四季大雅のレビュー一覧

  • わたしはあなたの涙になりたい
    本屋さんでオススメされていたこの本
    福島に知人がいるということもあり読んでみました
    胸がぎゅっとなって涙がこみ上げるシーンがいくつもあり‥それでいて決して切ないだけでは終わらない素敵なお話でした
    なんとなくだけど、福島の事まだまだ忘れちゃいけないと感じました
    機会があれば舞台の地にいってみたいです
  • ミリは猫の瞳のなかに住んでいる
    猫の瞳を通じて、美里と出会った窈一が、演劇部に所属しつつ殺人事件の解決に乗り出すちょっと変わったお話。
    詳細な資料に基づいた上で描かれたと思われる、作中で展開される様々な演劇が、比喩表現や地の文の表現力の良さと相まって非常に良かったです。
    また、所々に現れる日常系ミステリーは、次々に予想外のポイント...続きを読む
  • バスタブで暮らす
    久しぶりに読んだライトノベル。
    自分はどちらかと言うとテンションが高い側の人間だなと思ったが、それでも生きづらさや周りとの違いを感じて毎日のように病んでいるのでめだかちゃんに共感することが多かった。
  • わたしはあなたの涙になりたい
    タイトルや表紙から受ける印象通り、泣ける系小説でした。
    中高生で本をあまり読んでいない人にはお勧めします。読みやすいし、いろんなことが起こるのですらすらと読めると思います。
    ただ、いろんなこと盛りすぎて「一人の周りでありえないこと起こりすぎだよー」って突っ込みたくなるから、普段たくさん読書している人...続きを読む
  • わたしはあなたの涙になりたい
    舞台は福島県郡山市。
    福島、、、、となると、タイトルとあいまって震災が題材かなと思った。ピアノを弾く少女が表紙なので、あの「奇跡のピアノ」かな、と思った。
    ダイビングシーンがプロローグにあるので、
    震災で沈んだものを連想して、なおさらそう思った。(震災の物語、ではなかった)
    2022年、今年の夏の高...続きを読む
  • わたしはあなたの涙になりたい
    物語的には面白かった。
    少し残念なところは、地元に寄り添って地区名や場所の名前を出しすぎて、福島県の地理がまったくわからない人にはあまり優しくないような気がした。
    また、冒頭で世界に数例と言っていた塩化病を主人公が2回も体験するのも作り物感が増して泣けなかった原因かもしれない。