後藤直義のレビュー一覧

  • アップル帝国の正体

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    アップルとグーグル、どちらがビジネスモデルとして優れているのか?日本にとって利益になるのか?考えさされた。

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    2017年02月26日
  • アップル帝国の正体

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    どのようにアップルが今のブランド力を作り上げたか、その裏にある闇?についての話。

    ・内容
    アップルは部品一つ一つにこだわり、ファンを得て、ブランドを構築した。
    アップル製品は世界中で爆発的に売れ続け、 アップル部品サプライヤーの「帝国」になった。
    アップル製品が売れれば売れるほど、「帝国」による支配が強まった。
    アップルは多額の利益を上げる一方、サプライヤーにコストダウンを要求し続けた。
    また、事前通告なしに一方的な取引中止をされ倒産した企業もある。
    アップルに依存しているサプライヤーが多い中、アップル製品の売上成長率が鈍化している。
    サプライヤーはアップルとの付き合い方を考え

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    2016年05月28日
  • アップル帝国の正体

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    ネタバレ

    アップル製品に使われている部品は日本製がたくさんある、という事実にあぐらをかいてはいけないことを認識させられた本。

    こういう本を読むと、どうしても日本は技術は高いが商売が下手、というのを改めて認識させられる。
    アップルの手のひらの上で踊らされている、という状況に危機感を感じた。かといって、日本でアップルのような製品開発を行うのは無理な気がするし、向いていないと思う。
    日本人にあった方法で、競争力を高めるのはどのようにしたらいいのだろうか。

    どこかに依存すると、そこから抜けられなくなる。保守的な環境で、既得権益にとらわれると出し抜かれる。結局常に先を見越すしかない、ということだと思う。

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    2015年12月14日
  • アップル帝国の正体

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    アップルの下請けと化した日本メーカーの苦悩の本だな、という率直な感想。

    例えば、iPodを磨きあげた日本の中小企業の匠の技は、ビデオに撮影されて、こなれた研磨の仕事は、安く大量に生産できるアジアの国へ移植されてしまった。
    日本の匠の技術をあっという間に飲み込み、海外展開によって、あっという間にコモディティ化させる、という残酷な一面。

    iPhoneの部品には、日本メーカー(ソニー、セイコー、TDK、JBD、三菱電機、東芝、シャープ、村田製作所、パナソニック等)が多数関わっている。
    新型iPhoneの売上だけで、米国のGNPを0.5%も押し上げるくらいの影響力があるのだから、日本メーカーの受注

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    2015年09月22日
  • アップル帝国の正体

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    ネタバレ

    Apple依存症。企業も個人も。
     考えもせずにパワーポイントでプレゼンをする。
     ページ数無制限な資料作り。
     だらだらとメールチェックとWEB閲覧。
     効率化に逆行。
     パソコンが無いと何もできない。

    新潟県燕市、小林研業。
    2001年のiPod発売から4年。
    職人の磨き作業がAppleからの依頼で東陽理化学研究所によりビデオ撮影される。
    その後、中国での自動研磨へと。

    最盛期は地元20社で一日2万台弱も磨き上げていた。
    1個あたりの加工賃は100円。
    iPodの光沢度はミラー800番。
    検査に落ちた不良品を磨き直すことで1000番で磨ける技術を習得する。
    Appleがいなくなった今の

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    2014年12月29日
  • アップル帝国の正体

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    著者は、週刊ダイヤモンドの記者2名。元々は週刊ダイヤモンドの特集「Appleの正体」の記事らしい。

    日本人は諸外国に比べて、iPhone好き、apple好きが多いといわれデザイン性が高いと言われるappleが秘密主義であり、その裏側にある部品調達としての日本企業の苦悩、、コントロールされる家電量販店の苦渋、iPodとiTunesの音楽業界の変化、携帯キャリアの変遷、ソニー製のイメージセンサーを積んだことで、ソニーのデジカメが売れなくなったなどの主に、2013年発刊時の現状の経済報告となっている。

    技術的な話よりも、経営・経済的な話、株価などの話が多いが、その方法論もジョブスがいなくなったア

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    2014年04月25日
  • アップル帝国の正体

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    情報規制をしてまで徹底して秘密裏に進める開発。どんな小さな技術も世界中から探し出して、徹底的な経費削減を行わせ従わせるビジネス。いかにすぐれた日本企業の多くがアップルの下請け工場化されているか。その実態を暴露してくれた関係者。アップルはイノベーターではなく、品質向上のために果てしない競争を進めていくのだろうか。

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    2013年11月19日
  • アップル帝国の正体

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    ものづくりの新境地。あの有名企業でさえアップルにはひれ伏すことしかできなくなっていたのだなんて!アップルの徹底した経営戦略に舌を巻いた。

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    2013年10月17日
  • アップル帝国の正体

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    ジョブスの功績をたたえるようなアップルのプロダクト、マーケティングの本は多いが、日本企業の側から見たアップルの実情に迫っている。アップルの下請け工場になってしまったシャープやソニーの人たちがどのように考えているのか、そのリスクなどが、地道な取材に基づいて書かれていておもしろい。7月に出版された本だが、今日(9月20日)に発売になった5Cや5Sに関する記述もあたっていて、深く入り込んだ取材であることがよくわかる。iPhoneにどれだけ日本の技術が詰め込まれているか、開けてみることのできないiPhoneだが、この本で理解できると思う。

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    2013年09月20日
  • アップル帝国の正体

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    アップル躍進の要因をビジネス的側面から迫ったルポ。
    どこまで本当というか、的を得ているのかは分からないけどオモシロイ。
    自社工場を持たないメーカーであるアップルの凄味、アングロサクソン的な攻撃性がよく分かる。世界的な収奪システムを構築したアップル、そこに依存しなくてはならなかった日本メーカーと、スマホ市場での明暗が悲しい。
    どこよりも優れたものを作っているのに、サプライヤーに決して報いないのがアップルってことだ。
    iPodの美しい鏡面は、かつて新潟の工場ですべてが仕上げられていた。販売台数の増加にともない、大量生産が可能になるように技術移転をせざるをえなかったわけだが、ここの件りには泣けた。

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    2013年09月08日
  • アップル帝国の正体

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    Apple の商売を概観できてよい。消費者もさることながら、製造業者を絞り上げると何が起きるかの社会実験を系統建ててやっているように思える。

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    2013年09月01日
  • アップル帝国の正体

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    知らないこともあり読んでよかったと思う。
    やっぱり徹底的に調べつくす、そして最適を選択する。そこに尽きる。
    日系メーカーも世界的なヒット商品を生み出してほしい。
    部品の供給だけにとどまらず。

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    2013年08月25日
  • アップル帝国の正体

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    AppleについてはこれまでSteve Jobsの功績にハイライトされがちだったけど、本書はAppleの取引先である日本の製造メーカーや販売の現場にスポットを当て執筆されていて、新たに知る事実ばかり。

    そして、これを読むと、Appleの競争優位としての「他社には真似できない圧倒的なバイイングパワー」が要になっていることを実感します。

    特に驚いたのは、シャープやソニー、東芝といった日本優良メーカーに重要パーツを供給させ、ハイクオリティを提供する徹底したサプライチェーンとその品質管理体制の並ならぬマネージメントぶり、そしてこれらのメーカーのAppleへの依存度が高まる一方で、いつ何時生産委託を

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    2013年08月18日
  • ベンチャー・キャピタリスト 世界を動かす最強の「キングメーカー」たち

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    アメリカでユニコーン、デカコーンが生まれる理由が分かりました。ベンチャーを生み・育成するエコシステムがしっかりと根付いていることがわかります。

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    2024年10月19日
  • アップル帝国の正体

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    著者である週刊ダイヤモンドの記者2人が日本のメーカー・台湾メーカーや通信キャリア等の取材を通じて今まではタブーで殆どの人が知らなかったアップルを支える下請けメーカーの残酷な実態をレポートする。

     日本の大手メーカーの東芝・ソニー・シャープ等等、相当に多くのメーカーが秘密保持契約を結ばされ一切の情報を漏らす事なく理不尽な下請けに甘んじている状況に愕然とします。

     アップルの凄いところは調達先のメーカーどころか流通(大手家電量販店)や通信キャリアへの管理も徹底しており広告1つについても厳しい管理がされ徹底したコスト削減を実施させ圧倒的な人気商品のiPHONEを背景として自社に利益が集中する様な

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    2021年04月17日
  • アップル帝国の正体

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    ・かつて世界を席巻した「日の丸メーカー」が、実のところアップルに大量の電子部品を供給する下請けメーカーに成り果てたと行っても過言ではない。
    ・アップルにとって納期は絶対ではない。文字通りの死守だ
    ・小売の価格は自由にできると独占禁止法に定められているが、もし安売りが発覚すればアップルはさりげなく「在庫が足りない」と言って、確実に出荷台数を絞ってくる。

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    2018年12月09日
  • アップル帝国の正体

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    アップルの強引な戦略が良くわかって驚き.でもそれは消費者がアップルをほしがっているから可能なこと.ソニー、パナソニック、シャープもっとがんばれ.

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    2014年07月06日
  • アップル帝国の正体

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    アップルがどうしてトップに躍り出たかというより、日本企業が(例えばソニー)がどうして転落したかということが、よく分かった。日本企業の再生に期待したいです。

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    2014年06月20日
  • アップル帝国の正体

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    ジョブスやiPhoneの
    花々しいAppleとは違った
    企業としてのAppleの側面。
    Appleがどうのこうの、というより
    世の中の流れがわかるか

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    2014年05月24日
  • アップル帝国の正体

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    アップルの独善的ともいえる過酷なビジネス主義と、それに翻弄される日系企業の姿がつぶさに描かれている。
    既によく知られた実態なのかも知れないが、事前の知識がない向きにとっては新鮮であろう。

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    2014年01月29日