加藤英明のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
印旛沼のカミツキガメのことがニュースになり、気になっていた。子どもにも大人にもわかりやすい良書だと思う。子ども時代に関わってきた生き物のことや、研究者になるまでの道のりについては、親近感を持って読んだ。生き物を調査すること、特に幼体の生態を把握することの難しさが、手に取るようにわかる。そして、私たちがこれから、どのように野生生物や外来種と接していけばよいかについても、まとめられている。
目次
1 危険なカミツキガメ
2 子ども時代の私と外来生物
3 カミツキガメ、各地にあらわる
4 たたかいの始まり
5 池の水をぬこう
6 150個のわなをみんなでしかける
7 カミツキガメは「悪い生き物」?
8 あきらめたら終わり
・あとがき
・特定外来生物リスト
■コラム:外来生物対策メモ■
1 これが外来生物カミツキガメだ!
2 日本の水辺にいる外来生物
3 カゴわなの種類と仕組み
4 カミツキガメの卵
5 カミツキガメの定着を食い止める方法
6 外国で問題化している日本からの外来生物
7 私たちにできること
著者紹介
加藤英明(著)
1979年静岡県生まれ。農学博士。静岡大学教育学部講師。「世界ぐるっと爬虫類探しの旅」(エムピージェー)、「ゆるゆる外来生物図鑑」(学研)など、爬虫類や外来生物関連書籍多数。テレビ番組でも活躍中。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ相変わらずペット人気や、外来種問題などもある。
ウーパールーパーは元々黒っぽい色だったのが品種改良で今のピンクになったらしいが、どうゆうこっちゃ!?
二足歩行のグリーンバジリスクが可愛い。
両生類
無尾目(カエルなど)
有尾目(イモリなど)
無足目(アシナシイモリなど)
爬虫類
カメ目
ムカシトカゲ目
有鱗目(トカゲ、ヘビ、ミミズトカゲなど)
ワニ目
アカハライモリの皮膚にはフグと同じテトロドトキシンという毒がある。
〇〇モドキ、ニセ〇〇、〇〇ダマシ、などは〇〇に似たものとして命名。
アメリカアリゲーターは卵が発生中の温度により性別が決まる。32.5〜33.5℃で全てオス、31.5以下か34.5℃以上で全てメス、間の温度は両方が生まれる。
アカミミガメも温度が低いとオス、高いとメスが生まれる。前者の原因は、性を決定するタンパク質が一定の温度で活性化するから。地球温暖化により偏りやすくなり、絶滅の恐れがある。
ムカシトカゲの頭頂部には第3の目があり、光を感じることができる。寿命は120〜200年。約2億年前から姿がほぼ変わらない。
ヤモリなどがガラスにくっつける理由は、指の裏に細かい毛が生えており、それによりファンデルワールス力という引き合う力が発生する。
アメリカハブの毒から血圧を下げる薬。
アメリカドクトカゲの毒はインスリンを分泌させる働きがあることから、血糖値を下げる糖尿病の薬。
甲羅が柔らかくて平たいからパンケーキリクガメ。危険な時は岩の隙間に入り込み、空気を吸って甲羅を少し膨らませ、足も突っ張ることで、岩の間から引き出せなくなる。
タマゴヘビは鳥の卵だけ食べる。鳥の産卵期以外は何も食べない。卵を丸のみし、喉の奥にある背骨の突起で割り、殻は吐き出す。