松永ふみ子のレビュー一覧

  • クローディアの秘密

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    ネタバレ

    大貫妙子さんのメトロポリタン美術館の着想の元になってると言われてるのを見て、気になって借りた本。
    家出場所が美術館って良い着眼点(真似してはいけません・笑。
    姉弟のやり取りにほのぼのとしてしまいました。
    大人が読んでも楽しめる一冊。

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    2025年05月28日
  • クローディアの秘密

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    児童文学の名作のひとつとして、
    よく本書も名前が挙げられているので、
    どれどれ、と読んでみました。

    スタジオ・ジブリの宮崎駿さんも映画化したかった作品だそう。

    主人公の女の子クローディアが、弟を誘って家出をします。
    その家出に選んだ場所は、ニューヨークのメトロポリタン美術館。
    いったいどんな家出生活になっていくのか?

    おもしろかったです。
    たんたんとした文章ではありながら、
    引っ張っていくストーリーが強いんです。
    なので、自然と文章にも力が宿るという気がしました。
    無駄がなく、冗長さもほとんどなく、
    形容詞さえあまり使われないような文章で、
    しっかり読み手の気持ちを捉えていくというのには

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    2025年07月03日
  • クローディアの秘密

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    ネタバレ

    もう、設定が面白いし、家出するまでの流れがスッと入ってくるし、そこからのハラハラ感と結構美味しいもの食べるのね、という感じが、楽しい。時代的に、わからないところはあるかもしれないけれど。

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    2025年04月11日
  • クローディアの秘密

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    新たな秘密を持ち帰ることも冒険であり、
    秘密をただ持っているのは無いも同然であり、
    あいつは何か秘密を持っているぞと思わせながら所有する秘密こそ楽しくて価値がある。

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    2025年01月25日
  • クローディアの秘密

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    クローディアと同じ年齢のときに自分も家出を考えたっけ。
    美術館のような安全そうな場所は近くになくて断念したが、どこに寝泊まりするか想像をめぐらしたことを思い出した。
    すっかり忘れていたけれど、そんな自分もいたなぁ。いわゆる反抗期か。

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    2024年01月17日
  • クローディアの秘密

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    家出少女と少年の兄弟。
    家に居場所がない少女クローディアの気持ちがわかる気がした。家出後、美術館に隠れ住むのだが、そこで出逢う女神像にはある驚くべき秘密が。姉と弟が性格が全然違って面白い。二人ともホームシックにも全然ならないところは共通してる。親には申し訳ないが実際そんなもんだろうなと思う。
    岩波少年文庫は今読んでも面白いけど子供の時にもっと読みたかったなあ。

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    2023年09月09日
  • クローディアの秘密

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    有名な児童文学って昔のものが多いと思っていたけど、この作品は意外と最近の話だった。
    芸術作品を中心に児童文学を書くのは新しい発想で、すごいと感じた。
    ただ、登場人物の癖が強くて(特にフランクワイラー夫人)もうちょい普通の人でも良いのでは…と。
    題名は内容とすごく合っていてスッキリした!

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    2023年06月08日
  • クローディアの秘密

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    美術館の天使像に魅せられた、家出少女とその弟の物語。
    児童文学としてはシブいわあ〜と思いつつ、途中からハラハラする展開あり、案外楽しく読めました。
    好きなものに夢中になれるっていいなあーと純粋に思いました♪

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    2022年09月04日
  • クローディアの秘密

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    1967年にニューヨークで出版された児童書。さまざまなところで紹介されたり引用されたりしているので、読まねばと思いながらずっと未読で、いまさら読んでみた。
    展開は面白かったけど、凄く読みにくかった。私の読書力が低いせいなのですが。ごめんなさい。
    家出の動機が共感できないのとか、天使の小像にやたら捕らわれるところの理由とか入りこめなかったなぁ。残念。

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    2022年08月21日
  • クローディアの秘密

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    児童文学の名作を。メトロポリタン美術館へ家出という設定がなんだかどきどきする。文章の語り口が軽妙で良い。

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    2022年07月05日