加藤英明のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
印旛沼のカミツキガメのことがニュースになり、気になっていた。子どもにも大人にもわかりやすい良書だと思う。子ども時代に関わってきた生き物のことや、研究者になるまでの道のりについては、親近感を持って読んだ。生き物を調査すること、特に幼体の生態を把握することの難しさが、手に取るようにわかる。そして、私たちがこれから、どのように野生生物や外来種と接していけばよいかについても、まとめられている。
目次
1 危険なカミツキガメ
2 子ども時代の私と外来生物
3 カミツキガメ、各地にあらわる
4 たたかいの始まり
5 池の水をぬこう
6 150個のわなをみんなでしかける
7 カミツキガメは「悪い生き物」 -