中村香住のレビュー一覧 私はアセクシュアル――自分らしさを見つけるまでの物語 レベッカ・バージェス / 上田勢子 / 中村香住 社会・政治 / 社会問題 3.5 (2) カート 試し読み Posted by ブクログ セクシュアリティの話ではあるのですが、 副題の「自分らしさを見つけるまでの物語」がとてもしっくりきました。 規範的な文化にどこか息苦しさを感じている方にお勧めです。 自分のセクシュアリティとは違うのですが、何故か惹かれる話で、一気に読みました。 (コミックなので読みやすさもあります) 2章の 「メンタルヘルスやセクシュアリティの面で、規範的な文化にハマらない人たちは、みんなこんなふうに感じているのかな?」 という著者の思いにとても共感したので読めたのだと思います。 0 2025年08月09日 アイドルについて葛藤しながら考えてみた ジェンダー/パーソナリティ/〈推し〉 香月孝史 / 上岡磨奈 / 中村香住 雑学・エンタメ / アニメ・芸能・ゲーム攻略本 3.6 (5) カート 試し読み Posted by ブクログ アイドルというものを、ジェンダーやセクシュアリティという観点から語る論考集。アイドルを「疑似恋愛」の対象と見るのではなく、パフォーマンス重視で見ている自分としては、アイドルを見る切り口が違って違和感はあったが、どの論者もアイドルへの愛ゆえに葛藤しながら思考しているので、不快感はない。参考になる一書だった。 0 2022年12月22日 アイドルについて葛藤しながら考えてみた ジェンダー/パーソナリティ/〈推し〉 香月孝史 / 上岡磨奈 / 中村香住 雑学・エンタメ / アニメ・芸能・ゲーム攻略本 3.6 (5) カート 試し読み Posted by ブクログ 奇しくもAKB48岡田奈々が熱愛報道を受けて卒業を発表したり「推し疲れ」が話題になったりしているタイミングで読んだ。恋愛禁止という摩訶不思議な慣習から「推す」という行為が本質的に内包する暴力性、アイドルと性的消費など興味深い論考ばかり。ただし、タイトルに「葛藤」とあるようにいずれも何か明快な結論を提示するわけではない。アイドルファンである読者も一緒に考える。個人的にはアイドルを観る・推すということを賭博になぞらえて考察した第9章が目から鱗だった。参考文献の『賭博/偶然の哲学』も読んでみたい。 0 2022年11月29日 アイドルについて葛藤しながら考えてみた ジェンダー/パーソナリティ/〈推し〉 香月孝史 / 上岡磨奈 / 中村香住 雑学・エンタメ / アニメ・芸能・ゲーム攻略本 3.6 (5) カート 試し読み Posted by ブクログ 消費者が刺激に鈍くなり、より刺激なものを求めるほど、つくる側はそれを売る 世界を変えるのは劇的な力を持ったスターではなく、そのスターを眼差すあなたです 主体としての買う側の意識が変わらないと世界を変えることは難しいっていうの超納得〜 何回も読み直してアイドルの良さ良くなさと向き合いながら“推し”ていきたいと思う 良くない面に勝手に押しつぶされない! 0 2022年10月05日 私はアセクシュアル――自分らしさを見つけるまでの物語 レベッカ・バージェス / 上田勢子 / 中村香住 社会・政治 / 社会問題 3.5 (2) カート 試し読み Posted by ブクログ ところどころ日本のオタクが嬉しくなるネタがあってクスッとなった。 画面の作りが自分には少しごちゃっとしてるように感じてしまったが、その文化圏では普通なのかも? 0 2025年07月29日 アイドルについて葛藤しながら考えてみた ジェンダー/パーソナリティ/〈推し〉 香月孝史 / 上岡磨奈 / 中村香住 雑学・エンタメ / アニメ・芸能・ゲーム攻略本 3.6 (5) カート 試し読み Posted by ブクログ 恋愛禁止、卒業制度、SNS、推し活、フェミニズム、ジェンダー等、アイドルというジャンルをめぐる問題やアイドルを鑑賞する際に感じる迷いや葛藤について、9人の論者がそれぞれの観点から論じている。さまざまな問題が複雑にからまったアイドルを論じる上での問題を提起をする。 とくに印象的だったのは最後の章で、予想通りにいかない不確実性をはらむという点でアイドル鑑賞と賭博の類似しているというのは新鮮だった。 0 2024年06月03日 アイドルについて葛藤しながら考えてみた ジェンダー/パーソナリティ/〈推し〉 香月孝史 / 上岡磨奈 / 中村香住 雑学・エンタメ / アニメ・芸能・ゲーム攻略本 3.6 (5) カート 試し読み Posted by ブクログ 葛藤しながら〜とあるので明確な解はない。多面的に考えているということそれ自体が未来へ繋がればいいし、人文学系の学生には考えるヒントになるだろう。第3章ハロプロが女の人生を救うは面白かった。ハロプロの逸脱した曲展開は女の子そのものなんだね。男性の一人称=僕で描かれた物語は確かに記号的だ。 余談だが指原莉乃プロデュースのアイドル(=LOVE、≠ME、≒JOY)にはまっていて、彼女が綴る一人称=私の世界観は面白いので何かの機会があれば是非。 0 2022年08月16日 <<<1・・・・・・・・・>>>