秋満吉彦のレビュー一覧
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「本棚ビオトープ」
なに、その素敵ワード。
本は読むものじゃなくて、
“育てるもの”だった。
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✾血肉となる読書 なぜ読むことだけが人生を変えるのか
✾能楽師安田登/上智大学教授小川公代/経済思想家斎藤幸平/ナビゲート100分de名著プロデューサー秋満吉彦
✾あさま社
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名著は、そのまま読むとむずかしい。
でも、読み方には“コツ”がある。
・本は「自分への手紙」だと思って読む
・“異物”を飲み込むように読む
・柱リーディング
読み方ひとつで、
本はちゃんと応えてくれる。
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特に心に残ったのは、
古代ギリシャ語「タウマゼイン」。
=驚き -
Posted by ブクログ
★名著の
・名著は現代を読む教科書である
・名著の予知能力とは、時代に向き合うことで生まれる普遍性
・囲い込みと資本によるコモンの解体
ex 天然水が商品化されるプロセス
・世界を変えるのは、認識か、行為か
三島由紀夫
・敵と共に生きる覚悟こそリベラリズム。野放図な自由ではない。オルテガ
熱狂を疑え
・社会学は、あなたのせいじゃないと言い続ける学問。岸政彦
・純粋経験
行為そのものになりきること。西田幾多郎
・諦めることは分断
答えが出ることは偏見
だから問い続けることが大切
・ペスト
ためらうこと。白黒つけすぎないこと。
内田樹
・スピノザ
「形」エイドスではなく、「力」 -
Posted by ブクログ
語り下ろしという形式をとっているので、著者の言葉は間接的に文章化されているのですが、一読して「この人の言葉は信用できそう」という印象を受けました。
これはライターや編集者の力量ももちろんあると思いますが、自分なりにその理由を考えてみると、一番大きいのは読書術の本であるにも関わらず「たくさん読むことが大事」とは全く言っていないことじゃないかと思います。
100分de名著のプロデューサーともあれば、「あの本がすごい」「この本は為になる」と量的に本の魅力を語ることも容易に出来ると思いますが、むしろ同じ本を繰り返し読むことの大切さ、難解な本と何度もぶつかりながら少しずつわからなさを解きほぐしていく -
Posted by ブクログ
100分de名著で講師を務めた3人の専門家たちが、
本を人生に役立てるための読み方、『血肉となる読書』を紹介している本です。
経済思想家の斎藤幸平、上智大学教授でケアについての著作が有名な小川公代、能楽師の安田登。
私は小川公代は馴染みがあるので共感できる部分が多いと感じました。一方、能楽師の安田登に関しては全く予備知識がなく、語られる内容が新鮮で…その上ご本人の軌跡がなんとおもしろいことか!驚きを持って楽しく読みました。古典は難しくて全く読めない私ですが、これを機にチャレンジしてみたいと思います。
読んだ内容をすぐ忘れてしまう人、なかなか読み進められない…など何かしら読み方に迷いがある人 -
Posted by ブクログ
今の時代は先の見えない激動の時代。戦前と雰囲気が似ているとも言われているそうだ。
100年前の名著には、そんな時代を生き抜いてきた人類の知恵や経験がつまっていて、未知の危機に向き合うための“時代を超えた真理”を受け取ることができるのだという。
「読書とは、自分とは異なる他者の思考パターン、深層心理、喜びや苦しみを少し分けてもらう行為」
特に印象に残ったのは、1度読んで理解できるものは、実は自分の思考の枠の内側にある“予定調和”にすぎない、という話。
むしろ、違和感のある表現や理解できない価値観を、“異物”として飲み込み、持ち続けること。その蓄積が、後から自分の見える景色を変える可能性がある -
Posted by ブクログ
「難読名著の読み方」
自分は伊集院光のファンどころかやや崇拝しているところがある。
100分de名著のプロデューサーの手による著作で、番組で紹介された名著の背景など語られているが、冒頭の「ハムレット」の件だけでも読む価値はあると、個人的には思う。
ここでは伊集院が碩学の専門家をうならせる解釈を提示する。これを著者は「無知との遭遇」と表現していた。
伊集院はクイズ番組でも活躍しているが、高学歴の他プレイヤーに比べると、必ずしも博識とはいえない。ではなぜシャープな解釈が可能となるのか。
おそらく高度な内容を生活実感と結びつけられる地頭の良さによる物なのだろうと思う。
これは彼のバックボーンで -
Posted by ブクログ
タイトルと目次見た段階でのある程度の推測は「結局歴史は繰り返すっていうか、人類は学習しないから同じ事や同じ失敗やらかすから、それが名著に予言として現れてるんだろうな」みたいな先入観で読み始めた。
まあその予想としては概ね外れてるとは思わないけど、基本的に「プロデューサー目線の100分de名著」をやってる。
端的にはそういうことだけど、それがつまらないかといえば流石に裏方でもエンターテイナーだなぁと。
中でも「赤毛のアン」「アルプスの少女ハイジ」「ピノッキオの冒険」は、見下してる訳じゃないけど多分今後手に取らなかった部類の本だと思うが、俄然読みたくなった。
てか、この番組面白そうだなぁ。配信か