松田琢磨のレビュー一覧

  • 日の丸コンテナ会社ONEはなぜ成功したのか?
    ロジスティクスの視点で大手海運3社のコンテナ事業には大変注目していた。もう少しインサイダーや裏話的なことを期待して、ある種野次馬的に読んだが、そういった意味では綺麗すぎて若干不満も残るが、大変丁寧に、そして著者たちがこの会社に敬意を払って書いていることがよくわかる。
    邦船大手の統合など少し長めの歴史...続きを読む
  • 日の丸コンテナ会社ONEはなぜ成功したのか?
    コンテナ業界の苦難の歴史とONE設立の背景をわかりやすくまとめた著書。巻末のクリスマスカードのエピソードが印象的。
  • 日の丸コンテナ会社ONEはなぜ成功したのか?
    日本郵船、商船三井、川崎汽船が2018年にコンテナ事業を統合して設立したのが、Ocean Network Express、略称はONE。そして本書は、その設立を巡るドラマである。正確にはマゼンタらしいのだが、まず目につくのはピンク色の船だ。目新しさや他との違いは、このカラーリングにより、この統合によ...続きを読む
  • 日の丸コンテナ会社ONEはなぜ成功したのか?
    ☑︎船舶は大型化すればするほど、貨物の単位当たり輸送コスト、すなわちコンテナ1個当たりの輸送コストが減少して、コスト競争力が増す。
    ☑︎コンテナ輸送は国際政治と無縁ではあり得ず、その重要な要素と言える。
    ☑︎実際にコンテナ貨物の輸送依頼をする際、ブッキングする海運会社と実際に運ばれる海運会社の違いを...続きを読む
  • 日の丸コンテナ会社ONEはなぜ成功したのか?
    面白かった。
    3社統合のコンテナ会社oneの統合の経緯を描いている。
    しかし、内容がさらっとしており薄く、物足りない。
    成功の要因は、本書にもある通り、従来のしがらみや慣習を受けなかったこと、これに尽きる。
    やたらと出島と書かれているが、正直出島はあんまり関係ないので気にしなくていい。
    本書に関連し...続きを読む
  • コンテナから読む世界経済 経済の血液はこの「箱」が運んでいる!
    アジア北米間、アジア欧州間は最も大きなコンテナ輸送経路であり、北米欧州間の2倍あるらしい。この値からもアジアの市場規模の大きさを感じる一方で、徐々に日本はその経路から外れつつあるとのこと。かつての工業国輸出大国とは違う。
  • コンテナから読む世界経済 経済の血液はこの「箱」が運んでいる!
     この書籍はマルク・レビンソン著「コンテナ物語」の続編的な位置にあると感じた。コンテナ物語では船舶による荷物輸送でコンテナが発明され、規格化し、世界経済を大きく変貌させるまでの物語であった。
     「水、空気、コンテナ」これなしに我々の生活を成り立たせることが出来ないほど生活の中に溶け込んでいるコンテナ...続きを読む
  • 日の丸コンテナ会社ONEはなぜ成功したのか?
    お荷物部署と呼ばれ続けて来た邦船3社のコンテナ部門がスピンアウトして設立されたONE社。金融機関主導ではなく民間の意思で日本海運の復権を目的として、シンガポールに設立された同社はエネルギー溢れる中堅、若手が一体となって業務に取り組んだ結果、親会社の最高益を叩き出す利益をあげることになる。
  • 日の丸コンテナ会社ONEはなぜ成功したのか?
    2023年14冊目。満足度★★★★☆

    日本郵船、商船三井、川崎汽船のコンテナ事業をまとめる形でシンガポールの「出島」に新設会社として誕生した会社を中心とする海運会社に関する書籍

    私の様な業界に詳しくない人には、業界の経緯や基礎的な知識が手軽に把握できて良い
  • コンテナから読む世界経済 経済の血液はこの「箱」が運んでいる!
    ・パナマスエズ運河 50万ドル
    ・コンテナは、20フィート、40フィート、、40フィートハイキューブ、3種類。ハイキューブは、背が高い。6m×2.5×2.6。リーファーコンテナは冷蔵庫。、
    ・アジア→米国と、アジア→欧州が基幹航路。環状線。
    ・2位がシンガポール。トランシップが多いため燃料価格の基準...続きを読む
  • 日の丸コンテナ会社ONEはなぜ成功したのか?
    日本の海運大手3社がコンテナ事業を分離して立ち上げたONEについて。ヨイショが過ぎるが、再編統合に至るコンテナ船の業界事情が分かる。
  • 日の丸コンテナ会社ONEはなぜ成功したのか?
    文化の異なる3社の合弁会社の成功は、本社からの物理的な距離、若手の抜擢と一見、当たり前に見えることは驚きだった。