イビチャ・オシムのレビュー一覧

  • 信じよ! 日本が世界一になるために必要なこと

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    まだ、「世界一」になる可能性がわずかながら残っていた、コロンビア戦の前に、試合会場であるクイアバに向かう飛行機の中で読みました。

    あのオシムさんの考えよ!の続編。
    初出場となった母国ボスニア・ヘルツェゴビナと日本のこと、そして、各グループの勝ち抜け予想が書かれている。

    読んだ時点で、すでに各グループの情勢が見えてきているタイミングだったので、オシム爺よ、残念!っていう
    分析もあったりで。

    残念だったのは、5/22というメンバー発表後に発刊されているにもかかわらず、確定前で、日本のサプライズメンバーは誰かみたいなところだとかも語ってる。
    最近の新書は雑誌みたいなものなんだから、校正加えてか

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    2014年07月22日
  • 信じよ! 日本が世界一になるために必要なこと

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     開幕後と言うこともあってややいまさらな感はあるが、オシム氏による、ブラジルW杯に向けての提言を中心に書かれた本作を読ませていただいた。
     お忙しい中、このような本の著述に力を割いてくれていることには本当に頭が下がるところだ。

     ディテールで見れば実際とズレている予見も少なくないが、本質的な議論においてはさすがと唸らされるところが多かった印象である。
     たとえば、全グループの初戦が行われた現在、本書が指摘している「個人主義の時代」という次のトレンドを感じさせる試合が少なくなかった。
     ゴールシーンにおいて、ほとんど独力での打開と言うべきシーンも少なからず見られたし、反対に組織立ったプレーを

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    2014年06月18日
  • 恐れるな! なぜ日本はベスト16で終わったのか?

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    本当に勝ったのは札束だったのかもしれない

    深い

    ブラジルW杯では、過度な期待はせず、勝ち負け以外の部分も応援していきたい

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    2014年05月26日
  • 考えよ! ――なぜ日本人はリスクを冒さないのか?

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    サッカーから日本人の特性やメンタリィティを紐解いている。
    日本人に足りないリスクテイクと自信。それを克服するために自分と相手をリスペクトすること。つまり、自分と相手をよく知ること。楽観主義に客観性を加えることが必要なのだ。

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    2013年09月23日
  • 考えよ! ――なぜ日本人はリスクを冒さないのか?

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    ネタバレ

    元日本代表監督イビチャ・オシム氏が2010年Wカップを前に日本サッカー、日本代表について語っています。




    ジェフをナビスコカップ優勝に導き、日本代表監督に就任した記者会見で「日本を日本化する」というオシムの言葉に希望を見たのを覚えています。


    結果として体調の問題で日本代表監督を続けられなくなってしまったのが、本当に残念でならない。


    この本では日本人の長所、短所について語られており、日本人では当たり前のことがオシムには違って見えているようです。

    短所の一つに日本人は悲観的すぎると言っています。

    日本人の長所は、ヨーロッパでは「あなたの隣にはいつも日本人がいる」という冗談がある、

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    2012年10月07日
  • 考えよ! ――なぜ日本人はリスクを冒さないのか?

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    W杯ぎりぎりになってオシム氏の書いた新書を読んだ。(間に合わせないと。)彼はグラーツに住んでいるんだ。なかなかおもしろい。

    敗戦を覚悟しておく事によって、負けを恐れずに戦えるし、負けたとしても引きずらず上手に切り替えることができるという考え方。オシム、正しいと思う。

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    2012年09月15日
  • 考えよ! ――なぜ日本人はリスクを冒さないのか?

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    オシムの目から見た"日本人"の考察。サッカーに限らず、指導者全般に向けた本。むしろサッカーにのみ興味がある人にとっては非常につまらないのではないかとさえいえる。

    日本人の精神・風土・社会を考察し、進むべき方向を提言している。外国人だからこそ日本人の精神性を客観的に見ることができるのだろう。サッカーに興味がなくても何かを指導する立場であれば是非読むべき一冊。

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    2015年11月13日
  • 恐れるな! なぜ日本はベスト16で終わったのか?

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    ネタバレ

    チェック項目21箇所。親善試合は結果を求めるのでなく、チームを良化、成長させるためのディテールをチェック、調整するために役立てばいい。最後は選手一人一人がピッチで考え、行動する・・・選手を信じてはならない。知的にプレーする=自分で考える力。戦術は毎試合、毎分変わっていく。柔軟な対応力が必要。多くの幅広い知識領域から吸収することが理想的。責任感を強調しすぎてはいけない。リーダー・・・生まれながらの資質、技術の優位性ではなく、性格、アグレッシブに最後までプレーをし続けるパーソナリティ。一人のスターだけに頼るよりもチームでゲームを支配するというスタイルに向かっている。負けないサッカーにこだわりすぎて

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    2012年01月09日
  • 考えよ! ――なぜ日本人はリスクを冒さないのか?

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    日本代表の中盤、遠藤に対する当時の印象。この本を読んで、彼はかなり変わったのではないかと思うくらいだ。
    あと、日本に外国人ブレイヤーを帰化させる意識はないのかと。
    確かに、日本の中盤は海外で活躍している選手が多い中、FWにはいない。
    ストライカーがほしいと思う。

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    2011年12月13日
  • 考えよ! ――なぜ日本人はリスクを冒さないのか?

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    もちろんサッカーについての話がメインだが、題にもあるように日本人の性質をサッカーを通して客観的に見ている。特に日本人の長所や短所を含めた国民性のようなものを、日本の歴史的な背景(敗戦国であること等)や日本における地方の歴史的な特色と関連させて述べている部分は非常に興味深かった。

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    2011年12月11日
  • 恐れるな! なぜ日本はベスト16で終わったのか?

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    サッカー元日本代表監督のオシム氏については、禅宗の仏教僧を思わせる、警句を発しているのを見て、非常にユニークな方だと思っていた。本書にも、そうしたオシム氏らしい、言葉が並んでいたが、しかし、この方は意外と「勇気の大切さ」「なぜ日本人はリスクを取ろうとしないのか」という事について、相当厳しく主張していた。特に「決定力不足」といわれて久しい日本サッカーではあるが、根本的に国民性に問題あり、とみている事はさすがだと感じました。

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    2011年10月09日
  • 恐れるな! なぜ日本はベスト16で終わったのか?

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    W杯後の、マイスター イビチャ=オシムの日本サッカーへの提言。

    内容としては南アフリカのW杯を振り返り、それぞれの時点での評価、及び、今後の可能性と共に、優勝スペインをはじめとする国々への評価も入っている。

    最後には、代表監督となったザッケローニへの選び方などについても述べている。分析そのものはオーソドックスであり、かつリスクを冒して攻めるというわかりやすい論理が、常に貫かれている。

    日本サッカーに必要なのは、このような哲学と現実とのバランスをとることかもしれない。

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    2011年07月04日
  • 恐れるな! なぜ日本はベスト16で終わったのか?

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    日本代表は、リスクを犯してでも結果を取る勇気に欠けていた。オシムの言葉は、日本人全体に向けられた言葉でもある。パラグアイにPKで負けた決勝トーナメント1回戦を、オシムはこう切り捨てる。「PK戦に勝ったのは、勝利に値しないチームだったが、敗れた日本もまたPK戦で勝つには値しないチームだった」。曰く、「相手を窒息させる」ほどのハードワークを行いながら、相手の一瞬のミスを待つ忍耐強さが足りなかったのだと。
    オシムは負けないことが至上命題となってしまった現代サッカーを憂い、各国代表がモウリーニョ化してしまうことを懸念している。
    だが、彼はまだサッカーに失望しているわけではない。例えば、日本対オランダ戦

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    2011年02月21日
  • 恐れるな! なぜ日本はベスト16で終わったのか?

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    ベスト16の真実、スペインの美しき勝利…。オシムが2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会で見えた日本代表チームの課題を指摘し、2014年のブラジル大会へ向けた提言を綴る。

    南アW杯日本代表に関してオシム氏は、中沢・闘莉王・阿部の守備を高く評価しながらも、チームがもう少し勇気をもって攻めていれば次へ行けたと言う。また中村俊輔を非常に高く評価する氏は、外した岡田監督の決断に敬意を表しつつもW杯での俊輔不在と遠藤の不振を嘆く。スペインやチリのパスサッカーが日本の目指す姿といい、結果だけを追い求めるイタリアサッカー界から監督を起用したことに懸念を抱く。ザッケローニ監督でアジア杯を戦っている日本

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    2011年01月19日
  • 恐れるな! なぜ日本はベスト16で終わったのか?

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    今年(2010年)も残すところあと一月となりました。スポーツ界のニュースとしては、最近では“和”の力で勝ち抜けた千葉ロッテマリーンズの活躍がありましたが、この一年で一番盛り上がったスポーツと言えば、ワールドカップ南アフリカ大会での日本の活躍だったのではないでしょうか。前回はタレント揃いの“黄金世代”ということもあり、常に注目を集める日本代表でしたが、蓋を開けてみるとベスト16というすばらしい結果を残すことになりました。下馬評を覆し、実力を見せ付けた今回の日本代表の礎は、イビチャ・オシム氏の意識改革の賜物であると思います。

     イビチャ・オシム氏と言えば、試合前や試合後の禅問答のような難解な記者

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    2010年11月23日
  • 恐れるな! なぜ日本はベスト16で終わったのか?

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    オシムさんの話が分かりづらいのか、インタビューをそのまま本にした編集が悪いのか?前作と同じような印象です。
    日本代表が活躍した分、色々なジーンズを思いだして面白かったです。

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    2010年10月20日
  • 恐れるな! なぜ日本はベスト16で終わったのか?

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    オシムの過去の著作に通じるのだが、サッカー論がいつしか日本人論や人間としてのあり方にもつながってくる。
    痛烈だがウィットに富む、そして示唆に富むコメントは日本サッカーのあり方、そして日本人としてのあり方を考えさせられる。

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    2010年10月17日
  • 恐れるな! なぜ日本はベスト16で終わったのか?

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    この本を読んで、オシムがいかにサッカー日本代表を愛していた(いや、愛している)かがわかるような気がします。南アフリカ大会ベスト8を賭けての戦いでPKで敗れてしまったことを本当に悔しがっているところにそれはよく現れています。辛辣なことも書いてあるけれど、それはオシムだから許されることでしょうね。2014ブラジル大会での中心選手は中村俊輔だ、と書いてある下りにも共感。そして、オシム自身がいつの日かベンチに座るつもりでいることにも心打たれます。日本のことをこんなに熱く思っている人がいる、そこが嬉しいですね。

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    2010年10月16日
  • 急いてはいけない ~加速する時代の「知性」とは~

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    哲学者のような本で、何度か寝落ちした。
    でも、もちろん嫌な感じはしない。
    その中にとても含蓄があり、
    自分にも突き刺さる話があったりする。
    急いて読んではいけない、ですね。

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    2025年01月18日
  • 考えよ! ――なぜ日本人はリスクを冒さないのか?

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    「リスクを負わぬものは勝利できない。そしてリスクとは、負けることによって認識すべきものではない」

    この言葉は響いた。

    でも木村元彦が書くオシムのルポの方が、100倍良かった、、、読み返そうかな。

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    2020年07月25日