦悩するのかもしれないと感じた。

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    2025年12月18日
  • ハンチバック

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    こじらせ女子が初期衝動で書いたパンクのような作品と思いながらも、芥川賞授賞式の車イスの市川沙央さんを思い浮かべると勝手にバイアスがかかってしまい、なんか自分の中の色んなものが炙り出されてしまう。
    でもパンクのような小説、嫌いじゃないです。面白かった。
    授賞の3年後に読んだくせに「出来れば作者が無名時代に予備知識なしに読みたかったな」とは私の勝手な願望です。

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    2025年12月06日
  • ハンチバック

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    どうしても普段障害者目線で物事を見ることがないので、紙の本を読めるのは5つの健全性が揃っていてこそというくだりは、今まで考えたこともない視点だったなと感じた。

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    2025年11月30日
  • GOAT

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    読み終わりました!
    これも2か月くらいはかかったかな
    特集が『愛』だから、どんな愛なのかとワクワクしましたけど

    濃い!!
    愛が濃い!!

    ほんわかした愛ばかりを想像してたらやられます
    愛にもいろんな形があるんだよ?
    改めて突きつけられた文芸誌です

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    2025年11月16日
  • ハンチバック

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    私が障害について考えるようになった原点は、小学生の時に乙武さんの五体不満足を読んだこと。それから、私なりにいろんな視点を持って生きてきたつもりだったけど、全く知らない・考えたこともなかった世界が描かれていて、強烈なパンチを食らった気分。おもしろかった!(という感想がふさしいのか?という疑問がよぎりつつ、あえて普通の感想を述べる。)

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    2025年11月14日
  • ハンチバック

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    読後感を表すなら、どんと鈍い音を立ててぶつかられたような感じ。攻撃性のある言葉によろけても、理解出来なかったで終わらせたくない。
    紙の本を捲る指を見つめて考える。当たり前だったことが、今は当たり前に思えないのだ。
    この変化こそ読書の醍醐味だなと思うのです。

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    2025年11月11日
  • ハンチバック

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    本作の文庫版には、作者と文学者との往復書簡も掲載されています。そのなかで作者は次のように言います。

    「ある一面では弱者であっても、別の一面では強者である――このようにして強者と弱者の相対性を自覚することは、誰であろうと必ず持つべき観点であり、現代の社会に広がる意識の分断に呑まれないためにも効果的な処方箋せんだと思っています。何よりも大事なこととして、こうした思考法を自己正当化のために用いるのではなく、相互理解ということを忘れないでほしい、絶対に諦めないでほしいと私は思います」

    障がい者が住むグループホームを舞台とした本作。そのように限られた空間においてはケアする者とケアされる者とのあいだ、

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    2025年11月08日
  • 女の子の背骨

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    『オフィーリア23号』
    金持ちの大学院生の子供の日常って感じでした。懊悩する青春の日々。何だか羨ましく思いました、。

    『女の子の背中』
    沢山。共感できました。姉妹の病気。その時々の思いや感情が素晴らしかったです。

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    2025年11月06日
  • ハンチバック

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    本文だけでは自己完結も一切できず難しかった。ただ、その後の往復書簡にて理解を深める手助けがあったので、段々と再読が楽しくなった。

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    2025年10月27日
  • ハンチバック

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    ネットスラングやビジネス用語、医療器具など小難しい言葉で、強烈な表現をしているのでドン引きしながら読んだ。
    読書好きをグサグサ刺す棘のせいで評価ガタ落ちになっているのが面白い。
    それに加えてホラー映画好きの私としては、見世物が禁止されてホラーが流行ったという指摘に「ウッ」となったが、『ヘレディタリー』や『マリグナント』など最近のホラー映画は平気で障がい者をホラー要素として使っており、隔離するつもりのない表現者もいるということは弁明しておきたい。

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    2025年10月22日
  • ハンチバック

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    短くて読みやすい。障害があるということ、その大変さや生きづらさを、思わぬ角度からも教えてくれる、重たいような感じがするのに、なぜかそんなに心が暗くならない。絶妙なバランス感覚が、作者のセンスなんだと思った。

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    2025年10月22日
  • 女の子の背骨

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    僕は難しいことは分からないので何とも言えないのですが、文章が美しくて読みやすかったです。世界観や価値観が中々に独特だから癖になって後半では読み進めるのが楽しかったです。

    社会に対する、というより性やそれに通ずるものに対する怒りを背景に感じられました。

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    2025年10月15日
  • GOAT

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    まだ読み途中

    全部が全部刺さる!ってものではなかったけど、普段触れない色々な文学に触れるきっかけになったりして良かった。しかも510円なの安すぎる。
    ・沖方丁さんの「終末の愛」が好きだった。

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    2025年10月15日
  • ハンチバック

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    芥川賞の候補者としてニュースで取り上げられているのを観て、興味を持った。
    性への関心や、動かない身体に対する描写など、生々しくも目が離せない内容。

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    2025年10月06日
  • GOAT

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    はじめての文芸誌。

    シューイチで紹介されていたのを見て早速購入。
    低価格で短編小説や詩、短歌、エッセイなどいろいろな作品を楽しむことができ、とてもコスパが良いと思いました。
    他の本を読む合間に楽しみたいと思います。
    イメージキャラクターのゴートくんもゆるくて可愛いです。

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    2025年09月22日
  • GOAT

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    今まで読んだことないジャンルも見れて面白かった。
    1~2週間で読み終わったけど、個人的にアイスが好きなのでアイスの話は良かったです。

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    2025年09月22日
  • GOAT

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    いろんな人の作品が読めるって、しかも510円という破格!はかくすぎダローーー!もっととってええですよ

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    2025年09月21日